ひろひろの生活日記(LIFE Of HIROHIRO)

パソコン講習とソフト開発をしています。自作小説も掲載しています。ネット情報発信基地(上野博隆)Hirotaka Ueno

裕也日記2014.1.30.001

2014年01月30日 16時47分14秒 | ぶらぶら日記
056、チベット(14)祐也日記
祐也は、祈った。
書物も読んだ。と言っても、漢字しか分からない。読みと意味をアジェスタに教えてもらった。
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0055_チベット(13)祐也日記

2014年01月30日 16時35分28秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0055_チベット(13)祐也日記

祐也は、宇宙のはじまりに参加した。
祐也だけではない、全ての人が参加していたかもしれない。
宇宙のはじまりには、心があった。
それは、母の心であり、父の心であり、師の心であった。
全てを愛し、
全てを導き、
欲望に負けない意志があった。
平和、協調の心があった。
戦争、独占など、
はじまりの心には無いのである。

アジェスタ「祐也、釈尊やキリストが説いた法は、」
「はじめから」
「この心を持っているのです」
「一つの宗教に説かれいる、そんな小さな名前ではないのです」

「ナムミョウホウレンゲキョウ」

「それは、はじまりの心の名前なのです」

アジェスタ「祐也、この曼陀羅を持っておゆき」
「それは、あなたのものです」
「この曼陀羅は、あなたの光と影です」
「あなたを照らし、あなたの姿を映すでしょう」

祐也は、静かに受け取ることにした。
なぜなら、全ての人の幸せを願うからである。
争いからは、幸福は、生まれないのである。
「アジェスタ 一週間、ここに居ていいですか?」
「かまいませんよ 裕也」アジェスタは、微笑み返事した。

裕也は、瞑想を再開した。
(悟の? 何を? まあいいかぁ)

つづく

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