ひろひろの生活日記(LIFE Of HIROHIRO)

パソコン講習とソフト開発をしています。自作小説も掲載しています。ネット情報発信基地(上野博隆)Hirotaka Ueno

0065_魔族の国(009)裕也日記

2015年03月24日 10時17分06秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0065_魔族の国(009)裕也日記

裕也が最終の勝者となった。
「最終勝者 裕也 この者を王とする」

「裕也 良かった。 あなたが一番」真奈美

「真奈美 無事でよかった。
 早く、この国から出たいな」
「明日、帰りの扉が開く。
 今日は、ゆっくりしなさい。
 王の誕生だ。
 盛大にお祝いしよう」魔族の女王。

魔族の国で盛大な宴が催された。
裕也は、自分が無理やり連れてこられ、
戦わせられたことなど全て忘れて
食って飲んだ。

そして、王の間の寝室にいた。
隣には、真奈美がいた。
真奈美の目は、青黒く輝いていた。
欲望が全身から妖気となって裕也を包む。
裕也を営みに誘った。
裕也に欲望の気持ちが湧きあがる。
二人は、欲望に気を任した。
「裕也 とても良かったわ」真奈美は言った。
裕也は、目を開け真奈美の顏を見た。
我に返った。瞳が青黒く輝いていた。
「お前は、真奈美か?」
「ふふふ 私は、魔族の女王の娘 アイリア」
真奈美と名乗っていた女性が答えた。

つづく


コメント
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