ひろひろの生活日記(LIFE Of HIROHIRO)

パソコン講習とソフト開発をしています。自作小説も掲載しています。ネット情報発信基地(上野博隆)Hirotaka Ueno

闇と光の慈愛のコントラスト(55)侵略

2019年06月22日 14時16分31秒 | 闇と光の慈愛のコントラスト(自作小説)
闇と光の慈愛のコントラスト(55)侵略

--侵略(005)--


闇の村にも夜が来た。
(父は、一人で農作業できるだろうか?
 いや、大丈夫だろう。
 父も助けに行くことを望んでいる。
 よし助けに行くぞ)
エンビは、意を決した。
夕闇に紛れて、エンビは、光の村を抜け出し、闇の村に向かった。
(エンビは、闇の村に向かったか?)ロイアナは、家の戸が開くのを聞き逃さなかった。
そして、家に招き用意していた光の民ロィタを呼んだ。
「ロィタ。エンビに見つからないように監視していておくれ。
 さぁ。行け」と言った。
ロィタは、見つからないように密かにエンビに付いていった。

つづく 次回(侵略006)

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