ひろひろの生活日記(LIFE Of HIROHIRO)

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0282_神々の合議(007)裕也の冒険-未曾暫廢③-

2020年11月25日 13時40分14秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)

0282_神々の合議(007)裕也の冒険-未曾暫廢③-

以下、天照大神の一族と裕也のやり取りです。

「イエスごときが神だと誰が決めた?」
「現に東に居わしますではないですか」

「南無阿弥陀仏など認めん」
「西方浄土があることは。ご存知でしょう。
 現にここは西方浄土です」
「ここは、ただの西の地球だ」

「イエス様の心は、南無妙法蓮華経です」
「そんなことがなぜ言える」
「私が、『南無妙法蓮華経』は宇宙の始まりの心の名であると名付けたからです」
「『南無妙法蓮華経』は、仏だ。生命に貫かれた法の名前だ」

「日蓮様も名付けたすぎません」
「久遠名義の義です」
「時代が変われば名付けれるのです」

「大聖人様っが、トップで良いではないか!」
「上下関係はない」

「法には、優劣がある」

「役目が違うだけです」

「基本。仏様に優劣はない」

「健康になるのに、祈っているだけですか?

 体をきたえるでしょう。

 それは役割の違いです。

 全ての仏様神様は同じように尊い」

「そもそも、神様と仏様に上下関係はない。
 仏様に神様は従わなければならないなど誰が決めたのだ」
「じゃ。我々も裕也に従う義理はない」

「私が『南無妙法蓮華経』を語るに足るか、
 証明するば良いのですか?
 いつでも身を投げる覚悟はあります」

「雪山童子(せっせんどうじ)は、身を悪鬼に投げ出し半偈を聞いた。
 そうだな、地獄の全行を成し遂げれば認めよう」
(どうせ、成し遂げれるわけがない)

「それは、全ての諸天善神の意見ですか?」

「我等もそう思う」

裕也は、地獄の行をすることになった。

「二言は、無いですね」
裕也は、念を押した。


つづく。 次回(地獄の行①)

#裕也の冒険 #自作小説 #神々の合議 #裕也 #未曾暫廢(みぞうざんぱい)


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