ひろひろの生活日記(LIFE Of HIROHIRO)

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闇と光の慈愛のコントラスト(86)闇は母

2020年11月27日 11時15分52秒 | 闇と光の慈愛のコントラスト(自作小説)

闇と光の慈愛のコントラスト(86)闇は母
==第二章、闇と光==
--闇は母(009)闇の未来①--


イリスは、話し出す。
「昔、人が生まれる時、イリノイスは、命の種を闇の種族からもらいました。
 その種から人間や動物が生まれたのです。
 この子の父は、闇の種族から使いで来たのです。
 名前をアンディアと言います。
 人の食料として小麦の粉を届けに来てくださいました。
 私は、アンディアを労(ねぎら)い持成(もてな)しました。
 パンや紅茶をお出ししました。
 そして、いろいろ話しました。
 私達は、植物を育てるので、気が合いました。
 食物と植物は多少違いますけどね。
 私は、その夜、闇の種族の村を見たくて
 光の天空城を抜け出したのです。
 偶然、アンディアに会いました。
 嫉妬を買ったみたいで、
 マイァシと言う光の神に『密会』したと
 イリノイスに報告されてしまいました。
 イリノイスは、激怒して、私を辱(はずかし)めたのです。
 私は、子供を宿(やど)しました。
 神が子供を宿すことは珍しいことです。
 私は、生むと決めました。
 そして、マイァシに誘われ天空城をでました。
 マイァシは、私を殺すきでした。
 私は、短剣で刺されました。
 それの剣を止めて、また助けてくれたのがアンディアです。
 しかし、アンディアは、剣の魔力で亡くなりました。
 最後の力をお腹の子に与え、そして、私たちを逃がしたのです。
 私たちは、気付くこの島にいました。
 これがこの島にいる経緯(けいい)です」
イリスは、話を休めた。

「今度は、これからについて話します」
イリスは、続いて口を開く。


つづく。 次回(闇の未来②)

#闇と光の慈愛のコントラスト #自作小説 #サンディア #アクティス #闇は母


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