不思議なハートの力00064リレーション①
--リレーション①--
朋子は、神海に抱き着いた。
朋子の体から光の粒が浮き上がる。
そして、神海の鎖骨に着く。
「パチィ」
「うぅ」
神海は、初めて受ける感覚である。
それは、骨の温かみがある。
「危なかったね」
神海は、優しく言う。
「あの塀を飛び越えたの?」
朋子は感心する。
「とっさであまり覚えてない」
神海は、誤魔化す。
「ありがとう。神海君」
真菜美もしぶしぶ礼を言う。
「私の家に来ませんか?」
「何?」(襲われるの?)( ゚Д゚)
「朋子さんも真菜美さんも。私の家でもお茶でもいかがですか?」
「はい」(襲われてもいい)((+_+))
朋子は返事する。
「私もいきます」
真菜美は、朋子を一人で行かすことは出来ないと自分も行くことにする。
神海は、携帯を取り出した。
そして、電話をかける。
3人は、塀を回り門からでた。
パトカーが、到着している。
数人の警官が運転手を囲み、事情を聴取している。
人が集まりだしている。
暫くして、神海の送迎車が交差点に到着したとメールが入る。
やりすごそうとしたが、見つかり3人も事情を聴かれる。
しかし、「急に車が突っ込んで来て慌てていて詳しくは分からない」と答えた。
名前と連絡先を告げて終わった。
3人は、交差点に出て送迎車に乗った。
つづく。 次回(リレーション②)
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