0276_神々の合議(001)裕也の冒険-神々の合議パート2-
--神々の合議パート2--
裕也は、目的をまだ達成していない。
ゼウスたち光の神に施したイメージの世界を解いた。
これは、ミディアムの魔族の像から得た力かもしれない。
ゼウスは、イメージから解放されて、
自身の頭を両手で押え確かめた。
ちゃんと頭蓋骨があり髪の毛もくっいている。
ゼウスは安堵(あんど)した。
裕也は、何もなかったように話しかける。
「ゼウスさん。神々の合議に参加してくださいね」
ゼウスは、裕也がどういう人間か少しは分かった気がした。
しぶしぶに答える。
「分かった。出席する。
いつだ。時間は?」
裕也は、徐(おもむろ)に近づいた。
ゼウスの手に指輪を嵌(は)めた。
「この指輪で連絡します」
裕也は、ゼウスに答えた。
そして、アクストラに言う。
「アクストラさん。
指輪で情報の連携をお願いします」
裕也とアクストラは、ゼウスの所を去った。
(これで、合議が開けますね)
(そうですね)
2人は、東の宇宙の合議室に向かった。
と言っても、2人は、姿を消し次元移動した。
つづく。 次回(Hビル)
めも:表題を変えました。
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