闇と光の慈愛のコントラスト(37)血の約束
2人は、苔と本を持って、アイリスの家にやってきた。
これから、草の病に効く薬を作るのである。
「鍋鍋 大きな鍋を用意して 本を231ページ目を開いてと」
アイリスは、鍋に苔をいれた。
水を入れながら苔をすり潰していく。
苔は粘り気を出してくる。
どんどん潰す。
鍋一杯に緑の液ができたあがり、ぐつぐつ煮たつてきた。
「エンビさん もう少しでできますが
後一つ、しなければならないことがあります」
「それは、何ですか?」エンビは、もう薬は、勝手にできると
思いこんでいたので、すこし驚いて尋ねた。
「それは、草についた細菌を殺すために
私の血をいれなかればなりません
免疫と言うか…」
「はい あなたの血を入れるのに何か問題があるのですか?」
アイリスは、親切だったのでエンビは当然してくれるものと思ったが。
「聞いてほしいお願いがあるのです」とアイリスは正直に言った。
「何ですか?出来るだけのことはします」エンビは答えた。
「あなたのことがもっと知りたいです
草の病気が治ったあとも
会ってくれますか」アイリスは、エンビに不思議な気持ちを抱いていた。
「おやすいことです」エンビも嫌いではないし、なおさらアイリスには、
お世話になったから快諾した。
「じゃ!遠吠えを合図にしましょう」
「分かりました」
アイリスは、ナイフで指を少し傷つけ、鍋に血を一つ滴たらした。
指からは、金色の液体が一つ滴、鍋に落ちた。
緑の液体は、みるみる金色に変わった。
エンビは、驚いた(金色!!!アイリスの体には、金の血が流れているのか
神様? いやそんなことはないない)
「出来上がりです」アイリス。
「それでは、すぐに村まで運びましょう
アイリスも来てください」エンビは、目的を達成できたので安堵した。
つづく 次回(運命の岐路)
2人は、苔と本を持って、アイリスの家にやってきた。
これから、草の病に効く薬を作るのである。
「鍋鍋 大きな鍋を用意して 本を231ページ目を開いてと」
アイリスは、鍋に苔をいれた。
水を入れながら苔をすり潰していく。
苔は粘り気を出してくる。
どんどん潰す。
鍋一杯に緑の液ができたあがり、ぐつぐつ煮たつてきた。
「エンビさん もう少しでできますが
後一つ、しなければならないことがあります」
「それは、何ですか?」エンビは、もう薬は、勝手にできると
思いこんでいたので、すこし驚いて尋ねた。
「それは、草についた細菌を殺すために
私の血をいれなかればなりません
免疫と言うか…」
「はい あなたの血を入れるのに何か問題があるのですか?」
アイリスは、親切だったのでエンビは当然してくれるものと思ったが。
「聞いてほしいお願いがあるのです」とアイリスは正直に言った。
「何ですか?出来るだけのことはします」エンビは答えた。
「あなたのことがもっと知りたいです
草の病気が治ったあとも
会ってくれますか」アイリスは、エンビに不思議な気持ちを抱いていた。
「おやすいことです」エンビも嫌いではないし、なおさらアイリスには、
お世話になったから快諾した。
「じゃ!遠吠えを合図にしましょう」
「分かりました」
アイリスは、ナイフで指を少し傷つけ、鍋に血を一つ滴たらした。
指からは、金色の液体が一つ滴、鍋に落ちた。
緑の液体は、みるみる金色に変わった。
エンビは、驚いた(金色!!!アイリスの体には、金の血が流れているのか
神様? いやそんなことはないない)
「出来上がりです」アイリス。
「それでは、すぐに村まで運びましょう
アイリスも来てください」エンビは、目的を達成できたので安堵した。
つづく 次回(運命の岐路)