0167_西方浄土(011)裕也の冒険
--浄土②--
--浄土②--
祈り始めて三日が経った。
裕也は、仕事から帰って、夕食をすませのんびりテレビを見ていた。
(裕也 裕也 裕也さん)
心に呼びかけるものがあった。
(誰ですか?)
裕也は、返事した。
(釈迦です)
「え!本当にお釈迦様ですか」
裕也は、喜びで声を上げた。
「唐突ですが。
お釈迦さまに聞きたいことがあります。
西方浄土は、本当にあるのですか?」
裕也は、慌てて尋ねた。
釈尊は、静かに語った。
(それでは、お話します。
私は、悟りを開きました。
そして、未来、理想の社会が実現したかを見たくて、
一思(いっし)で東行しました。
思念は、時空を超えて
いくつもの宇宙を超え、
声を頼りに
ここにたどり着きました。
そして、私は見ました。
東の地球を…。
戦争も兵器もなく、
神様仏様の子の星。
しかし、地球の人と共につながり生きている。
その宇宙を裕也が創ったと聞き、
驚きました。
そこで、ここに尋ねてきたのです。
それでは、裕也の質問にお答えしましょう。
西方浄土は、今は、まだありません。
今はです。
今度は、私から裕也へのお願いです)
裕也は、仕事から帰って、夕食をすませのんびりテレビを見ていた。
(裕也 裕也 裕也さん)
心に呼びかけるものがあった。
(誰ですか?)
裕也は、返事した。
(釈迦です)
「え!本当にお釈迦様ですか」
裕也は、喜びで声を上げた。
「唐突ですが。
お釈迦さまに聞きたいことがあります。
西方浄土は、本当にあるのですか?」
裕也は、慌てて尋ねた。
釈尊は、静かに語った。
(それでは、お話します。
私は、悟りを開きました。
そして、未来、理想の社会が実現したかを見たくて、
一思(いっし)で東行しました。
思念は、時空を超えて
いくつもの宇宙を超え、
声を頼りに
ここにたどり着きました。
そして、私は見ました。
東の地球を…。
戦争も兵器もなく、
神様仏様の子の星。
しかし、地球の人と共につながり生きている。
その宇宙を裕也が創ったと聞き、
驚きました。
そこで、ここに尋ねてきたのです。
それでは、裕也の質問にお答えしましょう。
西方浄土は、今は、まだありません。
今はです。
今度は、私から裕也へのお願いです)
つづく 次回(西方浄土012)3っの地球。