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UFOは存在するのか?

2007年10月05日 22時31分00秒 | 学術・教育
色々と事情があって最近ブログ更新できません。申し訳ありません。
病気や怪我などでは無いので御心配は無用です。

10月4日の『木スペ』(NTV系)で「UFOVS世界の科学者100人」という番組が放送されました。
冒頭テロップで提供スポンサーが「ペヤングソースやきそば」と出てまず爆笑。
UFOだろ(笑)? まあ、そこまで計算してたら、この目論見は成功だな。こうしてブログに書いてる奴もいる訳だし……。

ところで「UFOって信じる?」と聞かれても答えようがない。そもそもUFOとは「Unidentified Flying Object」、日本語に訳せば「未確認飛行物体」である。つまりは「何か解らないモノ」だから、信じるとか信じないとかいう話ではない。安直にUFO=空飛ぶ円盤とはならない。さらに言えば「物体」と断定するのも疑問で、生物かもしれないし自然現象かもしれない。「未確認飛行対象」とでも言うべきか?
それが宇宙人の乗り物というのは飛躍でしかない。
科学が全てを解明した訳ではない現代において、まだまだ未知なる領域はいっぱいあって、その意味でUFO(意味通りの何だか解らないもの)は有って当然だが、それを円盤とか宇宙人に直結するのがミスリードと感じる。

空飛ぶ円盤が宇宙人の乗り物説を唱える人々が決まっていうのは、この広い宇宙に知的生命体が存在するのは地球だけである筈がない――という話。まさしく、そう思う。宇宙に存在する知的生命体が地球の人類だけであるほうがおかしい。しかし、だから宇宙人が地球にやって来て不思議はない――という話は、三次元の思考で、「時間」という物を考慮していないように感じる。
地球の歴史を1年に例える。地球誕生を1月1日の午前0時としよう。すると人類が地球に現れるのは12月31日の午後11時42分ころとなる。知的生命体が存在する地球よりも、知的生命体が存在しない地球のほうが圧倒的に長いのだ。このタイムスケジュールは他の知的生命体が存在しているかもしれない天体においても同様だろうと感じる。
つまり空間だけを考えれば他の天体に知的生命体が存在する確率は十分だが、それに時間を加味して考えれば、他の知的生命体と「未知との遭遇」する確率は、宝くじで300円当たるのと3億円当たる以上の大きな開きがある。

とまあ、そんな事を考えながら楽しく観ていたのだが、番組後半で「なぜ人々はUFOを見るのか?」という社会学や心理学、また大脳生理学みたいな話は大いに参考になった。
例えば「人間は無意味な物に意味付けする」という話。
(^_^)とか(ToT)なんていうのは単なる記号の羅列でしかない。しかし人間は、これを顔みたいに見ることができる能力があるんだね。そう言えば、むかし『特命リサーチ200X』でも「なぜ幽霊を見るか?」で同じような脳のメカニズムの話をしていた。
また「同調性バイアス」の話では、「みんながAと言えば、自分はBに見えていてもAに見えてしまう」という話。これUFOだけに限定した話じゃないよな。例えば裁判員制度。この同調性バイアスが働いたら大変ですよね。そうそう、沖縄の集団自決問題が取り沙汰されてますが……おっと、いかんいかん。今回はハードな話を書く気力が無いんでUFO話にしたのに……(笑)。

いや~、今は大相撲のリンチ事件とか、ミャンマーの射殺事件とか、沖縄の教科書とかを書く気力が無いんです。「あそこは絶対に取り上げてるだろう」とTB予定してたブロガーの皆様、真にすみません。
まだ当分はたまにしか書けないかもしれませんが、閉鎖する気はありませんので末永いお付き合いを宜しくお願いしますね。


コメント
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