時代のウェブログ

イマを見つめて
提言します

亀田会見でなぜか古畑任三郎を想い出す

2007年10月26日 16時09分00秒 | スポーツ
亀田興毅の会見で興味があった質問は「一連のパフォーマンスは誰が考えたのか?テレビ局の演出か?」という物。朝のワイドショーでは生中継だったため各局でそのまま中継されたが、昼以降は編集となった。
テレビ朝日の『ワイドスクランブル』では、ただ「自分たちで考えた」という部分だけが放送されたが、TBSの『ピンポン』では「テレビ局の演出などはなく……」という前段の部分から丁寧に放送されていた(笑)。

古畑任三郎ファイナルとして放送された『今、甦る死』という話を思い出した。村の開発計画の対立から殺人事件が起きる。犯人は藤原竜也が演じる青年なのだが、古畑に「これほど完璧な殺人計画を私は知らない」と言わせる巧妙なトリックが仕掛けられていた。藤原の恩師で開発反対の石坂浩二演じる博物館長が、知らず知らずのうちに藤原を心理誘導して殺人を実行させていたのだ。直接、犯罪を起こすように働きかければ犯罪教唆という立派な罪になる。しかし深層心理を巧みに操り、あくまでも実行者本人が自分の意志で決断したように疑いなければ罪に問えない。

TBSのディレクターが「ハンバーガーを食ってください」とか「フライパンを曲げてください」なんて細かな演出をしたとは考えられない。しかし亀田一家がもてはやされて、ボクシングだけでなく『朝ズバッ!』や『サンジャポ』などの番組にチヤホヤされて担ぎ出されていたのは、彼らのパフォーマンスのおかげであることを亀田ファミリーは充分に自覚していただろう。そして亀田一家のパフォーマンスはどんどんエスカレートしていった。まるで石坂浩二が藤原竜也に殺人を決意させるような巧妙な仕掛けに似た仕組みを感じた。

この『今、甦る死』には続きがある。犯人と疑われた藤原は、狂言自殺を試みるが火薬の分量を間違えて事故死してしまう。ここにも石坂の巧妙な仕掛けが隠されているのだが、あとは興味があるならばDVDなどでご覧下さい(笑)。ともかく石坂は藤原に自分の意志を代行させ、さらには彼を葬ることに成功する。
かつて亀田ファミリー擁護一辺倒だったTBSの報道も、痛烈な亀田史郎批判が聞こえる。その一方では興毅への激励や金平会長への労いも聞こえてくる。用無しになった史郎は切り捨てて、今後は金平と組んでまた亀田兄弟で稼ぐつもりか。こんな所もなんか『今、甦る死』に似ている感じだ(笑)。