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期限切れ弁当減少でリサイクル業者が倒産

2009年07月09日 12時26分00秒 | 社会・経済
廃棄弁当不足で再生法申請、負債33億円 [7日22:36]

期限切れ弁当を家畜飼料にリサイクルしているのは、何度もテレビで見た。
費用的に見ればリサイクルするよりもゴミとして廃棄するほうが安いらしい。
エコロジーに取り組んでいる姿勢を示すことで、企業イメージアップが狙いだろう。
だがリサイクルよりももっと良いのは期限切れ食品を減らすことだ。
その結果、こんな矛盾したことが起きてしまう。

明治製菓のガム「キシリッシュ」で、ギャラアップを求めるキムタクに「おいしさを長持ちさせれば、売り上げが減るかもしれない」とやはぎが言うユニークなCMがあるが、それも同じか。
廃棄弁当が減った背景には、前に書いた「コンビニ、値下げ品目を拡大」も影響しているかもしれない。さらに「公取委、セブン値引き制限を不当と認定」ということから、期限切れ間近の弁当の値引き販売が一般化すれば、さらに減りそうだ。
期限切れ処分食品が減るのはエコロジーにとっては良いことだが、その結果としてエコロジーに取り組んでいた企業が倒産してしまう矛盾点……。
万事うまく解決するのは、なかなか難しそうだ。