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ウルトラセブン復活

2007年09月08日 06時08分00秒 | 音楽・芸能
特撮ヒーロードラマ「ウルトラセブン」の誕生40周年記念作品「ウルトラセブンX」(CBC、TBS系)の制作発表会。

「ウルトラマンメビウス」終了以降、しばらくウルトラシリーズが途絶えていただけに、ファンにとっては待望の復活となりそうだ。放送時間が深夜2時15分からということで、完全に大人をターゲットとした番組。心配なのは、地方での放送だ。記事ではCBC、TBS、MBSとなっているが、三大都市圏だけでなく、地方でも放送してほしい。時間帯変更でも良いから。
ウルトラシリーズの中でもウルトラセブンはマニア色が強く、大人向けの色彩が強かった作品という気がする。単なる怪獣退治から、ダンとアンヌの想い、ダンの葛藤なども描かれ、特に最後の「史上最大の侵略・前後編」は特撮史上に残る名シーンがある。また被爆症を取り上げ、被爆者団体から抗議されたため永久に再放送されない話(第12話「遊星より愛をこめて」)があるなど、やはり従来のウルトラシリーズとは一線を画している感があった。この12話の監督はジャミラ(マン)やメトロン星人(セブン)など、特異な設定で色々と話題となる実相寺昭雄監督である。

ウルトラセブンにイデオロギーを感じる作品が多いのは、怪獣や宇宙人と戦うウルトラマンから、宇宙からの侵略にポイントを絞ったことが大きいと感じる。中には「人類が地球の侵略者だった?!」(ノンマルトの使者)というような、今でもぜひ見たいようなテーマの作品もある。


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