チェコの首都プラハで開幕したIAU(国際天文学連合)の総会から、色々と面白い話題が伝わってくる。
まずは15日のライブドア・ニュース★から。
冥王星が惑星でなくなる?
天文学者が議論しているらしい。
世界で一番小さな大陸はオーストラリア大陸で、世界で一番大きな島はグリーンランドである。なぜか?
それは「オーストラリア大陸以上の面積を持つ陸地を、大陸と呼ぶ」と決められているからだ(笑)。いじわるクイズだな。
惑星の定義を調べてみると、「太陽を周り、ある程度の大きさを持ち、軌道を占有している天体(Wikipedia)」と書かれている。「ある程度の大きさ」って(笑)。
ゼナは冥王星よりでかいらしい。というか冥王星が当初、予測されていたよりも遥かに小さいらしい。小惑星帯には冥王星よりもでかい天体がたくさんあるが「軌道を占有している」という部分が引っ掛かり(”帯”なので占有していない)、かろうじて冥王星の立場は守られたそうだ。しかし冥王星も軌道を占有していないという学説もある。ちなみに小惑星帯の最初の1個が見つかった時は、一時的に「新惑星」と考えられたそうだ。のちにぼこぼこ発見されたので「小惑星帯」に変更された。
別に冥王星が惑星だろうがそれ以外の天体だろうが、どっちでも良い。天文学者以外で困るのは、SF作家と占星術師くらいだろう。
あらら、冥王星が外されて8個に減るの? と思っていたら、翌16日の毎日新聞★は「3個ふえて12個になる案が浮上」という報道が。
増やすにしても、減らすにしても、結局匙加減ひとつなんですね。
でも名前はどうなんのかなぁ。火星や天王星という日本名と、カロン・セレスなんていう英語名の混在はしっくり来ないなあ。やっぱり○○星って付けて欲しいのだが。
なんて思っていたら、テレビのニュースによると「12個案が採用されると、新たに惑星に認定される可能性がある天体は合計24個になるかも」という報道が。
24個?
とても「水・金・地・火・木……」なんて簡単に暗記できる数じゃなくなるな……。
そのうち「水素・ヘリウム・リチウム・ベリリウム……」っていう規模になるかもしれない。
天文学者や占星術師だけでなく、全国の受験生に影響を与えることになりそうだ。
なんてうまくまとめたつもりでいたら、また冥王星削減8個案になりそうとか?★
なんだか、すごく楽しそうなんですけど……。
天文学者になればよかったby.さだまさし★
結論→8個案が採択されました。★冥王星にはなんの恨みも無いが、何でも思い通りになると思っているアメリカが、今回は思い通りの結果にならなかったのは、ちょっとだけ小気味いい(笑)。
まずは15日のライブドア・ニュース★から。
冥王星が惑星でなくなる?
天文学者が議論しているらしい。
世界で一番小さな大陸はオーストラリア大陸で、世界で一番大きな島はグリーンランドである。なぜか?
それは「オーストラリア大陸以上の面積を持つ陸地を、大陸と呼ぶ」と決められているからだ(笑)。いじわるクイズだな。
惑星の定義を調べてみると、「太陽を周り、ある程度の大きさを持ち、軌道を占有している天体(Wikipedia)」と書かれている。「ある程度の大きさ」って(笑)。
ゼナは冥王星よりでかいらしい。というか冥王星が当初、予測されていたよりも遥かに小さいらしい。小惑星帯には冥王星よりもでかい天体がたくさんあるが「軌道を占有している」という部分が引っ掛かり(”帯”なので占有していない)、かろうじて冥王星の立場は守られたそうだ。しかし冥王星も軌道を占有していないという学説もある。ちなみに小惑星帯の最初の1個が見つかった時は、一時的に「新惑星」と考えられたそうだ。のちにぼこぼこ発見されたので「小惑星帯」に変更された。
別に冥王星が惑星だろうがそれ以外の天体だろうが、どっちでも良い。天文学者以外で困るのは、SF作家と占星術師くらいだろう。
あらら、冥王星が外されて8個に減るの? と思っていたら、翌16日の毎日新聞★は「3個ふえて12個になる案が浮上」という報道が。
増やすにしても、減らすにしても、結局匙加減ひとつなんですね。
でも名前はどうなんのかなぁ。火星や天王星という日本名と、カロン・セレスなんていう英語名の混在はしっくり来ないなあ。やっぱり○○星って付けて欲しいのだが。
なんて思っていたら、テレビのニュースによると「12個案が採用されると、新たに惑星に認定される可能性がある天体は合計24個になるかも」という報道が。
24個?
とても「水・金・地・火・木……」なんて簡単に暗記できる数じゃなくなるな……。
そのうち「水素・ヘリウム・リチウム・ベリリウム……」っていう規模になるかもしれない。
天文学者や占星術師だけでなく、全国の受験生に影響を与えることになりそうだ。
なんてうまくまとめたつもりでいたら、また冥王星削減8個案になりそうとか?★
なんだか、すごく楽しそうなんですけど……。
天文学者になればよかったby.さだまさし★
結論→8個案が採択されました。★冥王星にはなんの恨みも無いが、何でも思い通りになると思っているアメリカが、今回は思い通りの結果にならなかったのは、ちょっとだけ小気味いい(笑)。
これはですね、惑星とは「ワクワクするもの」が定義ということで、親爺は納得し始めたのであります(納得の風呂上りビール汗)。
いあ、増えたり減ったり偉い人の議論は喧しいな、と(笑)。
親爺様は、とうに「不惑」の域に達しておられると思いますが……(失礼汗)。
15日のライブドア第1報で「冥王星が外れる」と書いたところ、翌日、大マスコミがこぞって「12個に」と報道し、先走った当方は独りガリレオ気分でおりましたが、今は寧ろ先達者の気分です(お前が取材したんじゃ無い)。
思うに1減案はインパクトに欠ける未定案なのでスルー、3増案は未定案でも面白いので一斉報道になったのでせう。
惑星程度ならば良いのですが、世界情勢等についても、この姿勢かと思うと、小さな3行ニュースを拾って行くことの大切さを痛感しております(世界は惑星より小さいが汗)。
ともかく、今後も新居で宜しくお願いします。
こちらからも張らせていただきました。
今後とも よろしくお願いいたします。
今回の顛末は面白かったですね。
ニュースを見ていて、わくわくしました。
最後は“常識”が勝った、というところでしょうか。
IAUには、次のネタも 期待したいところです。 (^^)