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猪口元大臣 比例名簿24位で出馬断念

2009年08月18日 01時08分29秒 | 政治
猪口氏 名簿24位で不出馬決意。
 自民党前衆院議員の猪口邦子元少子化担当相は17日午後、党本部で記者会見し、衆院選比例代表東京ブロックで、党執行部から当選が困難視される24位を言い渡されたため、不出馬を決意したことを明らかにした。その上で「なんとしても2期目の代議士として仕事を続けたいとの気持ちは、決断を下した方がご存じだ」と述べ、執行部の判断に無念さをにじませた。
 猪口氏によると、16日に細田博之幹事長が名簿順位を通告。猪口氏が2005年の郵政選挙初当選組の「生みの親」である小泉純一郎元首相に電話で報告したところ、小泉氏から「(執行部は)わたしの言うことも聞いてくれないので残念だ。しかし、人生いろいろ、総裁もいろいろだから仕方がない」と慰められたという。
 

本人は「元大臣」って自負があったんだろうけど、今の自民党じゃ仕方ないかも。
ハッキリ言って「小泉チルドレン」はもう邪魔者でしょ?
冷静に見れば、次の選挙で自民党の現職の1/3は落選する。
目下のところ、8月30日の開票速報の最大の関心事は「落選する自民党の大物代議士は誰か?」ってことだね。
この前の参議院選の片山虎之助落選みたいな事例がいくつも出てきそう。
総理経験者や現職閣僚ですら危なそうな人が……。

猪口さんは無念だろうが、あるいはしたたかな計算の上での不出馬かもしれない。
次の総選挙は多分、政権交代となろうが、民主党政権が磐石とはとても思えない。
選挙後に政界再編でも起きれば尚更だ。
今回は4年間に渡って総選挙が無かったが、次の次の総選挙が2013年なんて保証はない。
むしろ次の次は早い……と見る方が妥当だろう。
今回「犠牲者」になることで、次の次での返り咲きは十分に有り得る。
それこそ「杉村太蔵、奇跡の復活」なんてことすら全く無いとは言えないのが伏魔殿永田町の不気味な部分なのだろう。



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