小沢第一秘書、不正献金で逮捕

小沢民主党首の第一秘書逮捕――西松建設不正献金

まあ不思議はない。
現在、現役の政治家で田中角栄の政治手法を一番受け継いでいるのは小沢一郎じゃないかと思う。
選挙の上手さ、金集めの幅広さなど……。
自民党の旧田中派は、今は津島派というらしいが、そこにいるメンバーよりも民主党のほうがよほど田中派っぽい（笑）。鳩山由紀夫とか渡部恒三とか羽田孜とか……。菅直人みたいな左側の人間と手を組んでるからバリバリ保守のイメージが薄いのかもしれないが、田中角栄といえば米国主導に対する日本の自活手段として中国と手を組もうとして日中国交回復を果たした人物。権力把握の手段にゃイデオロギーは二の次なんです。田中眞紀子が小沢一郎に接近してるのは、父親を裏切った竹下登（今や元首相というよりDAIGOの祖父としてのほうが有名か？）を再度裏切った――つまり「敵の敵は味方」って考え方だろうが、田中家のＤＮＡに親しみを感じるのかもしれない（笑）。

かつて角福戦争と言われる田中角栄と福田赳夫の激烈な戦いがあった。同じ自民党から２人の総理候補が出るというハチャメチャぶり。「数の力」ではずっと田中派が勝っていたが、小沢や鳩山などが新生党や新党さきがけで分かれて出たうえに、小泉ブームで当時の森派（旧福田派）が一人勝ちしたせいで、自民党内の勢力図は完全に逆転している。津島派（田中→竹下派）は町村派（福田→森派）の足下にも及ばない。
むしろ自民党（町村派主権）VS民主党（小沢代表）の戦いのほうが、かつての角福戦争の政権争いに似ている。
民主党に政権が代われば政治が一変すると幻想を抱く方がいるかもしれないが、そう大きくは変わらない。それを証明するかのような今回の逮捕劇であろう。

百貨店、総額１億円の抽選会

２ケタ下落の百貨店　総額１億円の抽選会の「販促」も

１万人に１万円の買い物券が当たる大抽選会

１万円以上買うごとに、総額１億円分が当たる

こんな表示を見ると、「スゴイ大出血」のように感じられるが、例えば100人に１人をタダにするって事はデパート側の出費は「全品１パーセント割引セール」をするのと一緒、50人に１人をタダにしても２パーセント割引と一緒になる。
今のご時世、「２パーセント割引セール」なんて銘打ってもそれほど客が来るとは思えない。しかも現金じゃなく商品券。結局は自分の店でまた買い物してもらえる。
なかなかうまいアイディアだと思う。

問題山積の定額給付金。本気で消費拡大を狙うならば現金ではなく商品券にするべきだと何度か書いたが、結局、現金で配布するようだ。本当に「官」は頭が固い。
だから、なんでもかんでも「民営化」したほうが良いんだよ（暴論～汗）。

「オールナイトフジ」１８年ぶり復活

「オールナイトフジ」１８年ぶり復活

オールナイターズとか懐かしいねえ。
とんねるずがブレイクしたのも、この番組からだった。

流れ的にはラジオの「オールナイトニッポン」のテレビ版として「オールナイトフジ」が登場、そして女子大生から女子高生に素人たちを変えて、夕方の番組にしたのが「夕やけニャンニャン」ですね。秋元康はこの頃、飛ぶ鳥を落とす勢いだったね～。

だけど、今の時代、どうなのかな？
あの頃は深夜になればラジオ聴くとかテレビ見るしか無かったけどね～。今はネットがあるからね～。
アダルトビデオ情報とか、かなり際どいアングラ的な内容を売りにしてたけど、アングラ情報ならネットにゃかなわないし（笑）。最大のライバルは他局の番組じゃなくて、２ちゃんねるかも（笑）。

いろんなニュースをまとめて

コメント短めでニュースを３題ほど。

「拉致はカネで」…危うさ露呈「小沢首相」
スポーツの試合などで、片方がミスばかりしていると、相手チームも次第にミスが増えることがある。
相手がひどすぎると緊張感が欠けてしまうのかも。
先の「米軍は第七艦隊だけいればよい」に続き、このところ物議を醸す発言が多い小沢民主党代表。
なんか「らしくない」感じ。「なんで、いま、そんな事を言う必要あんの？」と聞いてみたい。
相手の麻生総理が失言・失態ばかり繰り返しているから小沢さんまで「ブッツン」しちまっているのかな？


ネットで「愛人契約詐欺」、新たに女性２６人被害か
ＳＰＡＭメールがいっぱい来る。
「愛人募集」なんて件名の物もたくさん来る。
もちろん読まずに全部、捨てている。
だいたい「最初に金を払え」っていうような儲け話は99％詐欺と思って間違いないだろう。
この例の騙し方は結婚詐欺の代表的な感じだけど、結婚詐欺じゃなくて愛人詐欺なのか。
騙された女性が26人もいたって、騙された方のモラルの低さも嘆かわしい。
愛人募集なんかにホイホイ引っ掛かるなよな。


「美しく死にたい」　脳腫瘍の英女性、整形手術でデミ・ムーアを目指す
「そういう人もいるんだろうな」ってだけの感想だけど……。
でも、こういう例はこの人が初めてって事でもないような気がする。
大々的に報じられるところに、『おくりびと』のアカデミー賞受賞が影響しているような気がする。