西向きのバルコニーから

私立カームラ博物館付属芸能芸術家研究所の日誌

2008年始動

2008年01月05日 13時34分00秒 | Weblog
 慌ただしく、そして一方でのんびりと過ごした年末年始。ブログの更新も10日ぶりとなった。


 1月1日で、私たち夫婦もちょうど結婚1周年、いわゆる紙婚式を迎えた。
 二人ともそんなに若くもないので、他人に冷やかされるほど熱い新婚生活といったものではなかったように思うが、かと言ってそんなに大きなトラブルもなく、まずまず平和に過ごせたこの1年であった。

 そんな私たち夫婦の出会いの場となったのが、一昨年行われた第2回シネアスト・オーガニゼーション・大阪エキシビション(CO2)。私が出演した二つの作品で、妻はケータリングスタッフとして参加していたという訳だ。

 そのCO2も、今年で第4回を迎える。実のところ、3月に梅田のHEP HALLで開催される上映イベントに向けて、現在も五つの作品が製作進行中となっている。http://www.co2ex.org/

 そして私も、そんなひとつの作品に参加している。2年ぶりのCO2出演となるその作品は、高木駿一監督の『都会の夢(仮)』。役どころは、主人公菊池尚人の父親、剛三。これがまた精神科医でありながら自らも病んでしまっているという、かなり複雑で難しい役。
 年末の撮影では、どうも集中力が持続できず、長台詞も飛んでしまって、他のキャストやスタッフに随分と迷惑をかけてしまったが、今年の初仕事となった昨日の撮影では、役作りもまずまずの状態で本番を迎えることが出来たし、なんとかかんとか良い芝居が出来たように思う。
 深夜に及んだ撮影から帰宅したのが、午前2時過ぎ。実はまだ撮影時のテンションを引き摺っているようで、目が冴えて眠り難い。良い仕事が出来た時は、こんなものである。


 さてさて今年は、またどんな良い仕事に巡り合えることやら……? 取り敢えず今は眠るとするか。良い夢でも見ながら……。