西向きのバルコニーから

私立カームラ博物館付属芸能芸術家研究所の日誌

追悼 背番号8

2008年01月31日 18時48分00秒 | Weblog
 今月21日、元プロ野球選手の加藤博一氏が亡くなった。

 プロ現役生活21年の内、7シーズンを阪神で過ごした。

 私は、阪神時代の加藤選手が好きだった。
 内野も外野も守れて、俊足。大洋にいたミヤーン選手から譲り受けたとされる「擂りこぎバット」も魅力的だった。
 一方で、宴会部長の異名もあった。ファン感謝デーでのピンクレディーの形態模写も、楽しませてもらった。

 ファームで調整中の加藤選手が、藤井寺球場に登場した際も、試合中にも拘らず、子供たちの声援に笑顔で答えていたのを思い出す。

 背番号32番での活躍が評価され、念願の背番号8を獲得した加藤選手であったが……、不運にもその後怪我に祟られ、残念ながら8番を付けた後の勇姿は、あまり見ることは出来なかった。


 先日、実家の押入れを探してみたら、阪神の8番を付けた加藤氏のブロマイドが出てきた。
 貴重な貴重な、1枚のブロマイドになってしまった。

 合掌。