乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

英国ロイヤル・バレエ団「エリザベス」4,5★ 2016年 イギリス ロイヤル・オペラ・ハウス

2020-07-06 | TVで舞台


 英国ロイヤル・バレエ団「エリザベス」4,5★ 
 2016年 イギリス ロイヤル・オペラ・ハウス

 愛と虚栄と性と人生を感じる秀作。
 こんな作品がTVで見ることができるとは、幸せだと感じさせる作品の一つ。

 美しい露骨では無い性的表現に加えて、1/3位の場での
 「 お慕いして います
  (レレレソ  ミード)
   キーギー  ギーギー
  (レーソー  ミードー)」
といったようなファンキーなリズムで、明るく表現する部分もあった。
 これを見て、櫛で髪を撫でつければ、性的表現となるなどの歌舞伎的表現を思い浮かべていた。

 韻に韻を重ねた、シェークスペアか、或いはマザーグースのような台詞。
 ダウランドの編曲も何曲か取り入れられ、心ときめく。


 台詞的で印象深かったのは
「愛は、フィクション ストリー」

 場面で印象深かったのは、年をとったエリザベスは、真実を伝えない歪めた鏡を見ていたが、病を患い、本当の姿を見たいと切望し、鏡で自分の本当の姿を見て、愕然としたその表情と仕草、
 wowow オンデマンドでは、6/29までの配信だが、滑り込みセーフで見ることができ、よかったと思う。



 以下はwowowHP▼

 2016年1月/イギリス・ロンドン ロイヤル・オペラ・ハウス
  •  
 イギリスでも大絶賛。英国ロイヤル・バレエ団が贈る、エリザベス1世の愛と人生を題材にした美しい舞踊と朗読、音楽を組み合わせた新しいバレエ。


 シェイクスピアが活躍した時代のイングランドを統治していた女王エリザベス1世の人生を題材にした作品「エリザベス」の英国ロイヤル・バレエ団による公演。
 プリンシパルだったカルロス・アコスタが“さよなら公演”に選んだ演目の一つ。
 アコスタは女王を取り巻くさまざまな男として登場し、人物の性格を丁寧に描き出した。
 絢爛豪華で美しい舞踊に、俳優たちによるテキストの朗読と音楽を組み合わせた作品で、オリジナルでありながら、当時を模した音楽も印象に残る傑作。


 英国ロイヤル・バレエ団は1931年にロンドンで設立されたイギリス最大のバレエ・カンパニー。
 エリザベス女王がパトロンであり、総裁にチャールズ皇太子を頂くなど、王室とのゆかりも深い由緒ある団体。
「エリザベス」の初演は2013年だが、2016年はシェイクスピア没後400年ということで、記念イベントの「シェイクスピア400」の一環として再演された。

【ストーリー】
 1558年、異母姉のメアリー女王が亡くなり、エリザベスはイングランドの王座につくことになる。
 それまでつらい幽閉生活を強いられ、侮辱と不当な扱いに耐える捕らわれの身だったエリザベスだが、メアリーの死によって自由と権力を同時に手に入れる。
 そんな彼女に求婚するため、諸外国の王子の使者が次々と訪れるが、彼女はことごとく拒否してしまう。

 そんな中、エリザベスは主馬頭を務めるレスター伯ロバート・ダードリーという男を寵愛していた。 
 ロバートには妻がいたが、この妻が事故で亡くなり彼はエリザベスとの結婚を望み近づこうとする。 
 しかし、エリザベスは「私はすでに、このイングランド王国と結婚している」と宣言して彼のもとを去る。
 その後、フランス王の弟アンジュー公フランソワや、ウォルター・ローリー卿などエリザベスを愛する男たちが次々と現われるが、彼らとの出会いと別れは彼女を苦しめていくのだった。

  • ダンサー
    カルロス・アコスタ
  • ダンサー
    ゼナイダ・ヤノフスキー
  • アクター
    ローラ・カルダウ
  • アクター
    ソーニャ・カリングフォード
  • アクター
    ジュリア・ライトン

スタッフ

  • 振付
    ウィル・タケット
  • テキスト
    アラスデア・ミドルトン
  • 音楽
    マーティン・イェーツ
  • 衣装
    フェイ・フラートン
  • バリトン
    デイヴィッド・ケンプスター
  • チェロ
    ラファエル・ウォルフィッシュ

 
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劇団四季『九郎衛門』4★

2020-07-06 | TVで舞台

劇団四季『九郎衛門』4★
2002年
浅利慶太 演出
長崎源之助『むかしむかしゾウがきた』より

佐野正幸・道口瑞之・野島直人・田邊真也・海将人・木村不時子・白石涼子・吉谷昭雄・菊池正・高桑満・藤原麻由・田中廣臣・岡本隆生・川原洋一郎・孔大愚・田村雄一・廣野圭亮・田井啓・長田和之 

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劇団四季『ジョン万次郎の夢』1992年 浅利 慶太作・演出 石丸幹二 山口祐一郎 

2020-06-23 | TVで舞台

梨園劇場 京劇 2019年12月4日

 

 

 

劇団四季『ジョン万次郎の夢』1992年 浅利 慶太作・演出 石丸幹二 山口祐一郎

 

 

 劇団四季『ジョン万次郎の夢』をみた。

 そして、なんと!石丸幹二&山口祐一郎が出ておられた。

 

 一幕目、石丸幹二に微笑み、山口祐一郎の歌声に心を打たれる^^

 異民(肌に色)差別問題や日本の鎖国にも触れ、ジョン万太郎は日本とアメリカをつなぐといった大きな翼を広げる。

 

 二幕めが始まってしばらくすると、『ジョン万次郎の夢』に即したバレエ『ボレロ』風の踊りが始まり、曲は変調し、日本風を超えて中国風の調べを覗かせ、又、『ボレロ』へと移行する。

 

 見終わって、何かしら喜びを感じ、微笑みがこぼれ落ちる、そんなお舞台であった。

 そして、何かしらんワクワクした気分で、山口祐一郎の『ダンス・オブ・ヴァンパイア』を歌っていた私。

「サァ!ディナーの時間だ♪」な気分なのである^^

 

 こういう舞台は、私は好きだな^^v

 

 

 

 

ニッセイ劇場 HP ▼

配役 出演者
万次郎  味方隆司  石丸幹二  栗原英雄
親方/藩主  井関 一  羽鳥三実広
重助/老中  内田典英  飯野おさみ  深水正博  吉谷昭雄
寅右衛門/幕臣  深水正博  松下武史  吉谷昭雄  立岡 晃
五右衛門/福沢諭吉  野上典之  中嶋 徹  鈴木 淳  下河原守忠
ホイットフィールド船長/
島津斉彬
 青山 明  山口祐一郎  村 俊英
アリー  後藤由里  荒川久美江  中澤孝子  花岡久子  秋本みな子
ポリー  花岡久子  秋本みな子  佐和由梨  後藤由里  井料瑠美  阪上枝美
キン  青山弥生  鈴木京子  高林久美  加藤ゆみ  阪上枝美
ギン  阪上枝美  坂本里咲  山田千春  堀内敬子  青山弥生  春原一恵  加藤ゆみ
男性
アンサンブル
役人/フランク  川原洋一郎  沢木 順  宮川政洋
役人/ブルック  下村尊則  浜畑賢吉  佐藤廣美  八巻 大
吉岡  遠藤敏彦  遊佐真一  中尾弘隆
勝 海舟  喜納兼徳  佐野正幸  村 俊英
その他  藤原麻由  荒巻 正
 栗原義美  菊地 正  重野幸夫  伊藤稔之  太田泰信  秋光伸次
女性
アンサンブル
シオ/教会委員  菅本烈子  丹 靖子  末次美紗緒  千綿一美
ウメ  柘 宏子  白木原忍  小木曽かおり  池田衣里  工藤伸子
教会委員  菊地美樹  千綿一美  石井陽子  漆原みどり  鈴木智絵  八重沢真美  服部良子  
ホイットフィールド夫人  横山幸江  西島美子  金井小夜子
ナミ  山田 園  坂井 恵  山崎裕子  工藤伸子
その他  松崎清美  林下友美  友谷真実  石井陽子  久安正子
 小木曽かおり  小谷麻理  久安正子  小原あや  布川史緒  工藤伸子  黒田祐枝 
 布川史緒  黒田祐枝  鳥居ひとみ  山崎裕子  澄 千鶴  木下マカイ
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地球ゴージャス二十五周年祝祭公演「星の大地に降る涙 THE MUSICAL」 作・演出 岸谷五朗  岸谷五朗 寺脇康文 新田真剣佑 他

2020-06-21 | TVで舞台

写真は梨園劇場 京劇 2019年12月4日

 
 
 地球ゴージャス二十五周年祝祭公演「星の大地に降る涙 THE MUSICAL」
 作・演出 岸谷五朗
 
 
 
 能楽の『石橋』の赤頭を十数名の集団構成美で幕を開けた「星の大地に降る涙 THE MUSICAL」
 
 岸谷五朗と寺脇康文の掛け合い部分でも
「能の歩き方か(要約)」
の言葉で、すり足を試みたり、集団のダンスの中で、一部能面の様な面をマントからちらりと覗かせたり。
 花が無いはずの地に見つけたという、牡丹ではないが、白の花と、青の花を象徴的に使われたり(『石橋』では、白と赤の牡丹)と、岸谷五朗の舞台における思考の小粋さを感じた。
 
 
 話は、明治新政府軍と蝦夷共和国建設に止まらない。観客が勝手に勝手な判断で広義で考えると、人間や集団、社会、国家における本質的部分。古代の集合体が始まった頃から起こり始め現在における深刻な部分を、新撰組を絡み合わせることにより、若干和らげ、演劇という横幅と奥行きを以って現代社会問題さえも見事に使い暴いた秀作。
 
 
 また、以前から好きな役者の一人であるが、岸谷五朗が上手い。舞台の楽しませ方と、間を心得ておられ、若干このままの笑いで終わるのかと思いきや、影(絵)から入る彼の太刀捌きに見入ってしまった。
 渋い!
 
 こんな舞台なら観てみたい。
 劇場で見たかったと思える作品の一つであった。
 
 
 
 
 
以下はwowow  HP▼

岸谷五朗・寺脇康文が主宰する演劇ユニット「地球ゴージャス」。舞台初主演の新田真剣佑を迎え、結成25周年を祝し、あの名作がよみがえる。

海の神とされるシャチに運ばれてひとりの青年(新田真剣佑)が小さな島の浜辺に打ち上げられた。その島には笑顔と踊りの民族であるタバラ族が暮らしており、記憶を失ったその青年は、タバラ族の女ステラ(笹本玲奈)に優しく介抱され、シャチと名づけられる。しかし、シャチと一緒に流れ着いたもうひとりの倭人トド(岸谷五朗)を、タバラ族の勇者であるカイジ(松本利夫)とザージャ(寺脇康文)はなかなか受け入れることができない。だが、言葉も慣習も違う倭人とタバラ族の間に、次第にかすかな信頼関係が生まれ始める。
しかし、明治新政府軍と蝦夷共和国建設を目指した旧幕府軍との争いが始まり、タバラ族は追われ、ひそかに大切な作物を育てていた「星の大地」は無残にも踏みにじられていく。そして、その争いの渦に飛び込んだシャチは、失っていた記憶を取り戻すのだが…。

出演

  • 新田真剣佑
  • 笹本玲奈
  • 松本利夫(EXILE)
  • 湖月わたる
  • 愛加あゆ
  • 島ゆいか
  • 猪塚健太
  • 松浦司
  • 大平峻也
  • 大嶺巧
  • 碓井菜央
  • 原田治
  • 神谷直樹
  • おごせいくこ
  • 田口恵那
  • 砂塚健斗
  • 加藤真央
  • 大音智海
  • 咲良
  • 鈴木百花
  • 織里織
  • 高木勇次朗
  • Sarry
  • 杉山真梨佳
  • 青山恵梨子
  • 神田朝香
  • 内木克洋
  • 田邉浩仁
  • 高城徹
  • 筑紫珠楽(和太鼓)
  • 佐藤史織(津軽三味線)
  • 森公美子
  • 岸谷五朗
  • 寺脇康文

スタッフ

  • 作・演出
    岸谷五朗

岸谷五朗・寺脇康文が主宰する演劇ユニット「地球ゴージャス」。舞台初主演の新田真剣佑を迎え、結成25周年を祝し、あの名作がよみがえる。

岸谷五朗と寺脇康文によって旗揚げされた演劇ユニット「地球ゴージャス」の結成25周年を祝して上演された「星の大地に降る涙 THE MUSICAL」。舞台初主演となる新田真剣佑に加え、笹本玲奈、松本利夫(EXILE)、湖月わたる、愛加あゆ、島ゆいか、森公美子という豪華キャストを迎えた注目舞台を、WOWOWにて放送する。
本作は、2009年に初演され、大好評を博したステージの新演出版。主題歌には、作品のために書き下ろされたEXILEの「愛すべき未来へ」が引き続き使用され、歌やダンスがふんだんに披露されるエンターテインメント性の高いステージとなっている。主演の新田の「地球ゴージャス」への参加は、前作の「ZEROTOPIA」に続いて2作目。その観る者を圧倒する演技力のみならず、殺陣、歌、ダンスと舞台を縦横無尽に駆け巡る姿に注目だ。
舞台は、3月から4月にかけての東京公演が一部公演中止、大阪公演は全公演中止となってしまった。公演を楽しみにしてくださっていたファンにこの作品を届けたいという想いから無観客による収録を行ない、舞台上からも撮影するなど臨場感あふれる特別版で放送。ぜひテレビの前で楽しんでいただきたい。

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通し狂言 七幕 『桐一葉 きりひとは』 花組芝居 2016年  原作:坪内逍遥  脚本・演出:加納幸和

2020-06-11 | TVで舞台

 

通し狂言 七幕 『桐一葉 きりひとは』花組芝居 2016年

 

 N◯Kの大河ドラマにもなったらしい花組芝居『桐一葉 きりひとは』を見た。要約)

 登場人物が歌舞伎役者に似せる方向に演出されているのか、梅玉や弥十郎の言い回しに似た役者、愛之助激似メークの白塗り役者など、歌舞伎好きにはたまらない。

 歌舞伎の江戸言葉や言い回しや仕草や形を花組芝居風に演じられ、この舞台も相当面白い。まさしく、ネオ歌舞伎と言えるが、ある意味、歌舞伎よりも話の筋書きが複雑で、演劇的である。

 また、歌舞伎演目の台詞の言い回し(例えば、『助六』の「墨と雪」)なども多く取り入れられ、最後、鶏がくどいほどに「こけっこっこ〜、こけっこっこ〜〜」と鳴くと観客(私)には「東天紅〜東天紅」と聞こえ、天からは桐の葉(白紙)がぱらり、また、はらりと舞い降り、『桐一葉 きりひとは』の舞台を盛り上げる。

 

「さらばじゃ」「さらばでござる」(要約)

 舞台上に作られた枠組みは過去となった歴史と時の新たに流れを告げる境界線を演出し、登場人文つが走馬灯のように無言でゆっくりと歩き回る。

 この舞台は実際に劇場で見て見たかったと感じた。

 

 また、話はそれるが『桐一葉 きりひとは』と『毛皮のマリー』に出演されてなかった、梅本潤改〆梅本純米さんの芝居を見てみたい。

 

 

 

 以下は花組芝居『桐一葉 きりひとは』公式HPより ▼

原作:坪内逍遥
●脚本・演出:加納幸和
●出演:
  加納幸和 原川浩明 山下禎啓 桂憲一 八代進一 大井靖彦
  北沢洋 横道毅 秋葉陽司 松原綾央 磯村智彦 小林大介
  美斉津恵友 谷山知宏 丸川敬之 二瓶拓也 押田健史

2016年9月30日(金)~10月10日(月・祝)

【あらすじ】
天下分け目の"関ヶ原の戦い"後の大坂城。
豊臣家を滅ぼそうと画策する徳川家康は、
方広寺の鐘銘にあった文字に難癖をつけ、三ヶ条の難題を押し付ける。
淀君をはじめとする豊臣家の人々は憤慨するが、
徳川との交渉役を勤める片桐且元は条件を呑むべきと主張。
"交渉に時間をかけ、高齢の家康の死を待つ"が、彼の秘策。
しかし反且元の大野道軒一派は、『且元は内通者だ』との噂を流し、
城内にて且元暗殺の計画が持ち上がる…。

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寺山修司生誕80周年 花組芝居が挑んだ実験浄瑠璃劇『毛皮のマリー』菊組 2015年

2020-06-10 | TVで舞台

 寺山修司生誕80周年

 2015年

 花組芝居が挑んだ実験浄瑠璃劇『毛皮のマリー』菊組

 

 

 まぁ、面白やの大明神!

 よ!花組芝居!

 

 思い出したように、ネット配信で公演案内が来るものの、東京公演がほとんどで、真面目な主婦の私は遠征できずで臍を噬む。

 今回、寺山修司の『毛皮のマリー』を浄瑠璃に合わせてリズムよく演じられる舞台を見ることができ、やっほうほい!と喜こびころこび、見入っていた。

 変調に変調を重ねた歌舞伎のパロディ(例えば、『白波五人男』など)や謡曲(例えば『俊寛』など)が盛り込まれ、バレエあり日本舞踊あり、エロあり変態あり。

 大笑いに笑いながら舞台を楽しんでいたが、最後の男の子の表情の表現力で、寺山修司の『毛皮のマリー』という作品をしっかりとしめ、幕を閉じる。

 これだから演劇、というか、花組芝居は興味深い。

 家に居ながらにして、満足のいく時間を過ごすことができた。

 見終わった後、軽快なピアノ曲を何曲か口ずさんでいた。

 

 

 

 

●作:寺山修司
●脚本・演出:加納幸和
●監修:寺山偏陸
●作曲:鶴澤津賀寿 杵屋邦寿

●東京公演
 2015年12月16日(水)~23日(水・祝)

 あうるすぽっと

〈梅組キャスト〉
谷山知宏 丸川敬之 堀越涼 原川浩明 松原綾央
押田健史 大井靖彦 山下禎啓 二瓶拓也
桂憲一 北沢洋 横道毅 磯村智彦 小林大介 
〈菊組キャスト〉
秋葉陽司 美斉津恵友 加納幸和 山下禎啓 北沢洋
押田健史 二瓶拓也 横道毅 松原綾央
桂憲一 原川浩明 大井靖彦 磯村智彦 小林大介


 

 

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「プレイヤー」藤原竜也×仲村トオル 作:前川知大 演出:長塚圭史 

2020-03-25 | TVで舞台

   「プレイヤー」藤原竜也×仲村トオル 作:前川知大 演出:長塚圭史 


「プレイヤー」を再びみる。各役者や筋書きの展開がとっても良い。なので二回見ても、飽きのこない舞台であった。

 笑う部分も多かった。
 家で見ている分には大笑いして良い部分が多々あったが、劇場内だとそうはいかない。
「スーパーマンだって、相当変なかっこうしているよ。(要約)」
のセリフ部分で、シアターコクーン(8/16)では、会場内で笑いが爆発されていた。

 内容的に心理学や民俗学を超え、集団ヒステリックや新興宗教や多くの内容をからみ合わせて、最後は藤原竜也さんが良いとこ取りのような芝居であった。
 
 前回見たときも、怖いと思う部分があったが、今回は、コロナ・ウイルスの拡大といった「1×3 3×3 9×9 …(現時点では、ヨーロッパ)」事態が起こる中、内容こそ違えども、プレーヤ(死の伝達者)が「1×7 7×7 49×49…)に現実感を覚え、怖さは半端ではなかった。
 怖かった^^でも、見てよかった^^




2017年8月16日/東京 Bunkamuraシアターコクーン
作 前川知大
演出 長塚圭史

藤原竜也
仲村トオル
成海璃子
シルビア・グラブ
峯村リエ
高橋努
安井順平
村川絵梨
長井短
大鶴佐助
本折最強さとし
櫻井章喜
木場勝己
真飛聖
wowow公式HP 【ストーリー】
 ある公共劇場のリハーサル室に俳優やスタッフが集い、戯曲「PLAYER」の稽古が行なわれている。刑事の桜井を演じる道彦(藤原竜也)、環境保護団体代表で瞑想ワークショップの指導者・時枝役の悟(仲村トオル)、時枝の助手・神崎を演じる恵(成海璃子)、妻子を失い瞑想ワークショップに参加している大河原役の和夫(木場勝己)らも参加し、演出家・東(真飛聖)が演出している。
 物語は「行方不明の女性・天野真が遺体で見つかるが、彼女は肉体を失った後も意識として存在し続け、友人の口を借りて自分の想いを伝え始める。真相を追う桜井を前に、彼女を死に導いた時枝は、死者との共存こそが物質文明の行き詰まりを打開し世界を変えるのだと主張する」というもの。死者の言葉を「再生」することと、台本のせりふを「再生」することが意識の中で重なった俳優やスタッフたちは、やがて戯曲の中の倒錯した死生観に感覚を浸食されていく。

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松尾スズキの伝説的な作品『業音』15年ぶりに再演 作・演出:松尾スズキ   5,8★/5★(満点以上) 2017年

2020-02-17 | TVで舞台

 松尾スズキの伝説的な作品『業音』15年ぶりに再演 作・演出:松尾スズキ   5,8★/5★(満点以上) 2017年

 


 録画しておいた松尾スズキ氏の 伝説的な作品『業音』を、家族とともに見る。

 この舞台は面白い。

 いわゆる不適切用語も多用されているが、松尾スズキ氏の手にかかると、人間味が溢れた優しさに変わる。

 安部公房氏が「弱者への愛には、いつも殺意が秘められている(要約)」と書かれていたが、まさしくその真逆であり、本質的には同じ方向性を持つとも言える。

 江戸時代の物書きが日本中国を問わずの引用をされていたが、松尾スズキ氏は昭和から現在に至るまでの歌詞やメロディの引用をされていた。


 1970,80年代の演劇の香りも程よく漂い、また、役者さんたちの力量によって素晴らしい舞台が完成させていた。

 お見事!


 それにしても、松尾スズキ氏っていつもながら、演技といい、脚本や演出といい、気になる方だなぁ!



 以下の写真は、イラン キャンドバーンにて
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




◆作・演出:松尾スズキ
◆出演:松尾スズキ、平岩紙、池津祥子、伊勢志摩、宍戸美和公、宮崎吐夢、皆川猿時、村杉蝉之介、康本雅子+エリザベス・マリー (ダブルキャスト)


◆日程・会場
東京公演:2017年8月10日(木)〜9月3日(日)東京芸術劇場 シアターイースト
名古屋公演:2017年9月13日(水)〜14日(木)青年文化センター アートピアホール
福岡公演:2017年9月16日(土)〜18日(月・祝)西鉄ホール
大阪公演:2017年9月21日(木)〜24日(日)松下 IMP ホール
松本公演:2017年9月29日(金)〜30日(土)まつもと市民芸術館 実験劇場
パリ公演:2017年10月 5日(木)〜7日(土)パリ日本文化会館


 2017年8月10(木)より日本総合悲劇協会 vol.6『業音』が上演される。本作は、“悲劇”をテーマとした作品を描く、松尾スズキ(大人計画主宰)が作・演出をするプロデュース公演、「日本総合悲劇協会」。『業音』は、2002年にその日本総合悲劇協会の三作目として初演された。荻野目慶子を主演女優として迎え、人間の業や執念、情念を描き、現代の日本人の生々しい感情をさらけ出した人物造形が大きな話題となった。観るものに衝撃を与えた本作は、松尾作品の新たな方向性を作った問題作として再演を望む声の多かった作品。その『業音』が15年の時を経て、2017年8月再演される。

 初演時、荻野目慶子の体当たりの演技が話題となった主人公役に、この再演では、初演時は【粥】役として出演した平岩紙が挑む。

 初演舞台写真が公開

 初演時は、ほとんどの登場人物が自らの名をそのまま役名にし、物語も現実の出来事を連想させる内容だったこともあり、大きな話題となった。その15年前の伝説的な初演時の舞台写真が公開された。


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 「ハムレット」 岡田将生×黒木華  演出:サイモン・ゴドウィン

2020-01-10 | TVで舞台


 「ハムレット」岡田将生×黒木華 演出:サイモン・ゴドウィン


井原西鶴の「世間胸算用」全五巻をど帰寮したので、わんこを川の字に小一時間散歩を楽しむ。
散歩を終えての帰宅後、録画済みの「ハムレット」を見ることにしたら、夫も見るという。
コーヒーなどの準備をして、感傷に挑むことにした。

福井貴一さんが恐ろしくお上手だ。
松雪泰子さんも感情移入よろしくの、大きな舞台向けの演じ方をされ、好感度は高い。
主役の岡田将生さんは「ほほう」と唸らせるほど、シャークスピア作品を演ずるにあたってのいくつかの決まりごとを忠実に守り、表現されていた。

見せ場も大いにあった、
二箇所で、静かな涙が流れた。

「ハムレット」岡田将生×黒木華 演出:サイモン・ゴドウィン はもう一度見て見たいので、消去は控え、もうしばらくおいておくことにした。




岡田将生がシェイクスピア最高峰の難役ハムレットに挑んだ。オフィーリア役の黒木華をはじめ、青柳翔、村上虹郎、福井貴一、山崎一、松雪泰子ら豪華俳優陣が集結。

幻想にとらわれた主人公ハムレットの復讐と狂気の熱演を見せるのは、蜷川幸雄演出の「皆既食 ~Total Eclipse~」で初舞台を踏み、「ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン」「ニンゲン御破算」などで次々と名演を見せている若手実力派の岡田将生。そして恋人オフィーリア役には、2016年の舞台「るつぼ」で衝撃的な演技を見せた黒木華。さらに松雪泰子、青柳翔、村上虹郎、山崎一、福井貴一といった豪華俳優陣が集結した。
演出は、本作が日本初登場となるサイモン・ゴドウィン。ロンドンを拠点に活動し、ロイヤル・ナショナル・シアターのアソシエイトディレクターを務める彼は、これまで「ハムレット」をはじめ、「リチャード二世」「尺には尺を」など数々のシェイクスピア作品を手掛けている。また、美術・衣裳はサイモンが最も信頼するトニー賞ノミネートのスートラ・ギルモアが担当。彼らが描き出した世界観が、ダークファンタジーな物語へと観客をいざなう。

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石原さとみ主演「アジアの女」5★ 役者5★ 色彩5,8★(満点以上)作:長塚圭史 演出・出演:吉田鋼太郎

2019-12-24 | TVで舞台


 石原さとみ主演「アジアの女」5★ 役者5★ 色彩5,8★(満点以上)作:長塚圭史 演出・出演:吉田鋼太郎


 
 


 兼ねてからみたかった石原さとみ主演「アジアの女」をみて、満足した。

 五人の役者たちが感情移入して挑んだこの舞台も、石原さとみ主演「密やかな結社」と同様に感動した。

 ただ、感動の方向性は随分と違う。

 
「アジアの女」は社会情勢や感情や行動、特に希望と絶望を色分けされて演劇は勧められた。

「アジアの女」の筋書きは多くのブログで紹介されていると勝手に想像しているのですが、ならば私はあえてあらすじには触れず、色の流れで物語を捉えて記録しようと思います。

 


 開幕

 こなれた婿七の違和感のない言わば海老茶色系の統一感を持った舞台で始まる。

 こなれた赤茶は、土・木、コンクリート、金属など質感こそ違いがあるが、うまくぼかされた大道具小道具に無機質という性格を吹き込む


 その中で、異様に輝かしい女性、それがアジアの女であり、赤茶ではなく、目にも鮮やかな真っ赤のドレスを着ている。

 そして、違和感という言葉がぴったりのポリタンク以外の何物でもないオーレオリンのポチタンクらしい質感で、オーレオリン強調。


 

 オーレオリンのポリタンクの中には、生命の水、言わば 希望の水が入っている。

 ポリタンクのオーレオリンは人が増えるにつれ、、タンクはすべてで三つの増える。

 作家さんの机の下は黄色のビールケースを土台とし、置かれた机の木の上には、黄色いっぺんケースが置かれている。

 今や小説が書けなくなってしまった彼もまた、無意識の中、黄色にすがる。


 希望と水の入ったオーレオリンのポリバケツは三つ塊近くに、から酒の入ったビール箱が人包まれている。

 同様、兄は酒を飲むことにより、現実から逃れる。

 飲んだ後の空き瓶は、彼にとっては希望の跡形。

 生命の水よりも高い場所に黄色のケースを設置するあに。

 一本飲むごとに、今や手に入れにくくなったウイスキー瓶の空を黄色のビールケースに放り投げ、自分を納得させる。




 或る日女が、街に出てしまう。

 そして見つけた、ボランティアという名のお仕事。

 仲介役の女にスカーフは黒柄に金色、髪の毛は基本茶色のクルンクルンの神に部分的に金が効果的に使われている。仲介役

 オーレオリン、金色といっった希望を身にまとう仲介役の女は、アジアの女にとっては「生きる希望」
である。



 彼らの地位様世の中が少しづつ動き始め、多少豊かになってきた。

 舞台には、緑色も小物が増えだす。

 緑色、それは生命の誕生や全身の意味も持つ。


 開幕当初から少しずつ漏れていた水は、緑だったせいか、、

 流れて溜まった水溜りは、地面で緑色を放っていた。

 舞台全体を見てみても、緑が増えていた。

 うまく行き始めていた。

 ほんの少しだけうまい方向に流れるのではないかと思っていた。


 しかししれはほんの一瞬のことであった。


 舞台全体を見回すと、3個のポリタンクは、震災でつぶれ二階が一家にになった家の二階のベランダの物陰に息を潜めている。



 黄色が減る!!


 そのうち山内圭哉さんは、
「こんな絨毯の型録とかいって買ってしまって。」
と、ブツブツ言いながら、かなり汚れたユーズド仕様のまん丸の緑のカーペットを巻いて家に右端に押しやり、緑をまた消す。


 緑色が減る!!



 緑は舞台から少しづつ消えていく。


 女は自立せねばと、街に消える。

 帰ってきた女は真っ白のドレスを着ている。

 イプセンの『人形の家』のノラとはまた違った自立の仕方が、私は心地が良い。

 

 
 一見騙されている女が連れて着た女性は某仕事の入会屋であるのだが、それさえアジアの女にとっては希望の象徴。

 なぜなら、女は自分の身で金を稼いで、生計に生かすことができるのだから。

 仲介屋の女の姿は上にも書いたが、襟元には黒と金色のスカーフ

 くるくるのロングヘアーはベースは焦げ茶色だが、毛先は金髪であった。

 金色=黄色

 彼女もまた、アジアの女にとって、希望であったのだ。



 アジアの女は、真実の生き様に目覚め始める。

 ここでも彼女は眩いばかりの真っ白のドレス。

 これから染まるゆく、彼女の生き方。



 彼女は皆から別れ、あまり知識もなく考えもなく、ただただ純粋な気持ちで、日本に住む中国人の革命に参加し、あっけなく死を遂げる。



 彼女が大切に育てていた畑からは、赤(彼岸花)が生えてくる。



 アジアの女は、無機質な暗い海老茶色の中、真っ赤なドレスを身にまとう。

 肩にはあえて違和感のあるポリタンクといった質感を強調したオーレオリン



 アジアの女は革命或いは死と行った教会を超え、真白な戦闘あるいは理想の国へとゆっくり歩む。


  
 

 
 以下のデーターは、wowow公式HPより 

 ▼

 主演、石原さとみ。吉田鋼太郎が、これまで俳優として出演してきた盟友・長塚圭史の2006年初演の戯曲の演出&出演に挑む。チケット完売の超話題作を放送。

 主演を務めるのは、ドラマや映画での活躍にとどまらず、舞台で演じることに並々ならぬ想いを持つ石原さとみ。舞台出演は、2018年の「密やかな結晶」以来となる。共演は、長塚作品の常連で舞台だけではなく、映像作品にも活躍の場を広げている山内圭哉。個性的な演技で高い評価を得ている若手俳優の矢本悠馬。小劇場を中心に確かな演技で活躍する水口早香。そして演出を兼ねた吉田鋼太郎が出演。石原の吉田との共演は初となる。
 舞台は大災害が起きた後の東京。唐突に訪れた絶望的な世界の終わりに直面し、大切なものを失い傷ついた人々のそれぞれの生きざまが描かれていく。家から出られなくなった男、書くことができない作家。がれきの中に埋もれてしまった心が、純粋さと狂気のはざまでもがく女性によって揺り動かされていく。初演から13年を経て、あらためて今の私たちの胸に突き刺さる普遍的なテーマ。このリアルな世界観をかみしめてご覧いただきたい。


 主演、石原さとみ。吉田鋼太郎が、これまで俳優として出演してきた盟友・長塚圭史の2006年初演の戯曲の演出&出演に挑む。チケット完売の超話題作を放送。
これまで多種多様な戯曲やシェイクスピア作品の演出を手掛けてきた俳優・吉田鋼太郎が、2006年に劇作・演出家の長塚圭史が書き下ろした戯曲を演出した舞台「アジアの女」をお送りする。
【ストーリー】
大災害によって壊滅した東京のとある立ち入り禁止地区。2階部分によって1階が押しつぶされた家に、兄の晃郎(山内圭哉)と妹の麻希子(石原さとみ)は住み続けていた。2人は国からの配給によって生活するが、晃郎は酒浸りとなり、かつて精神を病んでいた麻希子は畑に水をやり続ける。麻希子に想いを寄せる警官の村田(矢本悠馬)は、2人の世話を焼き見守っていた。そこに作家の一ノ瀬(吉田鋼太郎)が現われ、かつて担当編集者だった晃郎に「物語を書かせろ」と迫る。
そんな中、麻希子は仕事をあっせんする元締めの鳥居(水口早香)と出会い、生活のため「ボランティア」と称した仕事を始めることになる。町に出て働きだした麻希子に対し、家を出ることもできない晃郎。そんな2人とともに過ごしていた一ノ瀬は、麻希子をモデルにした物語を書こうとしていた……。
収録日・収録場所
2019年9月26日/東京 Bunkamuraシアターコクーン

出演
石原さとみ
山内圭哉
矢本悠馬
水口早香
吉田鋼太郎
スタッフ

長塚圭史
演出
吉田鋼太郎

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舞台「密やかな結晶」石原さとみ×村上虹郎×鈴木浩介 原作:小川洋子 脚本・演出:鄭義信

2019-12-15 | TVで舞台



 舞台「密やかな結晶」石原さとみ×村上虹郎×鈴木浩介 原作:小川洋子 脚本・演出:鄭義信



 以前にも見た台「密やかな結晶」を見て、感動し、涙した。
 
 そしてTVの前で、心より拍手した。

 この舞台は素晴らしい。


 脚本・演出は鄭義信氏。

 鄭義信氏といえば、映画『月はどっちに出ている』『愛を乞うひと』や舞台「焼肉ドラゴン」の脚本を手掛けた方だ。

 
 演出や舞台の色彩が素晴らしい。

 時間の流れ具合が素晴らしい。

 石原さとみさんが!そして全ての役者さんたちが素晴らしい!

 
 私はこの舞台は好きです。


    それにしても、
    いつも石原さとみさんの舞台チケットは手に入らない。
    あっという間に、完売ばかり。
    こういったTVで見られることのありがたさは大きく、喜びはひとしおである。




 石原さとみ×村上虹郎×鈴木浩介 原作:小川洋子 脚本・演出:鄭義信







 石原さとみが約4年ぶりに出演した2018年の舞台。芥川賞作家、小川洋子による小説「密やかな結晶」を原作に、鄭義信による脚本・演出で舞台化した珠玉の作品を放送。

 石原さとみ主演の舞台を放送。石原といえば、近年『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』『シン・ゴジラ』『忍びの国』といった映画に加え、ドラマ、CMなどで活躍中の人気女優だが、舞台に出演するのは2013年に上演された「ピグマリオン」以来、約4年ぶりとなる。共演は、村上虹郎、鈴木浩介ら。
 原作は、「妊娠カレンダー」で芥川賞を受賞したほか、「博士の愛した数式」など多くの話題作を世に送り出してきた小川洋子の同名小説。脚本と演出は、劇団「新宿梁山泊」の旗揚げメンバーで、映画『月はどっちに出ている』『愛を乞うひと』や舞台「焼肉ドラゴン」の脚本を手掛けた鄭義信が担当した。


出演
石原さとみ
村上虹郎
鈴木浩介
藤原季節
山田ジェームス武
福山康平
風間由次郎
江戸川萬時
益山寛司
キキ花香
山村涼子
山内圭哉
ベンガル
スタッフ
原作
小川洋子「密やかな結晶」(講談社文庫)
脚本・演出
鄭義信
企画制作
ホリプロ

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劇団☆新感線『髑髏城の七人』 Season月 下弦の月  作:中島かずき  演出:いのうえひでのり

2019-12-15 | TVで舞台



 劇団☆新感線『髑髏城の七人』 Season月 下弦の月




 スタッフ
 作
 中島かずき
 演出
 いのうえひでのり



 これまで某歌舞伎役者の出演により見る機会がなかった劇団☆新感線。

 だが、夜中にふとTVをつけると演劇が始まったところであった。

 それも、ネオ歌舞伎のように、テンポ良し器量好し。

 おまけに人参(???)歌舞伎役者よりも形がしっかりしており、太刀捌きもうまい。

 番組表を見て驚いたが、劇団☆新感線!ではないか。

「『髑髏城の七人』 Season月 下弦の月」はこれまでのイメージとは違い新鮮で心地の良い舞台に私は感じた。

 そして、今、wowow公式HPを読んでみると、次のように記されていた。

      “花・鳥・風・月・極”とも物語の骨格はそのままに、脚本、演出、キャストをガラリと変え、満員の観客を熱狂に包んだ。


 こんな劇団☆新感線なら、実際に劇場で見てみたいものだと感じた。
 




 以下、wowow公式HPより ▽

 回転する客席を囲む360°のダイナミックなステージ。
 宮野真守、鈴木拡樹、廣瀬智紀、木村了、松岡広大らが壮大な舞台空間をエネルギッシュに駆け巡る。

 IHIステージアラウンド東京のグランドオープニングを飾った『髑髏城の七人』“花・鳥・風・月・極”5シーズンの第4弾“Season月 下弦の月”を放送。『髑髏城の七人』は、1980年の旗揚げ以来、演劇史に残る数々の傑作を生み出してきた劇団☆新感線の代表作といわれている。
 中でも、今回の作品は、“ステージアラウンド”という360°ステージに囲まれた約1300もの客席が回転し、巨大な可動式スクリーンに映し出される映像によるダイナミックな演出で、観客を未知の世界へと誘い大反響を呼んだ。
 “花・鳥・風・月・極”とも物語の骨格はそのままに、脚本、演出、キャストをガラリと変え、満員の観客を熱狂に包んだ。

 2018年1月24日/東京 IHIステージアラウンド東京

 出演
役名 役者名
捨之介 宮野真守
天魔王 鈴木拡樹
無界屋蘭兵衛 廣瀬智紀
兵庫 木村了
霧丸 松岡広大
いん平 インディ高橋
珊底羅の生駒 中谷さとみ
贋鉄斎 中村まこと
渡京 伊達暁
あんにら(漢字が表記されず)の剣布 肘井美佳
真達羅の爪月 安田栄徳
極楽太夫 羽野晶紀
狸穴二郎衛門 千葉哲也

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彩の国シェイクスピア・シリーズ第33弾 『アテネのタイモン』2017年 演出: 吉田鋼太郎 5★ 吉田鋼太郎、藤原竜也、柿澤勇人、横田栄司

2019-08-08 | TVで舞台

 

 彩の国シェイクスピア・シリーズ第33弾 『アテネのタイモン』2017年 演出: 吉田鋼太郎 5★ 吉田鋼太郎、藤原竜也、柿澤勇人、横田栄司 





     彩の国シェイクスピア・シリーズ第33弾
    『アテネのタイモン』




 家族と一緒に、テレビでシェークスピア作の『アテネのタイモン』を楽しみました。

 こういう舞台が見たいのと感じさせる、大変面白く素晴らしい舞台を拝見させて頂いた様に思います。


 吉田鋼太郎様、藤原竜也様、横田栄司様の間のとり方が素晴らしいと感じました。

 吉田鋼太郎様、藤原竜也様のたたみ込んだアップテンポのシェークスピアらしいい言い回しと間に、ワクワクしておりました。

 こういった問答形式の様なスタイルは、能楽『勧進帳』歌舞伎『勧進帳』信貴山火渡りの日の結界開門問答(?)などを含めて好きな場面の一つです。

 
 吉田鋼太郎様のオーラや目力に圧倒されました。

 藤原竜也様の迫力や茶目っ気は魅力的でした。

 横田栄司様の舞台役者さんとして素晴らしいセルフの言い回しと間に、釘付けになってしまいました。

 そしてお若いながらも迫力のあった柿澤勇人様にも拍手を送りたいと思います。


 テレビ録画で見たにもかかわらず、ただいま余韻に浸り、興奮気味です。

 見て良かったと思える舞台の一つでした。



 今回も簡単な記録のみにて、失礼申し上げます。



 



 


 2017年
 2時間45分
 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール

 あらすじ
 アテネの貴族タイモン(吉田鋼太郎)は執事フレヴィアス(横田栄司)の助言、哲学者アペマンタス(藤原竜也)の皮肉を無視し、誰にも気前よく金品を与え、ついに破産。友人たちが自分の金目当てだったことが分かり、すっかり人間不信に陥る。森に引きこもるタイモンは、復讐のためにアテネを滅ぼそうと蜂起した武将アルシバイアディーズ(柿澤勇人)に掘り当てた金を与えるが……。


 

W. シェイクスピア

翻訳
松岡和子

演出
吉田鋼太郎

出演
吉田鋼太郎、藤原竜也、柿澤勇人、横田栄司
大石継太、間宮啓行、谷田 歩、河内大和、飯田邦博、新川將人、塚本幸男、二反田雅澄
手打隆盛※、堀 源起※、松田慎也※、中西 晶※ 、浅野 望※、白川 大※、續木淳平※、堀 杏子※
松本こうせい、星 和利、前田恭明、長谷川祐之、岩倉弘樹、杉本政志、飛田修司、齋籐慎平、
伊藤大貴、坂田周子、千賀由紀子、林 佳世子、悠木つかさ、金子久美子、長尾 歩、工藤晶子、
森瀬惠美、佐々木絵里奈、真以美、宮崎夢子
※さいたまネクスト・シアター






 天神祭 船脳 2010年

 

 

 

 『三番叟』

 

 

 

 

 

 

 『石橋』

 

 

 

 

 

 

 『羽衣』

 

 

 

 

 

 

 

 
 

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劇団四季『夢から醒めた夢』2000年 赤川次郎作 浅利慶太演出  5★/5

2019-05-15 | TVで舞台

 奈良 浮御堂





   劇団四季『夢から醒めた夢』2000年 赤川次郎作 浅利慶太演出  5★/5




 火曜日は劇団四季の『夢から醒めた夢』を見て幸せな気分になれた。

 楽しかった。


 今月末ごろには一人で『リトル・マーメード』を見に行く。

 劇団四季は多くの作品を見ている。


 翌日には、家族とクラッシックコンサート^^

 2日連続の劇場での演劇や音楽の鑑賞は、大変嬉しい。


 今月は薪能もあるので満足感は大きい。


 今回も記録のみにて失礼いたします。




   ウィキペディアより ▼

 『夢から醒めた夢』(ゆめからさめたゆめ)は、赤川次郎の子供向け絵本。またそれを原作とし劇団四季により1987年に初演されたミュージカル作品。


 あらすじ
 9歳の女の子ピコタンは遊園地に行ったある日、お化け屋敷に迷い込み、同い年の幽霊の女の子に頼まれて入れ替わる。そしてこの世とあの世をいろいろ冒険して回ることになる。一日だけの約束なのに幽霊の女の子のお母さんは彼女を手放そうとしない。「生」「死」「愛」「友情」などを描いたファンタジー作品。

 夢から醒めた夢―冒険配達ノート(角川書店、1986年・角川文庫、1988年)
 イラスト:北見隆
 ふまじめな天使―冒険配達ノート(角川書店、1997年・角川文庫、2000年) - 続編
 イラスト:永田智子
 夢から醒めた夢(角川つばさ文庫、2009年) - 「ふまじめな天使」も収録。
 イラスト:椋本夏夜



 ストーリー
不思議な事が大好きで、好奇心旺盛な女の子「ピコ」は遊園地のお化け屋敷で、本物の幽霊の女の子「マコ」と出会う。交通事故で亡くなったマコは、一人で悲しみから抜け出せずにいる母親をなぐさめたいと思い、一日だけピコと入れ替わって欲しいと頼む。マコの願いを受け入れたピコはマコと入れ替わり、霊界空港へと旅立つ。
霊界空港では、「光の国」に旅立つための定期便ロケットを待つ人々と、そこで働く職員たちがいた。ただ、「光の国」に行けるのは、白いパスポートを持つ者のみ。生前に悪事を働いたり周りを不幸にしてきた人たちはグレーのパスポートを持ち、白いパスポートをもらえる恩赦の日が来るまでこの霊界空港でボランティアに励む。そんな中、ピコがマコから預かっていた白いパスポートがいつの間にか真っ黒になっていた。黒いパスポートを持った人々は地獄送りになってしまうため、ショックを受けたピコは気を失ってしまう。
ピコのパスポートをすり替えていたのはメソだった。他人の白いパスポートで光の国へ行こうとしていたところをロケット搭乗寸前に取り押さえられるメソ。他人のパスポートを盗んだ罪の重さで、本来メソの持っていたパスポートの色がグレーから黒に変わってしまっていたのだが、ピコの愛ある言動に心動かされたエンジェルとデビルの機転でメソは白いパスポートを拾ったことにされ、ピコはパスポートをなくしたということで新しいパスポートが発行されることになった。ところがマコの本名がわからない。職員総出で日本中の「マコ」から「赤川マコ」の名前を探し当て、白いパスポートを持ってようやくマコの元へ向かうピコ。
マコはお母さんとふたり公園で、マコは光の国へ旅立つこと、ずっとお母さんを見守っていくこと、だからもう悲しまないで欲しいことを話していた。そこへ現れたピコに、マコのお母さんはマコを連れて行かないで欲しいと懇願する。しかしここでマコと入れ替わらなければ今度はピコが死んでしまう。心の葛藤で揺れるピコ。マコは自分の気持ちを抑え、自分の母と同じ悲しみをピコの母に与えてはならないと説得し、ふたりは元に戻る。普通の人間に戻って生きている喜びを噛みしめるピコに、無事光の国へ辿り着き、輝く光となったマコやメソたちが降り注ぐのだった。



キャラクター
ピコ
好奇心旺盛で心優しい元気な女の子。お化けや、生前・死後の世界などにも興味がある。マコと入れ替わり霊界空港へ行く。
マコ
幼いときに父親をなくして以来、母親と姉妹のように楽しく過ごしていたが、突然交通事故で亡くなってしまう。悲しみに沈んだ母親を勇気付けたいと思い、自分と入れ替わってくれる人を探してさまよっていた。母親思いの優しい女の子。本名は、赤川マコ。
マコの母
マコを失い、悲しみにくれているお母さん。
メソ
以前は「大学受験に失敗した事を苦に自殺した男の子」という設定だったが、2007年7月7日に行われた福井公演からは「いじめを苦に自殺した男の子」と現代向けに改められた。「自分の命を粗末にした」という罪でグレーのパスポートを与えられ、恩赦の日を夢見て霊界空港で働いている。
デビル
霊界空港の新しく入った役人で、オカマ口調。性悪説の思想を唱えるが、反対に優しい面も持っている。口癖は「てめえのことばっかし考えやがって」。
エンジェル
デビルと同じく霊界空港の新人役人。デビルとは対照的に性善説の思想を持っている。口癖は「みんなが幸せになれたらいいな」。
部長
上演初期は「高度経済成長の波に乗りひたすら仕事に懸命で過労死した」という設定だったが、現在は日本の労働状況の変化などに伴い、「不景気でリストラに遭い力尽きて死んだ」という設定になっており、テーマ曲も全く違う歌となっている。仕事ばかりで家族を省みなかったせいで、グレーのパスポートを与えられ、霊界空港で働いている。
暴走族
バイク事故で亡くなった。悪気はなかったが後ろに乗せていた彼女も殺してしまったため、グレーのパスポートを与えられ霊界空港で働いている。
ヤクザ
他のヤクザと争って殺された。グレーのパスポートを与えられ霊界空港で働いている。情に篤く涙もろい一面をもつ。
老人
医者だったが風邪をこじらせて亡くなる。死ぬ間際まで、自分の身よりも患者達の身を優先し、人の為に尽くしていた。白いパスポートを受け取ったが光の国へは行かず、妻が霊界空港に来るのを10年以上待ち続けている。
老婦人
夫を先に亡くしたおばあさん。旦那さんの13回忌を済ませて自分も亡くなり、霊界空港で再会する。
職員たち
霊界空港の職員たち。デビルとエンジェルの部下。
子供たち
さまざまな地域で戦争・紛争・飢餓・コレラなどで亡くなった罪なき子供たち。上演当初から殆ど変わっていない設定は、世界の情勢の進歩の無さを表している。皆、白いパスポートを受け取る。
夢の配達人
人々に“夢”を配って歩いている男。ピコ、そして観客を物語へ導く。
スタッフ[編集]
原作:赤川次郎(角川文庫『夢から醒めた夢』)[1]
演出:浅利慶太
台本・作詞:浅利慶太、奈良和江
作曲:三木たかし、宮川彬良(マコの物語、ここは霊界空港)
振付:謝珠栄、加藤敬二
衣裳:森英恵(1987,2017)、大栗未来(2000〜)、松生紘子(2017)
歴代キャスト(キャスティングのみも含む)[編集]
ピコ:保坂知寿、坂本里咲、井料瑠美、堀内敬子、濱田めぐみ、樋口麻美、増本藍、木村花代、吉沢梨絵[2]、真家瑠美子、岡村美南、四宮なぎさ(元Rev.from DVL)
マコ:荒川久美恵、伊東恵里、野村玲子、鈴木京子、堀内敬子、樋口麻美、木村花代、村田恵理子、中村友里子、紗乃めぐみ、花田えりか、苫田亜沙子、高木美果、南めぐみ、勝田理沙、吉田千恵、服部ゆう、奥平光紀、土居愛実、笠松はる
マコの母:志村幸美、西島美子、木村不時子、末次美沙緒、村田知嘉子、早水小夜子、横山幸江、織笠里佳子、竹原久美子、重水由紀、白木美貴子、あべゆき
メソ:荒川務、佐藤秀樹、中嶋徹、熱海将人、道口瑞之、有賀光一、飯村和也、藤原大輔、大空卓鵬、厂原時也
デビル:光枝明彦、野中万寿夫、味方隆司、川原洋一郎、道口瑞之、荒川務
エンジェル:堀米聰、芥川英司、熱海将人、八巻大、古谷直通、原慎一郎、鈴木涼太、有賀光一、藤原大輔、石井雅登、川島創
部長:浜畑賢吉、川地啓友、広瀬明雄、田中廣臣、菊池正
暴走族:沢木順、芝清道、深水彰彦、坂本剛、阿久津陽一郎、松島健市郎、吉原光夫、西尾健治、韓盛治、大塚俊、龍澤虎太郎
ヤクザ:野中万寿夫、吉原光夫、深水彰彦、金久烈
老人:立岡晃、吉谷昭雄、広瀬明雄、織田修二、高橋征郎、山口嘉三
老婦人:斉藤昭子、木村不時子、丹靖子、菅本烈子、佐和由梨
夢の配達人:市村正親、下村尊則(現:下村青)、山口正義、荒川務、北澤裕輔、栗原英雄、味方隆司、飯野おさみ、新木啓介、天野陽一、道口瑞之、高井治
ミュージカル・ナンバー[編集]
夢を配る
いつも夢見て
遊園地のパレード ※初期は、夜の遊園地
ガイコツダンス ※初期のみ
冷たい手 ※初期は、マコの物語[3]
マコの物語
神様お願い
お願いピコ 
二人の世界
ここは霊界空港
ぼくのいきさつ
メソの悲しみ
メソの過ち
夢を配る(リプライズ)
ぼくのいきさつ(リプライズ)
煉獄のおいらたち〜部長
煉獄のおいらたち〜暴走族
煉獄のおいらたち〜ヤクザ
誰でもないあたし
あなたのために
マコを捜せ
愛をありがとう
素晴らしい一日
行かないで
二人の世界(リプライズ)
上演記録[編集]
1987年6月2日〜6月23日 - 日生劇場(東京初演)
1987年6月〜8月 - 全国公演(全国各地で初演)
1987年9月2日〜9月21日 - 日生劇場(東京凱旋)
1987年9月〜10月 - 全国公演(全国各地で凱旋)
1988年9月17日〜10月7日 - 銀座セゾン劇場(東京3回目)
1989年1月5日〜1月30日 - 銀座セゾン劇場(東京4回目)
1989年3月〜5月 - 全国公演(全国各地で3回目)
1993年11月2日〜11月9日 - 青山劇場(東京5回目)
1993年12月25日〜1994年1月18日 - 近鉄劇場(大阪初演)
1994年2月9日〜3月27日 - 青山劇場(東京6回目)
1994年8月3日〜8月28日 - 札幌JRシアター(札幌初演)
1997年11月11日〜12月14日 - MBS劇場(大阪凱旋)
1998年1月〜7月 - 全国公演(全国各地で4回目)
2000年3月8日〜4月9日 - 福岡シティ劇場(福岡初演)
2000年10月20日〜12月17日 - JR東日本アートセンター四季劇場[秋](以下、四季劇場[秋]。東京7回目)
2002年1月6日〜2月17日 - 新名古屋ミュージカル劇場(名古屋初演)
2003年7月19日〜9月20日 - 大阪MBS劇場(大阪3回目)
2003年10月25日〜12月28日 - 四季劇場[秋](東京8回目)
2005年3月21日〜8月6日 - 四季劇場[秋](東京9回目)
2006年5月27日〜8月27日 - 京都劇場(京都初演)
2006年9月16日〜12月24日 - 新名古屋ミュージカル劇場(名古屋凱旋)
2007年3月1日〜3月31日 - 福岡シティ劇場(福岡凱旋)
2007年5月19日〜9月17日 - 全国公演(全国各地で5回目)
2008年8月14日〜9月21日 - 四季劇場[秋](東京10回目)
2009年1月20日〜2月28日 - 京都劇場(京都凱旋)
2009年7月12日〜8月9日 - 四季劇場[秋](東京11回目)
2011年3月20日〜5月15日 - 四季劇場[秋](東京12回目)
2011年5月28日〜8月28日 - 新名古屋ミュージカル劇場(名古屋3回目)
2011年9月18日〜12月21日 - 全国公演(全国各地で6回目)
2012年6月12日〜8月12日 - 大阪四季劇場(大阪4回目)
2012年8月23日〜9月22日 - 四季劇場[秋](東京13回目)
2013年7月21日〜9月1日 - 四季劇場[秋](東京14回目)
2017年6月上旬-自由劇場(浅利慶太プロデュース公演・東京15回目)

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TEAM NACS(森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真)の舞台「WARRIOR〜唄い続ける侍ロマン」2012年6月 赤坂ACTシアター 記録のみ

2019-05-12 | TVで舞台



TEAM NACS(森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真)の舞台「WARRIOR〜唄い続ける侍ロマン」2012年6月 赤坂ACTシアター 記録のみ



 TEAM NACSの舞台「WARRIOR〜唄い続ける侍ロマン」を見て、またもや大泣きに泣いてしまった。

 好きな役者さんばかりのTEAM NACS

 今回も、安田顕さんで涙を流した。


 そしてなんと、以前から私が「王子様」と読んでいた戸次重幸。

 ここのところ私に中ではTEAM NACSブームで、夫にも、
「王子様がどうのこうの云々。」
と話していると、夫は怪訝そうに一言。
「王子様ってなんだ?!」

 その王子様こと戸次重幸さんの剣さばきの素晴らしいことこの上なし。

 また、舞を披露する段になって、能楽でもなく日舞でもない彼の舞は、魔がよく、明日のアクセントが素晴らしく、こういった日本の伝統舞踊があってもいいなと思わせるほどの演じ方。

 日本舞踊を演技でこなされるのは歌舞伎役者さんの仁左衛門丈も同様で、間がよく美しく惹かれるものがある。

 戸次重幸さんの場合演劇的かつ美しい所作に加え、足の運びを独自のもので勧められたその舞の美しさに見入ってしまった。


 戸次重幸さんの本能寺でも死に際の重厚さとキャバスティの大きさに信長としての存在感の大きさと迫力を感じた。

 ここで琴線に触れ、静かではあったが涙はとめどなく流れ溢れた。

 この舞台は後に、三回は見たいので、録画保存をしておいた。


 ところでwowowでは私が見た舞台演目以外に、後二演目放映されていた。

 気がついたのが4月の30日、4/28と4/28の文は録画をしそびれてしまった。

 大変残念である。


 ダメ元でTEAM NACSの大阪公演のつけっとを調べてみると、やはり完売。

 11000×2枚
 15000×2枚 (いずれも席の投球は不明)

 値段は許容範囲なので購入しようとしたが、1枚では購入不可。

 二枚セットで販売されているとのことであった。


 仕方がないのでDVDを探すと、いろいろ興味ある演目が程よくあった。

 夫に言うと、購入すればいいよ、とのこと。

 
 今回も簡単な記録のみにて失礼いたします。

 
 
      以下の説明はWOWOW公式ホームページ ▽


 森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真による挑戦的なステージはいまや全国的な人気を集め、2009年の「下荒井兄弟のスプリング、ハズ、カム。」では、全国6都市で5万3,000人をも動員。そして2012年、それを上回る全国18都市で繰り広げられた彼らの3年ぶりの本公演「WARRIOR~唄い続ける侍ロマン」をお届けする。

 2012年にTEAM NACSが3年ぶりに行なった本公演。戦国時代を背景に、この時代に問う彼らならではの“戦い方”を描いた、ド派手で格好いいステージ。
1996年の初演以来、公演を重ねるごとにその規模を拡大してきた北海道発の演劇ユニットTEAM NACS。2012年、彼らが3年ぶりに行なった本公演。5年ぶりに森崎博之が演出を務めた。
舞台は戦国時代。自らの野望のため、信じる者に尽くすため、それぞれの信念に命を懸けて生きる男たちの運命と戦いがスタイリッシュに描かれる。3年間でさらに活躍の場を広げた5人による、スケールアップしたステージ。ド派手に、カッコよく、今の時代に熱いメッセージを訴えかけてくる。
【ストーリー】織田信長(戸次重幸)が治める尾張国に、今川義元が攻め入ってきた。織田軍劣勢の中、家臣の柴田勝家(森崎博之)は家来たちの士気を上げているが、肝心の信長は女中と戯れているばかり…。そんな中、「サル」と呼ばれる織田軍の若き侍・豊臣秀吉(音尾琢真)が偶然にも今川軍の本陣を見つける。一方の今川軍では、警戒を強める明智光秀(大泉洋)をよそに、大多数は「奇襲などありえない」と悠長に構えていた。
秀吉の情報をもとに信長、勝家ら、少数精鋭の織田軍が今川軍本陣を目がけて雨の中を駆け抜けていく。迎え撃つは、命懸けで今川義元を護らなくてはならない徳川家康(安田顕)ら今川軍。轟く雷鳴の中、数々の志がぶつかりあう時代がいま幕を開ける。そしてこの桶狭間合戦の一部始終を巻物に描いている絵師、又兵衛がいた…。

 収録日・収録場所
2012年6月7日/東京 赤坂ACTシアター
出演
TEAM NACS(森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真)
スタッフ
原案・演出
森崎博之
脚本
宇田学





   WOWOW

コメント
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