乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

映画『THE GREATEST SHOWMAN   グレイテスト・ショーマン 』3,8★/5

2024-12-15 | 映画

 

  映画『THE GREATEST SHOWMAN   グレイテスト・ショーマン 』3,8★/5

 

 映画『グレイテスト・ショーマン 』を見た。

 概ね感動はしていたが、難しいモティーフだ。

 卑屈な鑑賞の仕方だと非難を受けそうだが、次のような感じ方をした。

 

 釈然としない部分がある中、ヒゲ女さまの

「私は親にも見放されていた、存在すら、隠されていたのよ。そして、やっと、家族ができた。(要約)」

という言葉と、ラストの幕占めに胸をなでおろし、やはり感動すべき映画なのだと感じた。

 また、各場面の歌やショーは、純粋に楽しめた。

 

 今回も見たという簡単な記録だけで失礼いたします。

 

 2018年

105分

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映画『ロスト・キング 500年越しの運命』BBC  3.9★/5 2023年 108分

2024-10-12 | 映画

 

映画『ロスト・キング 500年越しの運命』BBC  3.9★/5 2023年 108分

 

 映画『ロスト・キング 500年越しの運命』を見たが、面白かった。

 面白かったのに加え、健全なる映画という気がしたが、決して説経臭くなく、楽しむことができた。

 

 言葉の節々に、言葉遊びはちりばめられており、魅力的な作品。

 俳優群も、縁起が魅力的であった。

 

 今回も見たという簡単な記録だけで失礼いたします。

 

 

以下は、データーベースより

解説

「クィーン」の名匠スティーブン・フリアーズが「シェイプ・オブ・ウォーター」のサリー・ホーキンスを主演に迎え、500年にわたり行方不明だった英国王リチャード3世の遺骨発見の立役者となった女性の実話をもとに撮りあげたヒューマンドラマ。  

 フィリッパ・ラングレーは職場で上司から理不尽な評価を受けるが、別居中の夫から生活費のため仕事を続けるように言われてしまう。

 そんなある日、息子の付き添いでシェイクスピア劇「リチャード三世」を鑑賞した彼女は、悪名高きリチャード3世も実際は自分と同じように不当に扱われてきたのではないかと疑問を抱き、歴史研究にのめり込むように。1485年に死亡したリチャード3世の遺骨は近くの川に投げ込まれたと長らく考えられてきたが、フィリッパは彼の汚名をそそぐべく遺骨探しを開始する。

 

 「あなたを抱きしめる日まで」のスティーブ・クーガンが主人公の夫を演じ、ジェフ・ポープと共同で脚本も担当。  2022年製作/108分/G/イギリス 原題または英題:The Lost King 配給:カルチュア・パブリッシャーズ 劇場公開日:2023年9月22日

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『ムーンエイジ・デイドリーム』デヴィッド・ボウイ 4.1★/5 2023年 監督・編集:ブレット・モーゲン

2024-10-10 | 映画

 『ムーンエイジ・デイドリーム』デヴィッド・ボウイ 4.1★/5 2023年 監督・編集:ブレット・モーゲン

 

 小、中学生の頃好きだったグラムロックのデヴィッド・ボウイを編集した『ムーンエイジ・デイドリーム』を見たが、面白かった。

 デヴィッド・ボウイはグラムロックのロックスターとしての頃が好きだったが、この映画を見て彼の偉大さに驚いた。

 歌であれ、詩であれ、哲学であれ、絵画であれ、多角的に才能を発揮するデヴィッド・ボウイに感心した。

 と同時に、小学校高学年と中学一年の頃、こういったロックスターが好きだったのかと、自分自身にほくそえむ。

 

 多彩なボウイだが、最高に感心したのが、絵画。

 彼の舞台つくりは小学生の頃から面白いと思ってはいたが、絵画は一段とさえている。

 彼の絵は、表現主義さながらの絵も多く、たまらなく魅力的であったことを付け加えておきたい。

 

 

 以下は、データーベースより

 

 世界的ロックスター、デビッド・ボウイの人生と才能に焦点を当てたドキュメンタリー。  

 デビッド・ボウイ財団初の公式認定映画で、ボウイが30年にわたり保管していた膨大な量のアーカイブから厳選された未公開映像と、「スターマン」「チェンジズ」「スペイス・オディティ」「月世界の白昼夢」などの40曲で構成。

 全編にわたってボウイ本人によるナレーションを使用した。  ドキュメンタリー映画「くたばれ!ハリウッド」「COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック」のブレット・モーゲンが監督を務め、ボウイやT・レックスらの楽曲を手がけた名プロデューサーのトニー・ビスコンティが音楽プロデュース、「ボヘミアン・ラプソディ」でアカデミー録音賞を受賞したポール・マッセイが音響を担当。  

 

 

2022年製作/135分/PG12/ドイツ・アメリカ合作

原題または英題:Moonage Daydream 

 

監督 ブレット・モーゲン

製作 ブレット・モーゲン

脚本 ブレット・モーゲン

編集 ブレット・モーゲン

音楽 トニー・ビスコンティ   デビッド・ボウイ

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映画『罪と罰』 監督 アキ・カウリスマキ   原作 ドストエフスキー 1983年製作 93分 フィンランド

2024-09-15 | 映画
 
映画『罪と罰』 監督 アキ・カウリスマキ   原作 ドストエフスキー 1983年製作 93分 フィンランド
 
 
 
 アキ・カウリスマキ監督の映画『罪と罰』を見た。
 
 面白かった。
 
 原作を読んだのは、もうずいぶん前に事で、あれからどのくらいの年月が経ったのかと、寂しい気持ちになる。
 
 
 映画は上にも書いたが、見てよかったと思えるものだった。
 
 
 今回も見たという簡単な記録だけで失礼いたします。
 
 
 
 
 
監督 アキ・カウリスマキ  
原作 ドストエフスキー
 
フィンランドの鬼才アキ・カウリスマキの監督デビュー作。原作はロシアの文豪ドストエフスキーによる傑作「罪と罰」で、舞台をペテルブルグから現代のヘルシンキに移し、見事に映像化している。食肉解体工場で働く青年ラヒカイネンは、ある日仕事を終えた後、ひとりの男性を尾行し、突然射殺する。警察の捜査線上にラヒカイネンの名が挙がるが、彼はまるでゲームを楽しむかのように巧みに捜査をすりぬけ、刑事たちを翻弄する……。

1983年製作/93分/フィンランド
原題または英題:Rikos ja rangaistus
劇場公開日:2002年

 

 

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映画『シャッター アイランド』4,7★/5 ディカプリオ

2024-09-14 | 映画

映画『シャッター アイランド』4,7★/5 ディカプリオ

 

 

 映画『シャッター アイランド』を見たのは三度目くらいだろうか?

 今回は、ラストの部分が気になった。

 

 善良な人間のまま死ぬのと、モンスターのまま生きるのでは、どちらが善良か?(要約)

 

 すべてを思い出した主人公であるテディは、翌朝、主治医にこう聞かれる。

「気分はどうだい?」

 すると主人公は、意図的に(だと考えている)、前日までのような妄想を超舌にこたえ始める。

 主治医は、少し離れた医師や看護師たちに、首を横に振る。

 

 看護師は脳の手術器具を手に持っている。

 

 主人公は祖千谷ちらりと目をやるが何事もなかったように、前日までに用に妄想をわざと(だと思う)語り、医師や看護師たちの間を無意識のように通り、灯台へと向かう。

 

 これは現実を思い出した主人公であるテディが、現実を受け入れられないほどの深い精神的苦しみを抱えてしまい思い出したための現実逃避、捨て身、あきらめ、楽になりたいという感情、妻に対する罪滅ぼしなど、色々なことが考えられる。

 もしかすれば、妻や子供たちの元に、少しでも近づきたかったということも考えられる。

 その根底には、

善良な人間のまま死ぬのと、モンスターのまま生きるのでは、どちらが善良か?(要約)

 ということもあったのかもしれない。

 

 今回見て私はこの映画に対しこのように感じた。

 私はこの映画が好きである。

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映画『奈落のマイホーム』監督 キム・ジフン  脚本 チョン・チョルホン キム・ジョンハン  2021年  114分  Bon Jovi - Runaway

2024-09-12 | 映画

Bon Jovi - Runaway (Official Music Video)

 

映画『奈落のマイホーム』監督 キム・ジフン  脚本 チョン・チョルホン キム・ジョンハン  2021年  114分

 

 

 奈落のマイホーム

監督 キム・ジフン  脚本 チョン・チョルホン キム・ジョンハン 

2021年

114分 

 

 映画『奈落のマイホーム』を見たが、面白かった。

 

 今回も見たという簡単な記録のみにて失礼いたします。

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映画『ARABIAN NIGHTS アラビアン・ナイト』 3.9★/5 1942年 アメリカ上 86分   監督 ジョン・ロウリンズ  脚本 マイケル・ホーガン

2024-09-10 | 映画

  映画『ARABIAN NIGHTS アラビアン・ナイト』 3.9★/5 1942年 アメリカ上 86分   監督 ジョン・ロウリンズ  脚本 マイケル・ホーガン  

 出演者 マリア・モンテス ジョン・ホール サブー リーフ・エリクソン ターハン・ベイ ビリー・ギルバート シェンプ・ハワード 

 

 

  映画『ARABIAN NIGHTS アラビアン・ナイト』を見たが喜劇的要素が多く盛り込まれ、笑える面白さがあった。

 

 どこの国で製作するかによって、アラビアン・ナイトハ若干話の内容が変わるだろうと思われるが、この映画は、アメリカ政策。

 

「サラーム」「アラー」などのペルシャにも通じる言葉もあり、またイランでも多く名付けられる「アーリー」という名の少年がいたり。

 とはいえ、これはイスラム教に通じていることなのかどうかは、私にはわからない。

 

 興味深く心から笑える幸せな映画であった。

 

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映画『自殺サークル』 2  2002年  監督:園子温 脚本:園子温 石橋凌 永瀬正敏 嘉門洋子 他

2024-09-09 | 映画

  映画『自殺サークル』 2  2002年  監督:園子温 脚本:園子温 石橋凌 永瀬正敏 嘉門洋子 他


 映画『自殺サークル』を再度、見る。

 


 前回の記録

映画『自殺サークル』  2002年  監督:園子温 脚本:園子温 石橋凌 永瀬正敏 嘉門洋子 他

で、

【映画の題名は『自殺サークル』なのに、いかにせん、話の流れでは何度も会話として【自殺クラブ】と出てくる。】

と、書いた。

 その意味が漠然と理解できた。

 園子温監督は、まったくもって形を変えての現在社会におけるドキュメントを作りたかったのだ。そのように感じた。

 

ここで疑問に思うのは、

【形を変えたドキュメント】

とは、何か?

 

 日本のどこぞのトップが考え、マスコミ全般を支配し、操作し、日本を動かしているのが現状である。

 例えば、ずいぶん前の事となるが、日本の政党が変わった時の事。

 前もっておぜん立てされ、政党が変わるとよいことが起こる、、、強いては、私は見なかったのだが、木村拓哉主演のドラマまで造られ放映された。

 そして国民の政党を変える意識を高めて、、政党は実際に変わった。

 

 昨今では次期天皇問題。

 これまでことごとく蹴落としていた某御人をことごとく神のように崇め奉り、一方をことごとく蹴落としての、民衆への意識操作。

 国民は神撫で考えを持っているように思っている者の、マスコミに大きく支配され、我々はそれによって動かされている。

 

 私は何もそれらが正しいとか、間違っていると云いたいのではない。

 一般の善良なる市民は、国の何らかの意図する創作によってわたくしたちの意識下まで入り込み、私たちの行動制限をしたり、考えを操作されていると云いたいのであり、園子温監督はそうい怖さを表現したかったに違いないと考えるのである。

 

 したがって、形を変えた意識操作、ひいては形を変えたドキュメントであるがために、映画の題名では『【自殺サークル】』とうたうが、映画の中でも詞(台詞)ではことごとく【自殺クラブ】というように違った言葉をもって使い分けされているのだと感じる。

 


「あなたは奥さんと関われていますか。」
「ああ(肯定)
「あなたは子供さんと関われていますか。」
「ああ(肯定)
「あなたはあなた自身と関われていますか。」
「ムムム、、、、、」
「あなたはあなた自身と関われているのですか。」
(青字、要約)

 

この映画の重要な場面は以前にも書いたように二ヶ所あった。

 

 一か所は、刑事の口にピストルを入れて自害する前。

 電話でのやたら咳払いした男の子の会話で、事態の深刻さと重要点を刑事は知った。

 

 また、二点目。

 以前は、コウモリと書いていたが、屋上から自殺した彼氏を持つ蝶の刺青の女性であり、コウモリは間違いであった。

 蝶の刺青の女性と、舞台上で子供たちとの問答は非常に重要な場面である。

 

 加えて三点目に充当な場面は、ところどころに顔を出すアイドル歌手グループのピーチ(?)

 自殺者が増えた、途中、

「もう、頑張れって感じです、、、」

 最後は潔く、

「ピーチは解散します。もう、勝手に生きろって感じです。」

で、事の終末を迎える。

 

 一度目にこの映画を見てすぐに、今現在禁止されているとされる、電波の周波数に紛れ込ませた暗号を何かしらの組織が流しているのではないかといった考えが浮かんだ。

 だが、今はそれは禁止されているし、そういったことが行われてないことと、私たちは信じるほかはない。

 だが、マスコミは電波や紙のばいかいを通してことごとく善良なる市民を支配し動かしている。

 そのことを気付いている民衆も多いが、やみくもに飛びつく人もまた多いのが自自地である。

 こういった本当の怖さは、さとう珠緒や宝生舞が出てきたときの、日本の怪談とはまた違った、現実の、現社会でのドキュメントととらえてよいであろう怖さを、監督は伝えたかったのだと感じた。

 

 映画の初めから出てくる多くの、無機質な表情をした、我々一般の善良なる市民が多く映し出される。

 この表現が上手い。

 この無表情に毎日の生活を送る民衆を描かずして、この映画は作れなかった。

 

 結局子供の言葉は、監督自身の言葉と考えて、おおむね間違いないであろうと感じる。

 したがって、深く掘り下げられていたこの映画は、私は好きです。

 

 ただし、これは私が見た感想であり、あくまでも他の方との考え方は違うと思います。

 私の見方が甘いのかもしれませんが、私の感想ですのでお許しください。

 





 最後になりましたが、この映画を教えて下さいました御方に心より御礼申し上げます。

 ありがとうございました。

 



自殺サークル

2002年

99分

監督
園子温
脚本
園子温

主題歌/挿入歌


出演者
石橋凌
永瀬正敏
さとう珠緒
宝生舞
佐藤二郎
ROLLY
嘉門洋子 他

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映画『シザーハンズ』ジョニー・デップ

2024-09-06 | 映画

 

 映画『シザーハンズ』ジョニー・デップ

 

 

 ジョニー・デップの映画が見たくなったので、これまでに何度か見た『シザーハンズ』を見たが、若いころに見た『シザーハンズ』とはずいぶん印象が変わってしまった。

 

 ジョニー・デップ出演なので面白いのだが、『シザーハンズ』も考えさせられるところが多く、手放しでファンタジーとは言っていられない。

 

 見終わって、多少苦しささえい覚えたのは歳のせいか、、、

 

 この映画は社会問題点を60%に抑えて描くことにより、最後は夢見て、、、みたいなつくりになっているけれど、実際には問題点を拡張して考えると、この世は恐ろしいものだと感じてしまう。

 

 

 今回も見たという簡単な記録のみにて失礼いたします。

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映画『Glass  ミスター・ガラス』2019年  129分 アメリカ  監督:M・ナイト・シャマラン  ブルース・ウィリス サミュエル・L・ジャクソン

2024-09-03 | 映画
   映画『Glass  ミスター・ガラス』2019年  129分 アメリカ  監督:M・ナイト・シャマラン  ブルース・ウィリス サミュエル・L・ジャクソン

 


 映画『Glass  ミスター・ガラス』を見たが、かなり面白かった。

 この映画は、私は好きだな^^


 


 今回も見たという記録のみにて、失礼いたします。


 




解説(公式HP)
M・ナイト・シャマラン監督がブルース・ウィリス&サミュエル・L・ジャクソン共演で送り出した「アンブレイカブル」のその後を描いたサスペンススリラー。同じくシャマラン監督作でジェームズ・マカボイ主演の「スプリット」とも世界観を共有する。フィラデルフィアのとある施設に、それぞれ特殊な能力を持つ3人の男が集められる。不死身の肉体と悪を感知する力を持つデヴィッド、24人もの人格を持つ多重人格者ケヴィン、驚くべきIQの高さと生涯で94回も骨折した壊れやすい肉体を持つミスター・ガラス。彼らの共通点は、自分が人間を超える存在だと信じていること。精神科医ステイプルは、すべて彼らの妄想であることを証明するべく、禁断の研究に手を染めるが……。「アンブレイカブル」でデヴィッドを演じたウィリス、ミスター・ガラスを演じたジャクソン、「スプリット」でケヴィンを演じたマカボイが同役を続投。


2019年製作/129分/G/アメリカ
原題または英題:Glass
配給:ディズニー
劇場公開日:2019年1月18日

スタッフ・キャスト
監督
M・ナイト・シャマラン

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映画『ヘルレイザー ジャッジメント』2018年  イギリス

2024-09-01 | 映画
    映画『ヘルレイザー ジャッジメント』2018年  イギリス


 映画『ヘルレイザー ジャッジメント』を見る。

 『ヘル・レイザー・シリーズ』(原題:Hellraiser、イギリス:Clive Barker's Hellraiser)は、1987年のイギリスのホラー映画。

 映画『ヘルレイザー ジャッジメント』はちょうど十作目にあたり、現在は十一作目が出ているそうだ。

     ヘル・レイザー(1987年)
     ヘルレイザー2(1988年)
     ヘルレイザー3(1992年)
     ヘルレイザー4(1996年)
     ヘルレイザー ゲート・オブ・インフェルノ(2000年)
     ヘルレイザー リターン・オブ・ナイトメア(2002年)
     ヘルレイザー ワールド・オブ・ペイン(2005年)
     ヘルレイザー ヘルワールド(2005年)
     ヘルレイザー:レベレーション(2011年)
     ヘルレイザー ジャッジメント(2018年)
     ヘル・レイザー(2022年)- リブート作品


 映画『ヘルレイザー ジャッジメント』は筋書きと映像が興味深い。

 ただし、何度も目をそむけたくなる場面あり^^


 こんなにロングランの面白い映画を、なぜ一作品も見てなかったかといえば、、、、

 わたくし、怖い物や怖い所や怖い映像が、超‼苦手だからなのです。

 なので『貞子』なんて何度も見ようとしましたが、怖すぎて、その都度断念。

 そのくせ、『羊たちの沈黙』などは、好きなんですよね。


 怖かったけれど、この映画も好きだな^^


 、、、、と、なんとまぁ、今回も見たという簡単な記録のみにて、失礼いたします^^はい
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これぞ、ポピュラーか?    映画『極上ディナー 狂気の夜 An Exquisite Meal』 2020年  61分

2024-09-01 | 映画
これぞ、ポピュラーか?    
    映画『極上ディナー 狂気の夜 An Exquisite Meal』 2020年  61分




 昭和のTVのようにノイズのかかった画面から始まる映画『極上ディナー 狂気の夜 An Exquisite Meal』 はふざけたばかりにあほらしい映画だったと云える。



 本当でしょうか?



 映画『極上ディナー 狂気の夜 An Exquisite Meal』 は監督の意図通りに造られた映画であると云える。

 一見ばかげた、何の意味も持たないような、ふざけた馬鹿らしい映画。

 B級映画をはるかに下回る映画。

 

 本当でしょうか?



 この映画は、一見意味を持たないが、実は大きな課題を抱えている。

    エリートとじ意識する阿呆と、下げずまれている賢人

    民主的一般人の異常と、個人の正常

 そして最も重要なこの映画の課題が

    popular(ポピュラー)

なのである。



 下げずまれている電気工事技師と偽る突然の訪問者は

    詩の引用

   『カラマーゾフの兄弟』の引用
を、普通のように話すが、自称エリートたちは
「ドフトエフスキーね。一番好きな作家よ。」
「ああ、、、」
「あああ、、、」
と、取り繕う。

 その後何もなかったように、くだらない話題に、エリートたちは花を咲かせる。

 ポピュラーなのだ。



 この映画の途中で、見逃せない 言い回し(字幕)がある。

    美しい映画なんて、必要ない。

    文学的要素なんて必要がない。

    映画は大衆のものでありポピュラーであるべきだ。


と。


 
 その割に、この映画は練られて造られている。

    ことごとくちりばめられたのであろう、言葉遊び

    異分子の排除
 
      殺された電気技術師
      一般人代表である、バイクで死んだ男

    思わせぶるなメニュー内容
    


 家主の男は、何度も声高らかに流ちょうに述べる。

 この上なくうまそうなメニューの内容を、何度も何度も(3回)唱え上げる)



 このメニュー内容にすれ、ワインの内容にすれ、私には図らなかったが、詩の引用や『カラマーゾフの兄弟』の引用のように分かりやすい引用は、親切に手ほどきしてくれている。

 だが、この映画の節々に隠されているであろうわたくしにはわからない言葉遊びが多く紡がれているに違いないと思わせるのだ。

 監督は、

    ポピュラーだと?

    ポピュラーであって、ポプラ―じゃないんだよ、、


と言わんばかりの映画を作りたかったのではないかと感じる。




 メニューだけが唱えられ、家主以外の妻や客は腹を減らす過ぎて、それこそ狂気の沙汰である。

 ウン?

 オーブンの中身?
      人肉ではありませんでしょうね^^



      空っぽですよ、空っぽ。

      それこそ,ポピュラーなのですから




 




以下は公式HPより


極上ディナー 狂気の夜(2020年製作の映画)
An Exquisite Meal

製作国:アメリカ上映時間:61分
ジャンル:スリラー
1.8
あらすじ
デイヴとアイリーン夫妻は友人たちを招いてディナーパーティーを開催。
シェフであるデイヴは腕によりをかけて極上の料理を用意していた。
パーティーにはマークとベスのカップルや、アニーと、その友人という電気技師のポール、フランス人のチャーリーが駆けつける。
男女7名がワインを飲みながら会話を楽しむなか、ポールが参加者の目を盗み不審な行動を取り始める。
やがて夜が更け、空腹となったパーティーの参加者が自らの本音を語り始めるが、デイヴが用意しているという極上の料理は一向に出てこない。
その時、家の外で大きな音が響き、驚いた一同が表に出ると、転倒したバイクと1人の男が横たわっていた。

監督
ロバート・ブルース・カーター
出演者
マイク・ジマーソン
アムリタ・ダリワル
ヴィクトリア・ニュージェント
ロス・マジャール
バッサム・アブデルファッターフ
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映画『ジョーカー・ゲーム』 2015年 108分  監督:入江悠  脚本:渡辺雄介

2024-08-31 | 映画
映画『ジョーカー・ゲーム』 2015年 108分  監督:入江悠  脚本:渡辺雄介



 映画『ジョーカー・ゲーム』を見る。

 原作はアニメらしいがそちらの方は評価が高い。

 渋川清彦さんは良かった。

 深田恭子さんは好きだが、この役にはあってなかった。


 アップテンポで行きたいであろうこの映画はずいぶんとゆっくりとした流れの中で進んでいた。


 まぁ、面白かった。そんな感じ。


 今回も見たという簡単な記録だけで失礼いたします。

原作
柳広司
主題歌/挿入歌
KAT-TUN

出演者
亀梨和也
伊勢谷友介
深田恭子
小澤征悦
小出恵介
山本浩司
渋川清彦









 イラン ウルミエ湖
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ドキュメンタリー『ザ・フード ~アメリカ巨大食品メーカー』1,2,3(全4時間半)

2024-08-31 | 映画
ドキュメンタリー『ザ・フード ~アメリカ巨大食品メーカー』1,2,3(全4時間半)



ドキュメンタリー『ザ・フード ~アメリカ巨大食品メーカー』

    1, 約1時間半
    2, 約1時間半
    3、 約1時間半

巨大食品メーカーの誕生と知られざるリーダーたちの経営手腕に迫るドキュメンタリー



 ドキュメンタリー『ザ・フード ~アメリカ巨大食品メーカー』を1~3まで見た。

 コカ・コーラやハインツやケロッグやマクドナルドやケンタッキー・フライドチキンやほか多くの誰しもが知っているであろう大企業の成り立ちが興味深く展開されていた。

 これぞ、まさに、アメリカン・ドリームである。


 ハインツは電気が恐れられまだアメリカに広まってなかったときに、いち早く始めて電気を取り入れたそうだ。

 それにより、ベルトコンベア作業で製品を早く確かに、しかも安全な製品を大量に創り広めたという。

 ハインツなしでは、今のアメリカは考えられなかったと云う。


 医療から始まった食品がケロッグに。

 この話も面白かったが、ほか、コーラやチキンやチョコやハンバーグなど、どれをとっても手をたたかないではいられない。

 こういったドキュメントを見手入れは、もう少し野心家になれたのではないか、、、と臍を噛む。

 若かりし頃に見たかったドキュメントであった。



 今回も見たという簡単な記録だけで失礼いたします。


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映画『自殺サークル』  2002年  監督:園子温 脚本:園子温 石橋凌 永瀬正敏 嘉門洋子 他

2024-08-31 | 映画

  映画『自殺サークル』  2002年  監督:園子温 脚本:園子温 石橋凌 永瀬正敏 嘉門洋子 他


 映画『自殺サークル』を見る。

 先日見た『紀子の食卓』は、映画『自殺サークル』のもう一つの話であったらしい。



 冒頭のさとう珠緒と宝生舞あたりで、恐怖映画化と感じ、肩をすごめ、断念しようかと思ったぐらいに怖かった(笑)

 ところがその部分を過ぎると、恐怖映画ではなくなり、園子温氏本欄の持つ興味深さと真の人間の怖さを引き出した内容になってくる。

 本来の怖い作品となれば、こっちのものだ。見続けてよかったと、胸をなでおろす・



 映画の題名は『自殺サークル』なのに、いかにせん、話の流れでは何度も会話として【自殺クラブ】と出てくる。

 更には、ほぼ一色に近いくらいに【自殺クラブ】と発せられる。

 これはどういった意図があるのか、おそらく園子温氏はそこに二面性を持たせての意図的な詞選びだとは思うが、私にはわからなかった。



 園子温氏がこの映画で言以来事は分かった。

 それは刑事の口にピストルを入れて自害する前の、電話でのやたら咳払いした男の子の会話で見概ねわかる。

 また、舞台上でのコウモリと子供たちの問答でもわかる。

 この問答は大人、或いはおとなになりゆく人間への裁判にとさえも感じられる。

 あるいはうがった言い方をすれば、魔女狩り。

 地下アイドルたちの意味は大きい。

 はじめは、現在禁止されている電波の中に洗脳される信号を送っているのかと考えたが、そんな単純な話ではなかった。
 


 前後するが、

「あなたは奥さんと関われていますか。」
「ああ(肯定)
「あなたは子供さんと関われていますか。」
「ああ(肯定)
「あなたはあなた自身と関われていますか。」
「ムムム、、、、、」
「あなたはあなた自身と関われているのですか。」
(青字、要約)



 園子温氏が言いたいことは分かるような気がする。

 しかし、私は園子温氏の意見には反対である。

 意見が異なることを認めたうえで、私は園子温氏の作品群が好きである。

 人はそれぞれの考え方があることを理解し、此処で私が園子温氏の意見にそぐわない意見を持っていようとも、ご理解いただきたい。

 なぜならそれこそ
【私は私自身と関わるを持っているのだから】



 子どもが大人にメタモルフォーゼを遂げる段階の途中で、やたら咳ばらいをしていた子供やその仲間たちのような心理状態になるがある場合もあることは、科学的に証明されている。

 なので、この映画はそれをうまく引き出し練り上げられたのであろうと感じた。



 ところで、以前『紀子の食卓』でも書いたが、園子温氏は安部公房先生がかなるお好みであることをこの映画『自殺サークル』でも感じた。

 コウモリがとらえられ、ボウリング場に連れゆかれ、そのあと 他の部屋に連れ込まれる。
 
 ボウリング場と他の部屋では、人や犬などが白い光を通す根の袋に入れられる。

 白い布の袋は大きめで、逆光を当て、中の人は手を伸ばしたり救いを求めるのだが、その光に映し出された人の動きを安部公房先生はすでにその戯曲を書き、演劇を作り出している。

 園子温氏は今回の劇場でもコウモリと子供たちの問答でも戯曲的であるが、逆行に光を当てた手法は安部公房先生の演劇『イメージの展覧会』で使われた技法ん青である。

 私は園子温氏の安部公房好きに、親しみを感じた。



 わたくしの拙い見方では、間違っているかもしれませんが、お許しください。

 今回も見たという簡単な記録のみにて失礼いたします。






 最後に
 この映画を教えて下さいました御方に心より御礼申し上げます。

 ありがとうございました。

 





自殺サークル

2002年

99分

監督
園子温
脚本
園子温

主題歌/挿入歌


出演者
石橋凌
永瀬正敏
さとう珠緒
宝生舞
佐藤二郎
ROLLY
嘉門洋子 他
コメント (8)
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