朝から書棚から日本文学大系(赤)を三冊取り出し、もそもそと日本武尊(やまとたけるのみこと)の項で遊ぶ。
『古事記』と『日本書紀 上』『日本書紀 下』で「景行天皇」を見ていると、【臼】について註釈があった。
臼は子孫繁栄や安産祈願に用いられるという。
『日本書紀 上』「日本書紀巻第七」
その一部を紹介すると、
産婦が臼に取り巻き産する風習(伊豆三宅町)
難産→夫が臼をかついで家のまわりを廻る(茨城)
お産が重いと腹に臼をあてる(日高)
他家に嫁に行った娘がお産で帰ってきた時、すぐに臼の中に入れる(愛知)
景行天皇も臼をかついで家のまわりを廻ッたが
一人では終わらず二人目…
思わず「こんちくしょう」と のたもうた(^^)←(註釈)
↓
日本武尊(やまとたけるのみこと)は、双子だったのです(*^D^*)
双子の話は芝居か読み物で知っていたのですが、『日本書紀』では読んだことがありません。
『古事記』には、日本武尊(やまとたけるのみこと)双子という記述はありません。
なので、『日本書紀』を抜き出すことにしました(*^-^*)
『日本書紀 上』「日本書紀巻第七」
后、ニ(ふたはしら)の生(あ)れます。
第一(あに)をば、大碓皇子(おほうすのみこ)と曰(まう)す。
第二(つぎ)をば、小碓尊(こうすのみこと)と曰(まう)す。
………(省略)
其の 大碓皇子、小碓尊は、一日(ひとひ)に同じ胞(え)にして、雙(ふたご)に生(あ)れませり。 ←双子だった
天皇(すめらみこと)異(あやしび)たまいて、即ち碓(うす)にたけびたまいき。
大碓(おほうす)
小碓(こうす)
亦の名を 日本童男(やまとをぐな)
亦は日本武尊(やまとたけるのみこと)
………(省略)
朝から楽しい時間を過ごして遊んでしまいました
12月
「おそうじおそうじ おそうじだ」
と、芝居『御贔屓勧進帳』(『芋洗い勧進帳』ともいう)の台詞のように、自分に拍車をかける。(^^)v
さ!主婦業、がんばろ!!