乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

白梅や 墨芳しき鴻臚館  蕪村 蕪村     京都市下京区西新屋敷揚屋町の 角屋 北側「此附近 東鴻臚館址」標柱

2023-03-13 | 俳諧、連句(『役者手鑑』などを含む)

 

 白梅や 墨芳しき鴻臚館  蕪村

 東嶋臚館趾   京都 島原

 京都市下京区西新屋敷揚屋町の 角屋 北側「此附近 東鴻臚館址」標柱

 

 白梅や 墨芳しき鴻臚館  蕪村  

                          

「鴻臚館(こうろかん)」は、奈良時代に中国や朝鮮の外交使節を接待した社交場。

 庭には中国由来の白梅が華やいで香り、館の中では墨の香りも芳(かんば)しく漢詩文を揮毫(きごう)する姿があって、新春に異国の人々を歓迎する品のよいにぎわいを感じる。

 

 

 白梅や 墨芳しき鴻臚館  蕪村

 

 島原と云う事が手伝い、上の句を完全に深読みし、うがった読み方をしてしまったのか、、、?

 もしくは、、、、、、

 もしくは、、、は、言葉にすることができない、、、なんとも後味の悪い読み間違い、、か、、

 

 

鴻臚館(こうろかん)とは

 鴻臚館(こうろかん)は平安時代に設置された外交および海外交易の施設である。

 前身として筑紫館や難波館が奈良時代以前から存在した。

 その名称は北斉からあった九寺のうちの外交施設「鴻臚寺」に由来し、唐の時代にその名称が日本に導入された。

「鴻」は大きな鳥の意から転じて大きいの意。

「臚」は腹の意から転じて伝え告げるの意。

「鴻臚」という言葉は外交使節の来訪を告げる声を意味していた。

 

 

 みなさま

 ありがとうございます^^

 心より感謝しております^^

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 『初期俳諧集』より「犬子集(えのこしゅう) 一」 序の部分    岩波新日本古典文学大系 69

2019-11-27 | 俳諧、連句(『役者手鑑』などを含む)
 写真は春日大社 影向のまつの木肌



 『初期俳諧集』より「犬子集(えのこしゅう) 一」 序の部分    岩波新日本古典文学大系 69



「犬子集」(えのこしゅう)とは      (ブリタニカ国際大百科事典)
 江戸時代前期の俳諧撰集。松江重頼編。
 寛永 10 (1633) 年刊。
  17巻5冊。貞門俳諧最初の公刊撰集。
 山崎宗鑑,荒木田守武以後の発句 1530,付句 1000,それに「上古誹諧」と題して『菟玖波 (つくば) 集』など古連歌集から抄出した俳諧約 130句を添えてある。


「犬子集」(えのこしゅう)とは      (世界大百科事典)
 俳諧撰集。松江重頼(しげより)編。
 1633年(寛永10)刊。
 江戸初期の俳諧の隆盛に対応し,天文年間(1532‐55)以降の作品を集めた撰集。
 書名は《犬筑波(いぬつくば)集》の子になぞらえたもの。
 読人不知と178人の作者の発句(ほつく)1654句,付句(つけく)1000組を,5冊17巻に収める。
 主な作者は貞徳,重頼,親重(立圃(りゆうほ)),徳元,慶友ら。作風は縁語・掛詞による〈見立て〉や故事・古典の立入(たちいれ)が主である。



『初期俳諧集』より「犬子集(えのこしゅう) 一」 一部抜粋(書き写す)

 夫(それ)俳諧は昔より人のもてあそぶ事世世にあまねし。されども盛んにをこる事は、中比伊勢国山田の神官(じんくわん)に荒木田守武、又山城国山崎に宗鑑(そうかん)とて、此道の好士(こうし)侍り。かかる時よりぞ、事新たまりけるとなん。されば独吟に線区をつらね、そうかんは『犬筑波』をしるして、世世の型溝となしける。……
  (岩波新日本古典文学大系 69   3頁7頁)


 夫(それ)俳諧は昔より人のもてあそぶ事世世にあまねし。されども盛んにをこる事は、中比伊勢国山田の神官(じんくわん)に荒木田守武、又山城国山崎に宗鑑(そうかん)とて、此道の好士(こうし)侍り。かかる時よりぞ、事新たまりけるとなん。されば独吟に線区をつらね、そうかんは『犬筑波』をしるして、世世の型溝となしける。…… から始まる「犬子集(えのこしゅう) 一」は中頃には次のように記されているので、一部写しておきたい。


『守武句集』・『大筑波集』右(左)之良本をのぞき、其後の発句、付句其様宜しく聞こえるを、みづから書集め在古老之披見に入、用捨の詞をくはへ、そぞろに比一週(いつシふ)となし、是を「犬子集」と号(なづけ)侍る。

 上のように書かれている。

 最後のまとめとしてましたのように書かれているので、書き写しておきたい。

 誠 此道に心をよする事切なるによりて、今行末の人口、ことには神慮のとがめをも恐れざるに似たり。されども和光同塵は本(もと)より結縁(けちえん)の初とかや。市からば是非をもゆるし給うべし。……………………足引の山鳥のしだりおの、ながながしく書き続ける。



     『初期俳諧集』より「犬子集(えのこしゅう) 一」 序の部分  終わり






 


 


 
 
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 『役者手鑑 全』16  つり草の  置ところなし 蓮見時  連車   安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

2019-11-26 | 俳諧、連句(『役者手鑑』などを含む)


 『役者手鑑 全』16  つり草の  置ところなし 蓮見時  連車   安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画
 


 

 
  半ふん 
   有之 
  せうじ 
    に 
   くらき
    わかは哉
         里江

   = 半分之(これ)有り
     障子に暗き 若葉哉(かな)
                 里江 
 を受けて

 

   つり草の  
  置ところなし 
     蓮見時  
         連車

   = 釣り草の 置く所無し 蓮見時






 
 連名句順  澤村定五郎  連車
  


 


 乗捨る 
  汐 
  干かれ
 から

  ↓

 半ふん 
   有之 
  せうじ 
    に 
   くらき
    わかは哉

  ↓

 つり草の  
  置ところなし 
     蓮見時 


 つり草 = 釣った草(女性)
       そして、植物の「つり忍」をも思い浮かべます。
      「つり忍」は確かシダ科でしたが、冬に枯れても、毎年はを出します。
       おまけに、「つり忍」は小芝居でもたびたの披露される演目です。

 置ところなし の言葉で、女性が気の毒なようではありますが、少し笑ってしまう。
 これは、連句の面白いところなのでしょうかと感じます。

 そして
 蓮見時 で (女性を)置ところなし をさらに強調しているように思います。

 はすの見頃は、朝。遅くとも、午前中です。
 日が昇り、照り始めると、はすの花は水面下に隠れてしまいますもの^^

 これを考えると、女性の方からさっていったとも受け取れます。


 皆さんはどのように受け取られますか^^
 え?
     乱鳥(Rancho)さん、ちょいと、下世話ですよ!
 って。
 これまた、失礼いたしました。


 古典や連句ってこういうのも多いので、お許しを^^v

       






 


   『役者手鑑 全』1 表紙・表紙裏 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

 https://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/8004913231b9f7916a7e5586e667ca07『役者手鑑 全』2 最終頁 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

 https://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/3781ea7dbbe73aa9b0e6a110bf6c85ea『役者手鑑 全』3 序文一オ・ウ 八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

  『役者手鑑 全』4 連名句順 二オ 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

    『役者手鑑 全』5 立役者之名家 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

  『役者手鑑 全』6  三升 万歳の 来つつなれにし 鶴太夫 三オ 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

    『役者手鑑 全』7 「連名句順」の「吾妻富士仰蓮花」(右下)と「三升」から始まる「万歳の 来つつなれにし 鶴太夫」を再考したい。
 
  『役者手鑑 全』8  鶴つがひ 長閑にあゆむ 田面かな  市江  東京書舗 本石町十軒店 伏見屋善蔵 稀書複製版 米山堂

  『役者手鑑 全』9  夕くれを おしむ乳母有り いかのほり 路志う 東京書舗 本石町十軒店 伏見屋善蔵 稀書複製版 米山堂

     役者手鑑 全』9 『役者手鑑 全』10 風巾の尾の風の長きためしも君の代や/青柳の強さや風の吹き次第/目辺りに埃もたたず梅の花(3句)

  『役者手鑑 全』11 里渡   高砂や 松葉に枝を 梅の花   安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

  『役者手鑑 全』12  蒲公英ハしはし旅僧のしとねかな 杉暁   安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

  『役者手鑑 全』13  舞台から雪間へ かたの蝶ひとつ  巨撰   安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

  『役者手鑑 全』14  納子   沖中に 舟 乗捨る 汐 干かれ  安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

  
 『役者手鑑 全』15  半ふん 有之 せうじ に くらき わかは哉  里江  安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画


  『役者手鑑 全』16  つり草の  置ところなし 蓮見時  連車   安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画 






  東京大学所蔵 役者手鑑 / 花吸菴編 全22頁  安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画




 

 
 『役者手鑑 全』 表紙裏
 
 
 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画   東京書舗 本石町十軒店 伏見屋善蔵  最終頁
  
 
 
 序文 一オ
 

 
 
 序文 一ウ
 

 
 
 連名句順  二オ
 
 
 立役之名家 市川團十郎 三升

 
 『役者手鑑 全』5  三升 万歳の 来つつなれにし 鶴太夫

 
 『役者手鑑 全』8  鶴つがひ 長閑にあゆむ 田面(たのも)かな  市江

 
 『役者手鑑 全』9  夕くれを おしむ乳母(うば)有り いかのほり 路志う

 
 『役者手鑑 全』9  風巾の尾の 風の長きためしも 君の代や  きをん
                     
 
 『役者手鑑 全』9 青柳の つよさや風の 吹き次第  濱瀬

 
 『役者手鑑 全』10 目あたりに ほこりもたたす 梅の花  三朝

 
 『役者手鑑 全』11 里渡   高砂や 松葉に枝を 梅の花   

 
 『役者手鑑 全』12  蒲公英ハしはし旅僧のしとねかな 杉暁  

 
 『役者手鑑 全』13  舞台から雪間へ かたの蝶ひとつ  巨撰 

 
 『役者手鑑 全』14  納子   沖中に 舟 乗捨る 汐 干かれ  

  
 『役者手鑑 全』15  半ふん 有之 せうじ に くらき わかは哉  里江 

 
 『役者手鑑 全』16  つり草の  置ところなし 蓮見時  連車 

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『役者手鑑 全』15  半ふん 有之 せうじ に くらき わかは哉  里江  安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

2019-11-26 | 俳諧、連句(『役者手鑑』などを含む)


 『役者手鑑 全』15  半ふん 有之 せうじ に くらき わかは哉  里江  安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画
 


 
 
      納子  
  沖中に 
  舟 
  乗捨る 
  汐 
  干かれ
 を受け

 
  半ふん 
   有之 
  せうじ 
    に 
   くらき
    わかは哉
         里江

   = 半分之(これ)有り
     障子に暗き 若葉哉(かな)
                 里江 

 
 連名句順  山下金作  里江
  


 
 半ふん 有之 せうじ に くらき わかは哉  里江
 (半分之(これ)有り 障子に暗き 若葉哉(かな)里江 )


 乗捨る 
  汐 
  干かれ
 からの、連句ですね^^

 それにしても、
 あらま!大きな若葉が!(^^)
 障子の向こう側に影となって。
 ちょうど障子半分の大きさが息を潜めていらっしゃいますのね^^

 部屋の中のお題露様(男性)は、業平様のような良い姿の殿方なのでしょうね。
 と、主婦の妄想は膨らむ。


 それにしても、この句は、洒落ておりする^^v

 


   『役者手鑑 全』1 表紙・表紙裏 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

 https://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/8004913231b9f7916a7e5586e667ca07『役者手鑑 全』2 最終頁 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

 https://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/3781ea7dbbe73aa9b0e6a110bf6c85ea『役者手鑑 全』3 序文一オ・ウ 八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

  『役者手鑑 全』4 連名句順 二オ 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

    『役者手鑑 全』5 立役者之名家 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

  『役者手鑑 全』6  三升 万歳の 来つつなれにし 鶴太夫 三オ 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

    『役者手鑑 全』7 「連名句順」の「吾妻富士仰蓮花」(右下)と「三升」から始まる「万歳の 来つつなれにし 鶴太夫」を再考したい。
 
  『役者手鑑 全』8  鶴つがひ 長閑にあゆむ 田面かな  市江  東京書舗 本石町十軒店 伏見屋善蔵 稀書複製版 米山堂

  『役者手鑑 全』9  夕くれを おしむ乳母有り いかのほり 路志う 東京書舗 本石町十軒店 伏見屋善蔵 稀書複製版 米山堂

     役者手鑑 全』9 『役者手鑑 全』10 風巾の尾の風の長きためしも君の代や/青柳の強さや風の吹き次第/目辺りに埃もたたず梅の花(3句)

  『役者手鑑 全』11 里渡   高砂や 松葉に枝を 梅の花   安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

  『役者手鑑 全』12  蒲公英ハしはし旅僧のしとねかな 杉暁   安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

  『役者手鑑 全』13  舞台から雪間へ かたの蝶ひとつ  巨撰   安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

  『役者手鑑 全』14  納子   沖中に 舟 乗捨る 汐 干かれ  安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

   
 『役者手鑑 全』15  半ふん 有之 せうじ に くらき わかは哉  里江  安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画








  東京大学所蔵 役者手鑑 / 花吸菴編 全22頁  安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画




 

 
 『役者手鑑 全』 表紙裏
 
 
 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画   東京書舗 本石町十軒店 伏見屋善蔵  最終頁
  
 
 
 序文 一オ
 

 
 
 序文 一ウ
 

 
 
 連名句順  二オ
 
 
 立役之名家 市川團十郎 三升

 
 『役者手鑑 全』5  三升 万歳の 来つつなれにし 鶴太夫

 
 『役者手鑑 全』8  鶴つがひ 長閑にあゆむ 田面(たのも)かな  市江

 
 『役者手鑑 全』9  夕くれを おしむ乳母(うば)有り いかのほり 路志う

 
 『役者手鑑 全』9  風巾の尾の 風の長きためしも 君の代や  きをん
                     
 
 『役者手鑑 全』9 青柳の つよさや風の 吹き次第  濱瀬

 
 『役者手鑑 全』10 目あたりに ほこりもたたす 梅の花  三朝

 
 『役者手鑑 全』11 里渡   高砂や 松葉に枝を 梅の花   

 
 『役者手鑑 全』12  蒲公英ハしはし旅僧のしとねかな 杉暁  

 
 『役者手鑑 全』13  舞台から雪間へ かたの蝶ひとつ  巨撰 

 
 『役者手鑑 全』14  納子   沖中に 舟 乗捨る 汐 干かれ  

  
 『役者手鑑 全』15  半ふん 有之 せうじ に くらき わかは哉  里江  安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画
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『役者手鑑 全』14  納子   沖中に 舟 乗捨る 汐 干かれ  安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

2019-11-26 | 俳諧、連句(『役者手鑑』などを含む)


 『役者手鑑 全』14  納子   沖中に 舟 乗捨る 汐 干かれ  安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画
 


 

 
 舞台から雪間へ かたの蝶ひとつ  巨撰
 を受け

 
      納子  
  沖中に 
  舟 
  乗捨る 
  汐 
  干かれ
 

 
 連名句順  沢村宗十郎  納子
  


 
 納子   沖中に 舟 乗捨る 汐 干かれ
  
     = 沖中に 舟 乗地捨てる 汐 干かれ


 あらま!の句ですわ^^

 恥ずかしいので、感想は割愛させていただきまする^^

 次の句の
 『役者手鑑 全』15  半ふん 有之 せうじ に くらき わかは哉  里江  
を続けて読むと、おかし恥ずかし、クスリニヤニヤと笑ってしまいまする^^


 今回は、これだけ^^

 
 
 澤村宗十郎の何、びくん^^v

 歌舞伎、観たい!

 12月の南座顔見世は行くけれど、新春松竹座はパス!

 松嶋屋さんと成駒屋さんはとても好きだし、観たいけれど(わっはっは!でございまするわ! )





   『役者手鑑 全』1 表紙・表紙裏 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

 https://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/8004913231b9f7916a7e5586e667ca07『役者手鑑 全』2 最終頁 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

 https://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/3781ea7dbbe73aa9b0e6a110bf6c85ea『役者手鑑 全』3 序文一オ・ウ 八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

  『役者手鑑 全』4 連名句順 二オ 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

    『役者手鑑 全』5 立役者之名家 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

  『役者手鑑 全』6  三升 万歳の 来つつなれにし 鶴太夫 三オ 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

    『役者手鑑 全』7 「連名句順」の「吾妻富士仰蓮花」(右下)と「三升」から始まる「万歳の 来つつなれにし 鶴太夫」を再考したい。
 
  『役者手鑑 全』8  鶴つがひ 長閑にあゆむ 田面かな  市江  東京書舗 本石町十軒店 伏見屋善蔵 稀書複製版 米山堂

  『役者手鑑 全』9  夕くれを おしむ乳母有り いかのほり 路志う 東京書舗 本石町十軒店 伏見屋善蔵 稀書複製版 米山堂

     役者手鑑 全』9 『役者手鑑 全』10 風巾の尾の風の長きためしも君の代や/青柳の強さや風の吹き次第/目辺りに埃もたたず梅の花(3句)

  『役者手鑑 全』11 里渡   高砂や 松葉に枝を 梅の花   安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

  『役者手鑑 全』12  蒲公英ハしはし旅僧のしとねかな 杉暁   安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

  『役者手鑑 全』13  舞台から雪間へ かたの蝶ひとつ  巨撰   安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

   『役者手鑑 全』14  納子   沖中に 舟 乗捨る 汐 干かれ  安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画



  東京大学所蔵 役者手鑑 / 花吸菴編 全22頁  安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画




 

 
 『役者手鑑 全』 表紙裏
 
 
 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画   東京書舗 本石町十軒店 伏見屋善蔵  最終頁
  
 
 
 序文 一オ
 

 
 
 序文 一ウ
 

 
 
 連名句順  二オ
 
 
 立役之名家 市川團十郎 三升

 
 『役者手鑑 全』5  三升 万歳の 来つつなれにし 鶴太夫

 
 『役者手鑑 全』8  鶴つがひ 長閑にあゆむ 田面(たのも)かな  市江

 
 『役者手鑑 全』9  夕くれを おしむ乳母(うば)有り いかのほり 路志う

 
 『役者手鑑 全』9  風巾の尾の 風の長きためしも 君の代や  きをん
                     
 
 『役者手鑑 全』9 青柳の つよさや風の 吹き次第  濱瀬

 
 『役者手鑑 全』10 目あたりに ほこりもたたす 梅の花  三朝

 
 『役者手鑑 全』11 里渡   高砂や 松葉に枝を 梅の花   

 
 『役者手鑑 全』12  蒲公英ハしはし旅僧のしとねかな 杉暁  

 
 『役者手鑑 全』13  舞台から雪間へ かたの蝶ひとつ  巨撰 

 
 『役者手鑑 全』14  納子   沖中に 舟 乗捨る 汐 干かれ  



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『役者手鑑 全』13  舞台から雪間へ かたの蝶ひとつ  巨撰   安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

2019-11-25 | 俳諧、連句(『役者手鑑』などを含む)


 『役者手鑑 全』13  舞台から雪間へ かたの蝶ひとつ  巨撰   安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画
 


 

 
  蒲公英ハしはし旅僧のしとねかな  杉暁

 
 舞台から雪間へ かたの蝶ひとつ  巨撰

 舞台の「台」は「基の上の部分」の下には「旦」という文字が使われている。
『くずし字辞典』によれば、「「基の上の部分」の下には「旦」」に近い文字としては、「台」では、「『䑓』「基の上の部分に近い冠」の下に「至」」と書く元は「台」とは別じの文字があると記されていた。

 台  
 䑓(この文字ですが、一部のクライアントでは表示できない場合があるそうです)
 臺


 
 連名句順  小佐川常世 巨撰
  




 
 舞台から雪間へ かたの蝶ひとつ  巨撰

 この絵を見れば、京都生まれの私の場合は、清水の舞台を思い浮かべてしまう。
 だが、こういった形状の舞台を持つ寺は全国に多くある。


 舞台から雪間へ
 の「雲間へ」で歌舞伎『鳴神』の「雲絶間姫」を思い浮かべる。

 鳴神も馴染みの演目で、多くの役者でみた。
『鳴神』はあの露骨な表情が印象深く好きであった現中村芝翫さん(元、橋之助さん)の鳴神上人と、私のとても好きな故中村芝翫丈での親子での舞台で見てみたい!!!
 今となっては叶わぬ夢ではあるが(涙)
 
 かたの蝶ひとつ
 の「蝶」で、能楽や歌舞伎の『石橋』を思い浮かべる。

 歌舞伎の『石橋』も多くの役者でみたが、これもまた、今となっては見ることができない、故勘三郎さんと、長男・勘九郎(当時:勘太郎)、中村七之助さんの親子三人で舞われた『連獅子』をみてみたい。
 これまでみた中で、故勘三郎さん(たしか新歌舞伎座)の気振りの数が一番多かった。
 だが中村鴈治郎さんの襲名披露(松竹座)で舞われた気振りは、その数を上回ってしまった。
 ちなみにこれまでで一番少ない気振りの数だったのは現松本幸四郎(当時、染五郎、確か、松竹座)であり、十数回であったことを覚えている。


 舞台から雪間へ かたの蝶ひとつ
『役者手鑑 全』から、過去に見たいろいろな舞台を思い出すのは楽しいことである。






   『役者手鑑 全』1 表紙・表紙裏 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

 https://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/8004913231b9f7916a7e5586e667ca07『役者手鑑 全』2 最終頁 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

 https://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/3781ea7dbbe73aa9b0e6a110bf6c85ea『役者手鑑 全』3 序文一オ・ウ 八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

  『役者手鑑 全』4 連名句順 二オ 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

    『役者手鑑 全』5 立役者之名家 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

  『役者手鑑 全』6  三升 万歳の 来つつなれにし 鶴太夫 三オ 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

    『役者手鑑 全』7 「連名句順」の「吾妻富士仰蓮花」(右下)と「三升」から始まる「万歳の 来つつなれにし 鶴太夫」を再考したい。
 
  『役者手鑑 全』8  鶴つがひ 長閑にあゆむ 田面かな  市江  東京書舗 本石町十軒店 伏見屋善蔵 稀書複製版 米山堂

  『役者手鑑 全』9  夕くれを おしむ乳母有り いかのほり 路志う 東京書舗 本石町十軒店 伏見屋善蔵 稀書複製版 米山堂

     役者手鑑 全』9 『役者手鑑 全』10 風巾の尾の風の長きためしも君の代や/青柳の強さや風の吹き次第/目辺りに埃もたたず梅の花(3句)

  『役者手鑑 全』11 里渡   高砂や 松葉に枝を 梅の花   安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

  『役者手鑑 全』12  蒲公英ハしはし旅僧のしとねかな 杉暁   安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

  『役者手鑑 全』13  舞台から雪間へ かたの蝶ひとつ  巨撰   安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画





  東京大学所蔵 役者手鑑 / 花吸菴編 全22頁  安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画




 

 
 『役者手鑑 全』 表紙裏
 
 
 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画   東京書舗 本石町十軒店 伏見屋善蔵  最終頁
  
 
 
 序文 一オ
 

 
 
 序文 一ウ
 

 
 
 連名句順  二オ
 
 
 立役之名家 市川團十郎 三升

 
 『役者手鑑 全』5  三升 万歳の 来つつなれにし 鶴太夫

 
 『役者手鑑 全』8  鶴つがひ 長閑にあゆむ 田面(たのも)かな  市江

 
 『役者手鑑 全』9  夕くれを おしむ乳母(うば)有り いかのほり 路志う

 
 『役者手鑑 全』9  風巾の尾の 風の長きためしも 君の代や  きをん
                     
 
 『役者手鑑 全』9 青柳の つよさや風の 吹き次第  濱瀬

 
 『役者手鑑 全』10 目あたりに ほこりもたたす 梅の花  三朝

 
 『役者手鑑 全』11 里渡   高砂や 松葉に枝を 梅の花   

 
 『役者手鑑 全』12  蒲公英ハしはし旅僧のしとねかな 杉暁  

 
 『役者手鑑 全』13  舞台から雪間へ かたの蝶ひとつ  巨撰 



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『役者手鑑 全』12  蒲公英ハしはし旅僧のしとねかな 杉暁   安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

2019-11-25 | 俳諧、連句(『役者手鑑』などを含む)


 『役者手鑑 全』12  蒲公英ハしはし旅僧のしとねかな 杉暁   安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画
  


 




 
 黒渡   高砂や 松葉に枝を 梅の花
 を受けて

 
  蒲公英ハしはし旅僧のしとねかな  杉暁

 
 連名句順  坂田半五郎 杉暁
  


 『役者手鑑 全』11 黒渡 高砂や 松葉に枝を 梅の花  安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画<

 
 
 黒渡   高砂や 松葉に枝を 梅の花
 を受けて

 
  蒲公英ハしはし旅僧のしとねかな  杉暁


 松の次は、杉
 杉暁詠むは、蒲公英の句也。


 しとね = 褥     (三省堂 大辞林 第三版)
       敷物。座布団・敷き布団の類。

 蒲公英ハしはし旅僧のしとねかな  杉暁
  = たんぽぽは、しばし 旅僧のしとね(仮の敷物、布団)かな


 たんぽぽはひとときのしとねと読み、「草枕」を思い起こす。

 草枕は旅の枕詞であり、草枕といえば、やはり先日にも書いた『伊勢物語』の「東下りの段」

 男は妻や故郷を思い浮かべつつ、乾飯がふやけるほどに涙を流し、湯露に濡れたすすきなぞ結ぶかあるいは単純に草の上に身を傾け仮寝する姿を思う浮かべてしまう。

 仮寝のひとときに身を委ねたススキや草は、夜露に濡れ、一層私のような多くの読み手の涙を誘う。


 草枕といえば、漱石の『草枕』はあまりにも有名だが、草枕とおうごが使われている和歌を一首、記録しておきたい。





   草枕 むすびさだめんかた知らず ならはぬ野べの 夢の通ひ路    雅経
   水無瀬の恋十五首の歌合に
             新古今和歌集 巻第十四 恋歌四 1315





 





 
 を受けて
 
 を受けて
 
 を受けて
 


   『役者手鑑 全』1 表紙・表紙裏 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

 https://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/8004913231b9f7916a7e5586e667ca07『役者手鑑 全』2 最終頁 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

 https://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/3781ea7dbbe73aa9b0e6a110bf6c85ea『役者手鑑 全』3 序文一オ・ウ 八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

  『役者手鑑 全』4 連名句順 二オ 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

    『役者手鑑 全』5 立役者之名家 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

  『役者手鑑 全』6  三升 万歳の 来つつなれにし 鶴太夫 三オ 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

    『役者手鑑 全』7 「連名句順」の「吾妻富士仰蓮花」(右下)と「三升」から始まる「万歳の 来つつなれにし 鶴太夫」を再考したい。
 
  『役者手鑑 全』8  鶴つがひ 長閑にあゆむ 田面かな  市江  東京書舗 本石町十軒店 伏見屋善蔵 稀書複製版 米山堂

  『役者手鑑 全』9  夕くれを おしむ乳母有り いかのほり 路志う 東京書舗 本石町十軒店 伏見屋善蔵 稀書複製版 米山堂

     役者手鑑 全』9 『役者手鑑 全』10 風巾の尾の風の長きためしも君の代や/青柳の強さや風の吹き次第/目辺りに埃もたたず梅の花(3句)

  『役者手鑑 全』11 里渡   高砂や 松葉に枝を 梅の花   安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

  『役者手鑑 全』12  蒲公英ハしはし旅僧のしとねかな 杉暁   安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画






  東京大学所蔵 役者手鑑 / 花吸菴編 全22頁  安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画




 

 
 『役者手鑑 全』 表紙裏
 
 
 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画   東京書舗 本石町十軒店 伏見屋善蔵  最終頁
  
 
 
 序文 一オ
 

 
 
 序文 一ウ
 

 
 
 連名句順  二オ
 
 
 立役之名家 市川團十郎 三升

 
 『役者手鑑 全』5  三升 万歳の 来つつなれにし 鶴太夫

 
 『役者手鑑 全』8  鶴つがひ 長閑にあゆむ 田面(たのも)かな  市江

 
 『役者手鑑 全』9  夕くれを おしむ乳母(うば)有り いかのほり 路志う

 
 『役者手鑑 全』9  風巾の尾の 風の長きためしも 君の代や  きをん
                     
 
 『役者手鑑 全』9 青柳の つよさや風の 吹き次第  濱瀬

 
 『役者手鑑 全』10 目あたりに ほこりもたたす 梅の花  三朝

 
 『役者手鑑 全』11 里渡   高砂や 松葉に枝を 梅の花   

 
 『役者手鑑 全』12  蒲公英ハしはし旅僧のしとねかな 杉暁  

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『役者手鑑 全』10 風巾の尾の風の長きためしも君の代や/青柳の強さや風の吹き次第/目辺りに埃もたたず梅の花

2019-11-25 | 俳諧、連句(『役者手鑑』などを含む)


 『役者手鑑 全』10 風巾の尾の風の長きためしも君の代や/青柳の強さや風の吹き次第/目辺りに埃もたたず梅の花(3句)





 
 を受けて
 
 を受けて
 
 を受けて
 
 

 『役者手鑑 全』10 風巾の尾の風の長きためしも 君の代や きをん/ 青柳の強さや 風の吹き次第 濱瀬 (二句)

 
 を受けて
 
 風巾の尾の 風の長きためしも 君の代や  きをん
                    
 を受けて
 
 青柳の  つよさや風の吹き次第  濱瀬
 を受けて
 
 
 目あたりに ほこりもたたす 梅の花  三朝


 
 夕くれを
  おしむ
   乳母有り
    いか登り

      路しう

 
      きをん
 風巾の
   尾の
   なかき
  ためし
    も
  君の
 代や

  = 風巾の尾の 風の長きためしも 君の代や  きをん

 
 連盟句順 源村歌川亀音
 

 亀音 = 俳句の季語に「亀鳴く」という言葉がある。
      カメには声帯がないので鳴くことはないが、呼吸音や首を引っ込めるときの音が『キュー』『クー』などと聞こえることがある。
     (『鳥獣虫魚歳時記 春夏』川崎展宏・金子兜太/監修列句選 朝日新聞社 2000年)

 亀鳴く(かめなく) = 子季語 亀の看経
   春ののどかな昼、あるいは朧の夜に亀の鳴く声が聞こえるような気がする。
   亀は実際には鳴かないが、俳句の季語として親しまれている。
  『夫木和歌集』にある藤原為家の「川越のをちの田中の夕闇に何ぞと聞けば亀のなくなり」が典拠とされている。
   来歴 『俳諧歳時記』(享和3年、1803年)に所出。


 風巾の尾の 風の長きためしも 君の代や  きをん
                      源村歌川亀音

 風巾の尾の 風の長きためしも 君の代や と安泰を願う。 吉祥であり長寿とされる亀の名を以って。

 こんな風に私は感じたが、実のytpことはいかがなものなのでしょうかしらんと、主婦、笑ふ。


 
 風巾の尾の 風の長きためしも 君の代や  きをん
 を受けて
 
 青柳の
  つよさや
   風の
  吹き次第

  = 青柳の強さや 風の吹き次第 濱瀬


 青柳の強さや 風の吹き次第 濱瀬とつなげ、安泰を多少心配する濱瀬

 濱瀬は危うい情勢であると感じながらお、亀のように声を出すことはない。

 言葉にならない、キーキーといった擬音を、発するのみである。


 柳 (春の季語:植物)
     枝垂柳(しだれやなぎ) 糸柳(いとやなぎ)
     青柳(あおやぎ) 芽柳(めやなぎ) 柳の芽


 青柳が春一番んいも耐えて場が石田れた柳の枝を間にかす。

 柳は柔軟性を持つが芯は強い。

 右肩から風吹きゃ、左にたなびく。

 理次なようで風見鶏的な要素を持っている柳は、うまく世渡りをするのであろうか?

 このように、勝手に解釈して遊んでいる。

 おそらく、トンデモナイ方向に連句のイメージがくりひ理げられる場合があるといった事実だけは、私以外の方達も知ることになろうが、古典にせよ文芸にせよ、芸術は読み手の身の丈にあった解釈で目一杯楽しむことも良いのではないかと思う。

 実際には、解釈syとなどを読んでしっかりと把握したいのだが、岩波偽と古典文学大系や新古典文学大系のなかにはこいう解釈本は身近にはないので、諦めざるおえない。

 ここにきれ連句の面白さに目覚め始めたので、本書を読了ご、少し俳諧について学ぶたいと思う。

 
 青柳の強さや 風の吹き次第 濱瀬
 を受けて

 
 目あたりに ほこりも
    たゝす
    梅(木 編)の花
     (母)

    三朝

  = 目あたりに ほこりもたたす 梅の花  三朝


 

 面白いのは、「梅」の文字。

 単に「木冠」に「母」と言うように昔は松や梅や他多くの文字を縦書きに記すことが多かった。

 だが、この連句の絵図の文字はとなると、一見だが、「梅」は「妻」にも「毒」にも見えてしまうのは、私だけか?


 江戸時代の俳諧は面白いなと、勝手気ままに感じる。

 
 連盟句順  尾上松(木 冠)
          (一  )
          (ム  )
       三朝 = 目あたりに ほこりもたたす 梅の花  三朝
       三朝 = ?三夕の裏返しか?
           歌舞伎でも、『暫』『女暫』、『鳴神』『女鳴神』などもように女性版に裏返して創った芝居は数多くあるが、これは。文芸の世界。
           浮世風呂系の古典はそうだったなと思い出す。
  


 
 を受けて
 
 を受けて
 
 を受けて
 


   『役者手鑑 全』1 表紙・表紙裏 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

 https://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/8004913231b9f7916a7e5586e667ca07『役者手鑑 全』2 最終頁 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

 https://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/3781ea7dbbe73aa9b0e6a110bf6c85ea『役者手鑑 全』3 序文一オ・ウ 八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

  『役者手鑑 全』4 連名句順 二オ 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

    『役者手鑑 全』5 立役者之名家 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

  『役者手鑑 全』6  三升 万歳の 来つつなれにし 鶴太夫 三オ 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

    『役者手鑑 全』7 「連名句順」の「吾妻富士仰蓮花」(右下)と「三升」から始まる「万歳の 来つつなれにし 鶴太夫」を再考したい。
 
  『役者手鑑 全』8  鶴つがひ 長閑にあゆむ 田面かな  市江  東京書舗 本石町十軒店 伏見屋善蔵 稀書複製版 米山堂

  『役者手鑑 全』9  夕くれを おしむ乳母有り いかのほり 路志う 東京書舗 本石町十軒店 伏見屋善蔵 稀書複製版 米山堂

     役者手鑑 全』9 『役者手鑑 全』10 風巾の尾の風の長きためしも君の代や/青柳の強さや風の吹き次第/目辺りに埃もたたず梅の花(3句)





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  東京大学所蔵 役者手鑑 / 花吸菴編 全22頁  安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

 

 
 『役者手鑑 全』 表紙裏
 
 
 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画   東京書舗 本石町十軒店 伏見屋善蔵  最終頁
  
 
 
 序文 一オ
 

 
 
 序文 一ウ
 

 
 
 連名句順  二オ
 
 
 立役之名家 市川團十郎 三升

 
 『役者手鑑 全』5  三升 万歳の 来つつなれにし 鶴太夫

 
 『役者手鑑 全』8  鶴つがひ 長閑にあゆむ 田面(たのも)かな  市江

 
 『役者手鑑 全』9  夕くれを おしむ乳母(うば)有り いかのほり 路志う

 
 『役者手鑑 全』9  風巾の尾の 風の長きためしも 君の代や  きをん
                     
 
 『役者手鑑 全』9 青柳の つよさや風の 吹き次第  濱瀬

 
 『役者手鑑 全』10 目あたりに ほこりもたたす 梅の花  三朝

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『役者手鑑 全』9 夕くれを おしむ乳母有り いかのほり 路志う 東京書舗 本石町十軒店 伏見屋善蔵 稀書複製版 米山堂

2019-11-24 | 俳諧、連句(『役者手鑑』などを含む)

 

 

 『役者手鑑 全』9 夕くれ(夕ぐれ)を おしむ乳母有り いかのほり  路志う(ろしゅう) 東京書舗 本石町十軒店 伏見屋善蔵 稀書複製版 米山堂

 

     三升
 万歳の
 来つつ
 なれ
  にし
    鶴太夫
 の鶴を受けて

 
 市江
  かな
 田面
  あゆむ
 長閑に
 鶴つがひ

 
  かな
 田面
  あゆむ
 長閑に
 鶴つがひ

  ↓
 鶴つがひ
 長閑に
  あゆむ
 田面(たのも)
 かな
   市江 

 

  夕くれを 
    おしむ
      乳母有り 
        いかのほり  
           路志う

  夕暮れを
    惜しむ乳母(うば)有り
       烏賊登り
           路しゅう


 


 写真は鶴のつがいであるが、田に長い足を浸けあるく長閑な時間は、「秋の三夕」の 「鴫立沢の秋の夕暮れ」と情景が重なり、さらに、空に登る凧に通じる。

 凧は烏賊と称されるは、空に飛び立ちとりとかけたのであろうかと、又しても主婦の妄想の世界は広がる。


「心なき身にもあはれ知られけり 鴫立つ沢の秋の夕暮れ」(新古今和歌集 362 西行)
 

 さらに同歌の「心なき身にもあはれ知られけり」と「乳母」を情景として重ねているようにも感じる。

 乳母と子守とは立場上違いはあるものの、民俗学の書物によれば、子守は村の外で応対しなければいけなかったという。

 さすがに乳母の立場はそれほどまでには待遇が悪かったわけではないであろうが、時間になれば、あや仕事別れを告げなければならない、寂しい夕暮れである。

  夕くれを 
    おしむ
      乳母有り 
        いかのほり  


 乳母の切なさが、見に染み入る。

 そして連句の趣を、主婦とてしんみりと味わえることになるのである。



 ところが、


「心なき身にもあはれ知られけり 鴫立つ沢の秋の夕暮れ」(新古今和歌集 362 西行)
 

 上を引いた、狂歌を頭のから積みにでももたげると、とんでもない方向に話は進む。

 なのでつぎぼ絵お考え次の国は凧をつなげているのだと、単純に想像しておきたい。


 救われるのが、上にも書いた凧(蛸)を烏賊(鳥)に見立てたところ。


       俳諧ぞ! だまらっ洒落(しゃい)!の 阿呆鳥


 
 路志う
   ↓
 
 源村四郎五郎路舟

 源村 = 源村(みなもとむら・みなもとそん)
      源村 (千葉県) - 千葉県 山辺郡(のちに山武郡) 源村 (分割編入され、西部は現東金市、東部は山武郡日向村→山武町を経て現山武市)。
      源村 (新潟県) - 新潟県 中頸城郡 源村 (同郡吉川町を経て現上越市)。
      源村 (山梨県) - 山梨県 中巨摩郡 源村 (同郡白根町を経て現南アルプス市)。
      源村 (鳥取県) - 鳥取県 河村郡(のちに東伯郡) 源村 (東伯郡竹田村を経て現三朝町)。
 上にような地名があるが、いずれも源氏に関係した土地でありうか?

 間違っているかもしれないが、四郎五郎で蘇我五郎十郎を思い浮かべ、曾我兄弟の仇討ちを思い出す。

 連盟句順では源村四郎五郎路舟と記されており、少し話は重々しい方向に入るのか、狂歌を引くのかが楽しみである。

 今回、『役者手鑑 全』を手に取り、字数は少ないが、想像する部分が多く、楽しい多くの時間を過ごすことができている。

 俳諧、そして連句とは素晴らしい文芸であることを知った。  

 素人主婦のお遊びですので、間違いはお許しくださいませませ。


 
 



   『役者手鑑 全』1 表紙・表紙裏 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

 https://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/8004913231b9f7916a7e5586e667ca07『役者手鑑 全』2 最終頁 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

 https://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/3781ea7dbbe73aa9b0e6a110bf6c85ea『役者手鑑 全』3 序文一オ・ウ 八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

  『役者手鑑 全』4 連名句順 二オ 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

    『役者手鑑 全』5 立役者之名家 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

  『役者手鑑 全』6  三升 万歳の 来つつなれにし 鶴太夫 三オ 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

    『役者手鑑 全』7 「連名句順」の「吾妻富士仰蓮花」(右下)と「三升」から始まる「万歳の 来つつなれにし 鶴太夫」を再考したい。
 
  『役者手鑑 全』8  鶴つがひ 長閑にあゆむ 田面かな  市江  東京書舗 本石町十軒店 伏見屋善蔵 稀書複製版 米山堂

  『役者手鑑 全』9  夕くれを おしむ乳母有り いかのほり 路志う 東京書舗 本石町十軒店 伏見屋善蔵 稀書複製版 米山堂





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  東京大学所蔵 役者手鑑 / 花吸菴編 全22頁  安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

 

 
 『役者手鑑 全』 表紙裏
 
 
 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画   東京書舗 本石町十軒店 伏見屋善蔵  最終頁
  
 
 
 序文 一オ
 

 
 
 序文 一ウ
 

 
 
 連名句順  二オ
 
 
 立役之名家 市川團十郎 三升

 
 『役者手鑑 全』5  三升 万歳の 来つつなれにし 鶴太夫

 
 『役者手鑑 全』8  鶴つがひ 長閑にあゆむ 田面(たのも)かな  市江

 
 『役者手鑑 全』9  夕くれを おしむ乳母(うば)有り いかのほり 路志う
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『役者手鑑 全』8  鶴つがひ 長閑にあゆむ 田面(たのも)かな  市江  東京書舗 稀書複製版 米山堂

2019-11-23 | 俳諧、連句(『役者手鑑』などを含む)


 『役者手鑑 全』8 鶴つがひ 長閑にあゆむ 田面(たのも)かな  市江  東京書舗 本石町十軒店 伏見屋善蔵 稀書複製版 米山堂

 

 
     三升
 万歳の
 来つつ
 なれ
  にし
    鶴太夫
 の鶴を受けて

 
 市江
  かな
 田面
  あゆむ
 長閑に
 鶴つがひ
 
 
  市江
  かな
 田面
  あゆむ
 長閑に
 鶴つがひ


 鶴で連句

 ここで興味深いのは
 江戸時代に句が左から書かれていること。


 鶴つがひ
 長閑に
  あゆむ
 田面 
 かな
   市江 


 

 
  連名句順  市川團蔵市v 江 (市川團蔵 江の市 …か?)


 
  市江
  かな
 田面
  あゆむ
 長閑に
 鶴つがひ

 は


 鶴つがひ
 長閑に
  あゆむ
 田面 
 かな
   市江 

 とも読めるが、強引に読むと

  あゆむ
  かな
 田面
 長閑に
 鶴つがひ
     市江

 と癇癪しても、楽しめる。


 江戸時代の俳諧の言葉遊ぶは、素晴らしいのだと改めて感じた
 …と、暇人の主婦は、勝手な解釈で楽しみ、勝手に感動していると云った鶴ならず、阿呆鳥であった。

 
 『役者手鑑 全』8  鶴つがひ 長閑にあゆむ 田面かな  市江  東京書舗 本石町十軒店 伏見屋善蔵 稀書複製版 米山堂
 

 それとも豪族の家で、豪勢な酒や食事を馳走になっていたのであろうかと主婦の妄想はたわいなく、楽しく広がる。

 漫才のことを書いている名前に注目したい。
「鶴太郎」の鶴は縁起が良いとされ、鶴太郎は縁起の良い男というくらいの意味であろう。
 ただ、芝居に出てくる場合、「くるっと回って、つるの間」と言った台詞では酒で酔った男が、鷺のマニも松の間にも入れてもらえず、つるっと階段から落とされるという場面がある。
 この芝居を思う出すと、万歳の立場というものがはっきりとするような、あるいはこじつけのような感覚にとらわれ、ほくそ笑んでしまう。
 何しろ確信の持てない内容で楽しむのは、素人主婦の醍醐味であるので、間違いはお許しいただきたい。


 
 



   『役者手鑑 全』1 表紙・表紙裏 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

 https://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/8004913231b9f7916a7e5586e667ca07『役者手鑑 全』2 最終頁 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

 https://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/3781ea7dbbe73aa9b0e6a110bf6c85ea『役者手鑑 全』3 序文一オ・ウ 八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

  『役者手鑑 全』4 連名句順 二オ 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

    『役者手鑑 全』5 立役者之名家 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

  『役者手鑑 全』6  三升 万歳の 来つつなれにし 鶴太夫 三オ 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

    『役者手鑑 全』7 「連名句順」の「吾妻富士仰蓮花」(右下)と「三升」から始まる「万歳の 来つつなれにし 鶴太夫」を再考したい。
 
  『役者手鑑 全』8  鶴つがひ 長閑にあゆむ 田面かな  市江  東京書舗 本石町十軒店 伏見屋善蔵 稀書複製版 米山堂


https://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/84897d834ccc38046bd10d9662f35b1c

  東京大学所蔵 役者手鑑 / 花吸菴編 全22頁  安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

 

 
 『役者手鑑 全』 表紙裏
 
 
 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画   東京書舗 本石町十軒店 伏見屋善蔵  最終頁
  
 
 
 序文 一オ
 

 
 
 序文 一ウ
 

 
 
 連名句順  二オ
 
 
 立役之名家 市川團十郎 三升

 
 『役者手鑑 全』5  三升 万歳の 来つつなれにし 鶴太夫

 
 『役者手鑑 全』8  鶴つがひ 長閑にあゆむ 田面かな  市江 

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『役者手鑑 全』7 「連名句順」の「吾妻富士郎仰蓮花」と「三升」から始まる「万歳の 来つつなれにし 鶴太夫」を再考したい。

2019-11-22 | 俳諧、連句(『役者手鑑』などを含む)


 『役者手鑑 全』7   「連名句順」の「吾妻富士郎仰蓮花」(右下)と「三升」から始まる「万歳の 来つつなれにし 鶴太夫」を再考したい。

 

 

 
     三升
 万歳の
 来つつ
 なれ
  にし
    鶴太夫
 
 

 


 『役者手鑑 全』7   「連名句順」の「吾妻富士郎仰蓮花」(右下)と「三升」から始まる「万歳の 来つつなれにし 鶴太夫」を再考したい。
 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画   東京書舗 本石町十軒店 伏見屋善蔵 稀書複製版 米山堂
 
 

 

     三升
 万歳の
 来つつ
 なれ
  にし
    鶴太夫

 

 上の連句を作ったのは、「連名句順」で見る限り、「吾妻富士郎仰蓮花」(連名句順の右下)とされている。


 吾妻は、東下りの段
 富士郎、蓮の花を仰ぐ は、伊勢物語の道中。
 門付(もちろん屋敷に上がる事もある)ののため、旅して回った。位置関係から考えて、ここでは三河万歳と考えられる。

 蓮花は連歌
 また、蓮の花で杜若の花を連想させる。

 では、俳諧がなぜ蓮花(連歌)と名乗ったのか。
 花のイメージを強調させる意味合いもあったが、昔は俳諧の中には連句、および連歌も含まれていて、厳密ではなかったという。
 そして「伊勢物語」ぼ「かきつばた」

   からごろも
   きつつなれにし
   つましあれば
   はるばるきぬる
   たびをしぞおもふ

 この歌を用いたために、「三升」を受けた連句の

     三升
   万歳の
   来つつ
   なれ
   にし
     鶴太夫

を詠んだ鶴太郎、別名「連名句順」の書かれた「吾妻富士郎仰蓮花」では「蓮花」(連歌)と名乗ったのかもしれないと言った、とんでもない主婦の妄想を懲りもせでブログに書き込んでいる阿呆鳥の乱鳥である。


 以下は、昨日の
     三升
   万歳の
   来つつ
   なれ
   にし
     鶴太夫

について根拠のない御託を並べた主婦のたわごとを、再度UPしておこうと思う。
     ↓
 
 万歳は伊勢漫才と三河漫才が有名だが、伊勢漫才は拝見させていただいたことがある。
 昔は門付けとして、農期が落ち着くと、鼓と扇を持ってご贔屓の家を回ったという。
 豪勢な家では毎年万歳の芸能者を家の中に招き入れ、ご馳走し、唄い舞わせたという。
 漫才は各種のめでたい数え歌などを唄い演じたという。 (『演者と芸能』その他、多数の書物) 

「三升」により、連句(名前では、連歌)の形をとっているのが興味深い。

 万歳は季節になると同じ家々を回ることは上にも書いた。
 
 万歳の 来つつなれにし 鶴太夫

「来つつなれにし」は毎年来て、親しくなったのであろう。
 また万歳で旅する間に、来ていた漫才の衣装もくたびれたことであろう。 
 業平様の好きな私は『伊勢物語』の「東下りの段」を思い出すのである。
 
 杜若の五月、ちょうど田植えの準備のために、家路を思い、妻を思う。
 万歳の心も、故郷を思いつつ、涙でふやかした乾飯を食べたのであろうか?
 それとも豪族の家で、豪勢な酒や食事を馳走になっていたのであろうかと主婦の妄想はたわいなく、楽しく広がる。

 漫才のことを書いている名前に注目したい。
「鶴太郎」の鶴は縁起が良いとされ、鶴太郎は縁起の良い男というくらいの意味であろう。
 ただ、芝居に出てくる場合、「くるっと回って、つるの間」と言った台詞では酒で酔った男が、鷺のマニも松の間にも入れてもらえず、つるっと階段から落とされるという場面がある。
 この芝居を思う出すと、万歳の立場というものがはっきりとするような、あるいはこじつけのような感覚にとらわれ、ほくそ笑んでしまう。
 何しろ確信の持てない内容で楽しむのは、素人主婦の醍醐味であるので、間違いはお許しいただきたい。


 





 本書は、稀書複製版 米山堂
 印形五百部内、第二六二號


 役者手鑑  (データーは国会図書館)
 花吸庵 編,磯田湖竜斎 画
 役者手鑑
 著者 花吸庵 編
 著者 磯田湖竜斎 画
 著者標目 花吸庵
 出版地 東都
 出版社 伏見屋善蔵
 出版年月日等 安永8 [1779]
 大きさ、容量等 1冊 ; 23cm
 装丁 : 和装
 役者手かゞみ


 書名/著者名 役者手鑑 / 花吸菴編
 書名よみ やくしゃてかがみ


   『役者手鑑 全』1 表紙・表紙裏 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

 https://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/8004913231b9f7916a7e5586e667ca07『役者手鑑 全』2 最終頁 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

 https://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/3781ea7dbbe73aa9b0e6a110bf6c85ea『役者手鑑 全』3 序文一オ・ウ 八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

  『役者手鑑 全』4 連名句順 二オ 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

    『役者手鑑 全』5 立役者之名家 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

  『役者手鑑 全』6  三升 万歳の 来つつなれにし 鶴太夫 三オ 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

    『役者手鑑 全』7 「連名句順」の「吾妻富士仰蓮花」(右下)と「三升」から始まる「万歳の 来つつなれにし 鶴太夫」を再考したい。
 


https://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/84897d834ccc38046bd10d9662f35b1c

  東京大学所蔵 役者手鑑 / 花吸菴編 全22頁  安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

 

 
 『役者手鑑 全』 表紙裏
 
 
 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画   東京書舗 本石町十軒店 伏見屋善蔵  最終頁
  
 
 
 序文 一オ
 

 
 
 序文 一ウ
 

 
 
 連名句順  二オ
 
 
 立役之名家 市川團十郎 三升

 
 『役者手鑑 全』5  三升 万歳の 来つつなれにし 鶴太夫
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 『役者手鑑 全』6  三升 万歳の 来つつなれにし 鶴太夫 三オ 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画   東京書舗 本石町十軒店 伏見屋善蔵 稀書複製版 米山堂

2019-11-22 | 俳諧、連句(『役者手鑑』などを含む)

 
     三升
 万歳の
 来つつ
 なれ
  にし
    鶴太夫
 
 
 『役者手鑑 全』6  三升 万歳の 来つつなれにし 鶴太夫 三オ 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画   東京書舗 本石町十軒店 伏見屋善蔵 稀書複製版 米山堂
 
 

 

     三升
 万歳の
 来つつ
 なれ
  にし
    鶴太夫



 万歳は伊勢漫才と三河漫才が有名だが、伊勢漫才は拝見させていただいたことがある。
 昔は門付けとして、農期が落ち着くと、鼓と扇を持ってご贔屓の家を回ったという。
 豪勢な家では毎年万歳の芸能者を家の中に招き入れ、ご馳走し、唄い舞わせたという。
 漫才は各種のめでたい数え歌などを唄い演じたという。 (『演者と芸能』その他、多数の書物) 

「三升」により、連句(名前では、連歌)の形をとっているのが興味深い。

 万歳は季節になると同じ家々を回ることは上にも書いた。
 
 万歳の 来つつなれにし 鶴太夫

「来つつなれにし」は毎年来て、親しくなったのであろう。
 また万歳で旅する間に、来ていた漫才の衣装もくたびれたことであろう。 
 業平様の好きな私は『伊勢物語』の「東下りの段」を思い出すのである。
 
 杜若の五月、ちょうど田植えの準備のために、家路を思い、妻を思う。
 万歳の心も、故郷を思いつつ、涙でふやかした乾飯を食べたのであろうか?
 それとも豪族の家で、豪勢な酒や食事を馳走になっていたのであろうかと主婦の妄想はたわいなく、楽しく広がる。

 漫才のことを書いている名前に注目したい。
「鶴太郎」の鶴は縁起が良いとされ、鶴太郎は縁起の良い男というくらいの意味であろう。
 ただ、芝居に出てくる場合、「くるっと回って、つるの間」と言った台詞では酒で酔った男が、鷺のマニも松の間にも入れてもらえず、つるっと階段から落とされるという場面がある。
 この芝居を思う出すと、万歳の立場というものがはっきりとするような、あるいはこじつけのような感覚にとらわれ、ほくそ笑んでしまう。
 何しろ確信の持てない内容で楽しむのは、素人主婦の醍醐味であるので、間違いはお許しいただきたい。


 





 本書は、稀書複製版 米山堂
 印形五百部内、第二六二號


 役者手鑑  (データーは国会図書館)
 花吸庵 編,磯田湖竜斎 画
 役者手鑑
 著者 花吸庵 編
 著者 磯田湖竜斎 画
 著者標目 花吸庵
 出版地 東都
 出版社 伏見屋善蔵
 出版年月日等 安永8 [1779]
 大きさ、容量等 1冊 ; 23cm
 装丁 : 和装
 役者手かゞみ


 書名/著者名 役者手鑑 / 花吸菴編
 書名よみ やくしゃてかがみ


   『役者手鑑 全』1 表紙・表紙裏 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

 https://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/8004913231b9f7916a7e5586e667ca07『役者手鑑 全』2 最終頁 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

 https://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/3781ea7dbbe73aa9b0e6a110bf6c85ea『役者手鑑 全』3 序文一オ・ウ 八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

  『役者手鑑 全』4 連名句順 二オ 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

    『役者手鑑 全』5 立役者之名家 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

 『役者手鑑 全』6  三升 万歳の 来つつなれにし 鶴太夫 三オ 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

 

https://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/84897d834ccc38046bd10d9662f35b1c

  東京大学所蔵 役者手鑑 / 花吸菴編 全22頁  安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

 
 『役者手鑑 全』 表紙表
   『役者手鑑 全』 表紙裏
 
  
 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画   東京書舗 本石町十軒店 伏見屋善蔵  最終頁
  
 
 序文 一オ
 

 
 序文 一ウ
 

  
 連名句順  二オ
 
  
 立役之名家 市川團十郎 三升

  
 『役者手鑑 全』5  三升 万歳の 来つつなれにし 鶴太夫
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『役者手鑑 全』5 立役之名家 市川團十郎 三升 二ウ 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画   東京書舗 本石町十軒店 伏見屋善蔵 稀書複製版 米山堂

2019-11-22 | 俳諧、連句(『役者手鑑』などを含む)

 
 立役之名家
 

 『役者手鑑 全』4 立役之名家 市川團十郎 三升 二ウ 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画   東京書舗 本石町十軒店 伏見屋善蔵 稀書複製版 米山堂
 
 
 立役之名家
 
 


 立役之名家
  市川團十郎 三升


 江戸時代の市川團十郎の人気ぶりは相当なもので、團十郎が芝居の中で使った着物や根付は爆発的人気を得て、売れに売れたそうだ。
 また、三升のブランドをつけると、これまた飛ぶように売れたという。
 江戸の鯔背を良しと下男衆は、こぞって三升の着物ををきたというから、今でいうとシャネルかエルメスってところでしょうかと、ユニクロゴが笑う。

 余談だが、片岡我當様がまだお元気で、随分昔に行われていた、歌舞伎教室でのこと。
 黒衣と黒子はまた違うが、歌舞伎役者(片岡進之介 片岡我當様のご子息)が、黒衣を強調される。
 なるほど、
 歌舞伎や文楽で、黒装束に黒頭巾を着用し役者の介添や舞台装置を操作する者。「黒子」「くろこ」は共に誤用が慣用化したもので、正しくは「黒衣」読みは「くろご」。(ウィキ)
 上記から転じて、裏方に徹する者。こちらも正しくは「黒衣」。
 上記をモチーフとした日本ガイシのイメージキャラクター。表記はカタカナの「クロコ」。

 三升で思い出したが、統制の市川海老蔵の『寿三升景清』(南座)は台詞は少なく、形式美が美しく、大変満足のできるものであったと記憶している。

 





 本書は、稀書複製版 米山堂
 印形五百部内、第二六二號


 役者手鑑  (データーは国会図書館)
 花吸庵 編,磯田湖竜斎 画
 役者手鑑
 著者 花吸庵 編
 著者 磯田湖竜斎 画
 著者標目 花吸庵
 出版地 東都
 出版社 伏見屋善蔵
 出版年月日等 安永8 [1779]
 大きさ、容量等 1冊 ; 23cm
 装丁 : 和装
 役者手かゞみ


 書名/著者名 役者手鑑 / 花吸菴編
 書名よみ やくしゃてかがみ


   『役者手鑑 全』1 表紙・表紙裏 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

 https://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/8004913231b9f7916a7e5586e667ca07『役者手鑑 全』2 最終頁 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

 https://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/3781ea7dbbe73aa9b0e6a110bf6c85ea『役者手鑑 全』3 序文一オ・ウ 八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

   『役者手鑑 全』4 連名句順 二オ 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

    『役者手鑑 全』5 立役者之名家 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画



  東京大学所蔵 役者手鑑 / 花吸菴編 全22頁  安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

 
 『役者手鑑 全』 表紙表
 
 『役者手鑑 全』 表紙裏
 

 
 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画   東京書舗 本石町十軒店 伏見屋善蔵  最終頁
 
  
 
 序文 一オ
 

 
 序文 一ウ
 

 
 連名句順  二オ
 

 
 5 立役之名家 市川團十郎 三升
 
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『役者手鑑 全』4 連名句順 二オ 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画   東京書舗 本石町十軒店 伏見屋善蔵 稀書複製版 米山堂

2019-11-22 | 俳諧、連句(『役者手鑑』などを含む)


 
 連名句順
 

 『役者手鑑 全』4 連名句順 二オ 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画   東京書舗 本石町十軒店 伏見屋善蔵 稀書複製版 米山堂
 
 

 
 
 


 連名句順にはズラ〜りと役者名や俳諧に関連させた名や絵がずらりと出てくる。

 言葉遊ぶも多く、連名句順と絡め合わせて読み進めると一層楽しむ事ができると感じます。

 また、高校時代から多少歌舞伎に慣れ親しんできた私には、ありがたい内容だと言えます。





 本書は、稀書複製版 米山堂
 印形五百部内、第二六二號


 役者手鑑  (データーは国会図書館)
 花吸庵 編,磯田湖竜斎 画
 役者手鑑
 著者 花吸庵 編
 著者 磯田湖竜斎 画
 著者標目 花吸庵
 出版地 東都
 出版社 伏見屋善蔵
 出版年月日等 安永8 [1779]
 大きさ、容量等 1冊 ; 23cm
 装丁 : 和装
 役者手かゞみ


 書名/著者名 役者手鑑 / 花吸菴編
 書名よみ やくしゃてかがみ


   『役者手鑑 全』1 表紙・表紙裏 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

 https://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/8004913231b9f7916a7e5586e667ca07『役者手鑑 全』2 最終頁 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

 https://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/3781ea7dbbe73aa9b0e6a110bf6c85ea『役者手鑑 全』3 序文一オ・ウ 八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

   『役者手鑑 全』4 連名句順 二オ 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画




  東京大学所蔵 役者手鑑 / 花吸菴編 全22頁  安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

 
 『役者手鑑 全』 表紙表
 
 『役者手鑑 全』 表紙裏
 

 
 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画   東京書舗 本石町十軒店 伏見屋善蔵  最終頁
 
  
 
 序文 一オ
 

 
 序文 一ウ
 

 
 連名句順  二オ
 
 
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『役者手鑑 全』3 序文 一ウ・オ 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画   東京書舗 本石町十軒店 伏見屋善蔵 稀書複製版 米山堂

2019-11-22 | 俳諧、連句(『役者手鑑』などを含む)


 
 序文 一オ
 

 
 序文 一ウ
 

 『役者手鑑 全』3 序文 一ウ・オ 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画   東京書舗 本石町十軒店 伏見屋善蔵 稀書複製版 米山堂

 
 序文 一オ
 

 
 序文 一ウ
 

 
 





 本書は、稀書複製版 米山堂
 印形五百部内、第二六二號


 役者手鑑  (データーは国会図書館)
 花吸庵 編,磯田湖竜斎 画
 役者手鑑
 著者 花吸庵 編
 著者 磯田湖竜斎 画
 著者標目 花吸庵
 出版地 東都
 出版社 伏見屋善蔵
 出版年月日等 安永8 [1779]
 大きさ、容量等 1冊 ; 23cm
 装丁 : 和装
 役者手かゞみ


 書名/著者名 役者手鑑 / 花吸菴編
 書名よみ やくしゃてかがみ


   『役者手鑑 全』1 表紙・表紙裏 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

 https://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/8004913231b9f7916a7e5586e667ca07『役者手鑑 全』2 最終頁 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

 https://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/3781ea7dbbe73aa9b0e6a110bf6c85ea『役者手鑑 全』3 序文一オ・ウ 八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画


  東京大学所蔵 役者手鑑 / 花吸菴編 全22頁  安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画

 
 『役者手鑑 全』 表紙表
 
 『役者手鑑 全』 表紙裏
 

 
 安永八年巳亥正月 花吸庵蔵 花吸庵編 磯田湖竜斎画   東京書舗 本石町十軒店 伏見屋善蔵  最終頁
 
  
 
 序文 一オ
 

 
 序文 一ウ
 
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