乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

パリ・オペラ座バレエ『ドン・キホーテ』を楽しむ。

2009-08-22 | TVで舞台




 フランス パリ・オペラ座で録画された パリ・オペラ座バレエ『ドン・キホーテ』を楽しむ。

 きれいだわ。おもしろいわ。

 で、大満足。



 八頭身に近いような美しい女性たち。

 観ているとついつい体を動かしてしまう。

 家ならではの鑑賞か・・・。



 横で娘は踊りだす。

 夫は騒がしい私たちをしかりもせず、ただただ耐えて、静かに観ていた。



 ドン・キホーテ役がどう観ても歌舞伎役者の松本幸四郎丈とかぶる。

 幸四郎にそっくりで、心は高鳴る。



 他にはデビッド・ボウイそっくりの男前。

 ルー大西とイメージが重複する道化師(?)



 バレエの足の動かし方は目にとまらぬ複雑さを感じさせれものもある。

 長い足。

 洗練された身のこなし。

 バレエの幕間は、娘との雑談。

 クイーンのフレディ・マーキュリーもバレエを本腰入れてやっていた人だろうと、話は落ち着く。

 夫はなおも静かなまま。



 二幕目の二のドン・キホーテが夢を見るシーンがあった。

 これが、歌舞伎の『十六夜清心』と似ている。

 舞台つくりは幻想的で、ライトに模様を入れた使い方が素敵。



 バレエの踊り手が、幸四郎丈と玉三郎丈のイメージ。

 こんな見方をするのは不謹慎だとは思いつつ、ついつい歌舞伎とだぶらせる癖のある私。

 娘も同意してくれるから、益々調子に乗ってしまう。

 家なら、話そうが、踊ろうが、何でもありである。



 テレビだったのでカテコは一回。

 少し残念。

 最後にドン・キホーテが姿を現す。

 会場は拍手と声援の声で波打つ。

 洗練されたパリのオペラ座。

 私は昔からバレエもきらいではない。

 日本の芸能も良いし、欧州のそれもまた良いものだと感じた。  


         


 
 写真は「ドン・キホーテ」ならず、ドンキー。旅するドン・キホーテのつもり。お粗末様です。  



         



NHK 番組案内より転載させていただきました。 ▼
 

ハイビジョン特集 パリ・オペラ座バレエ「ドン・キホーテ」(全幕)
チャンネル :BShi
放送日 :2009年 8月21日(金)
放送時間 :午後9:01~午後11:00(119分)
ジャンル :劇場/公演>ダンス・バレエ
番組HP: http://www.nhk.or.jp/bs/hvsp/

                              
【出演】
  マニュエル・ルグリ
  オーレリ・デュポン
  ジャン・ギョーム・バール
  マリ・アニエス・ジロ
  デルフィーヌ・ムッサン
  クレールマリ・オスタ
  メラニー・ユレル
  ヴェロニク・ドアノー
  ジャン・マリ・ディディエール
  ファビアン・ロック
  ローラン・ケヴァル
  アレクシス・サラミーテ
  カール・パケット
  ファニー・フィアット
                              
 (管弦楽)パリ・オペラ座管弦楽団
 (指揮)エルマンノ・フローリオ
                              
  ~フランス パリ・オペラ座で録画~           
                              
 【原振付】マリウス・プティパ
 【振付・演出】ルドルフ・ヌレーエフ

  


コメント
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