乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

室生 龍穴神社神域  吉祥 龍穴  (15景)

2010-11-28 | 神社仏閣・祭り



     室生    吉祥 龍穴







 室尾天の石戸をさらに5から10分登ると、左手に龍穴に看板と鳥居が…。





 観光客は誰もいらっしゃいません。

 地元の信者男性がたいこをたたいておられる。





 鳥居の下は階段。

 お参り帰り地元のおばさん。

 手に持ったお供えのお下がりの柿と紫いもを頂く。

 階段を数分下ると、龍穴がみえるとのこと。





 ここは観光地ではなく、神域でアリ、地域の方々の信仰の場。





 角度を変えてつくられた階段。

 勾配がきつい。





 これが龍穴。





 穴入り口には しめ縄が…。

 まるで歌舞伎の『鳴神』。





 お祈りする場。

 まわりには縄がはられ、龍穴や滝谷池の方向には入り込めない。

 この付近にも神域の注意プレートが…。





 神饌は持ち帰られてる。

 おばさんは写真説明の理由で、お供え物持ち帰られたようす。




  
 龍穴の右方向には、岩枕のような岩場から、滝が流れる。





 全体はこんな感じの滝。





 滝の左上を見上げると、荒々しい岩肌。

 全体を見ると、水墨画の山水画のような構図。





 岩場は緩やかなカーブで下がり、水は龍穴の前に流れ、池に辿り着く。





 これはその池。

 龍穴の左に位置する。



 どこか神秘的で、水中には龍が住んでいるように感じられる。


 まわりに茂る羊歯はみずみずしく、まるで龍の髭。



      

 左から右に景色を眺めると、油谷かなカーブは龍の体のうねりのよう。



  

                   

 私たちはここで小一時間景色を眺め、龍に思いをはせる。

 成田屋十八番『鳴神』が容易に想像できるロケーションだったことに満足して・・・。








             奈良県宇陀市室生区室生

             室生 龍穴神社神域  吉祥 龍穴

             2010年11月26日





コメント (2)
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