乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

海老蔵さん、東京・新橋演舞場「七月大歌舞伎」で舞台復帰

2011-04-11 | 舞台・音楽 雑感メモ



 産経新聞 (4月11日(月)13時15分配信)によると、海老蔵さんの7月復帰とのこと。

 東京・新橋演舞場「七月大歌舞伎」で舞台復帰。

 その舞台出演料の全額を東日本大震災の義援金として寄付することを発表。

 演目未定。

 別の新聞では、にらみも披露とのこと。

 よかったね。








 サンスポ(2011/04/11 08:43)「なぜこの時期発表!?海老蔵7月舞台復帰」


【市川海老蔵 松竹歌舞伎検定原発と海老蔵の共通点…、都々逸民主党前回議席上回る!ってか、別に菅政…どさくさ紛れの生きた見本

 早くも復帰決定-。殴打事件で殴られ無期限謹慎中だった歌舞伎俳優、市川海老蔵(33)が、7月の東京・新橋演舞場「七月大歌舞伎」公演で舞台復帰することが決まり10日夕、製作の松竹から電撃発表された。撮影が終わりながら、公開が決まっていなかった出演映画「一命」の10月公開も決定。なぜこの時期に復帰発表なのか、波紋を広げそうだ。】


 





 産經新聞(2011/04/10 22:43)「海老蔵さん復帰にネットで「ドサクサ」の批判」


【松竹が発表した歌舞伎俳優、市川海老蔵さん(33)の7月の舞台復帰。それは松竹が10日夕、報道各社にファクスを1枚、送信する形で発表されただけだった。

 翌日の11日は東日本大震災1カ月。しかも、復帰発表の日は、東京都知事選など統一地方選前半戦の投開票結果発表というタイミングだった。】


【7日、父、市川團十郎さん(64)が都内で行なった会見で「復帰は白紙」と説明していた。それだけに、唐突の発表との印象はぬぐえない。わずか3日間に何があったのか、海老蔵さんからは説明もコメントもなかった。

 大震災と選挙というニュースが相次いだ日の復帰発表には、ネット上で批判が相次いだ。

 「この時期なら注目されないだろう…というドサクサの復活劇。」「昨今のドサクサに紛れて、もう復帰か!?」など、唐突な発表への違和感を示す意見が多数書きこまれた。

 「自分ができる芸をひたすら磨いてきたんだろう」という肯定的な意見はごく少数だった。

 海老蔵さんは事件で被害者の立場であり、いずれ舞台復帰するのも既定路線だった。しかし事件の発端となった昨年11月の会見キャンセルや、飲食店での節度を欠いた行動は本人も認めるところで、謹慎の理由もそこにあった。】









 いずれにせよ、ご本人がかなり回復されたようすでよかったと喜んでいる。

 これで関西九月十二月一月のどこかの興行にはのられることだろう……………………………

 七月出演料を義援金に関しては、どのような意味あいがあろうと、いいことだと感じる。
 
 一言付け加えるならば、松竹歌舞伎会社公式HP「歌舞伎美人」では十一日夜十一時半現在、海老蔵さんの七月出演の件及び義援金の件は未公表。








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51; 『世界の詩 2 ヴェルレーヌ詩集』ヴェルレーヌ 堀口大學訳 彌生書房 /「よく見る夢」

2011-04-11 | 読書全般(古典など以外の一般書)





2011年読書記録



            51; 『世界の詩 2 ヴェルレーヌ詩集』 

                            


 ヴェルレーヌ (著)

 堀口大學 (翻訳)

 彌生書房

 昭和38年

 131P 




 
『世界の詩 2 ヴェルレーヌ詩集』を読む。

 舞台が好きなのだろうか。

 芝居(オペラ)の筋書き一部を詩にあらわしたものが何編かあった。



 ヴェルレーヌは自分の感情を抑えられない人だったらしい。

 本書解説では、結婚後一年、若妻と乳飲み子を捨て、ランボーとの共同生活。

 そこに至るまでのすったもんだ。

 ランボーとの別れ、そして傷害事件。

 なんだかねぇ…。



「女と牝猫」では腹黒いと書き、「乙女妻」では‘僕の単純さがまるっきりあなたにはわからなかった’と記す。

 妻との生活の場に違う人(ランボー)を入れて妻に追い出され、またあちこちで事件を起こす人間。

 こういう男性ってどうなんでしょうね。(怒)



 ヴェルレーヌという人の一部分を読み、「よく見る夢」はまさに彼らしい詩だと感じた。

 








      よく見る夢      ヴェルレーヌ  堀口大學訳





       不可思議に身にしみるこの夢を、僕はたびたび見るのです  
       僕が愛しそして僕を愛してくれる然も見知らぬ一人の女
       然も見る度同じではなく、然も全く別でもなく、
       然も僕を愛し、然も僕を理解する一人の女。


       その女ひとは僕を理解し、その女にだけ僕の心は透明です。
       その女にだけ僕の心は不可解ではなくなります、
       僕の青ざめた額の脂汗も
       その女にだけが涙で清め得るのです。


       その女の頭髪かみのけが何色か僕には思いだせません、
       そのなさえ僕には思い出せません。
       ただ一つその名には、義理で別れた恋人の名のやさしさがあるとより。


       彫像のまなざし、それがまなざしです。
       その声は、遠くかそけくおごそかに、
       黙ってしまったなつかしい昔の声をさながらです。





                『世界の詩 2 ヴェルレーヌ詩集』 堀口大學訳 を写す。

                「やさしさがあるとより」「声をさながらです。」は堀口大學訳です。



           




 堀口大学訳の「よく見る夢」はNETでは出てきませんでした。

 別訳や自分で訳されたらしい「よく見る夢」など出てきました。そのうちの一つを記録しておきたいと思います。

 undercurrentさんより ▼






      よく見る夢

不可思議に身にしみるこの夢を----      
ヴェルレーヌ      


   不可思議に身にしみるこの夢を、私はたびたび見るのです
   「一緒にいましょうね」
   そうにっこりと微笑んでくれる女性
   しかも、見知らぬ
   ただその感じだけがはっきりとわかる女性

   「一緒にいましょうね」
   そうですね
   どこにいても私はあなたを身近に感じています
   こうして夢の中で
   微笑みを交わしあうこともできるほどに
   二人の心は響きあい、通いあいしているのです

   でも、目覚めが訪れると
   私はあなたの顔も、名前も忘れてしまうのです
   残っているのはあなたの感じだけ
   それでも私は豊かな気持ちの目覚めです
   必ずあなたに出会えると確信していますから
   互いの心はしっかりと呼びあっているのですから









 おつきあい下さいまして、ありがとうございました。

 今回も簡単な記録のみにて失礼いたします。






コメント (4)
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狹井神社  (桜井市三輪字狭井)     (4景+2)

2011-04-11 | お出かけ




            狹井坐大神荒魂神社







 三輪山を背景とする神社

 四月十日十時、若宮の祭があった。

 そして十一時、三輪に着いたばかりのわたしは、若宮さまを見る。

 狹井神社では薬井からこんこんと霊水がわくとされる。

 わたしはこの水は何度も飲んだことがあるが、今回は人が多かったのであきらめた。



 奈良には他にも薬井(元武田製薬社長の住居があったという)が残るが、住宅開発のためか水が濁り、現在では使われてない。

 目に効くとされた後者薬井はホウ酸成分が含まれていたと言うが、狹井神社のそれはいかがなのか?

 また、 神社の北を流れる川を狭井川といい、別名薬川と呼ぶ。

 成分に関係なく山そのものが神とされる三輪に流れる川やそこにある井戸を神と崇めたのだろうか……。



 調べて見ると、狹井神社に三輪山の登山道があると言う。

 社務所に入山料を払い杖を貸していただいて山を登ると言う。

 ひとりでは怖いので、そのうち仕事の切りがいいところで家族を巻き添えにしたいともくろんでいる。



 例祭を鎮花祭と呼ぶ。

 忍冬[すいかずら]・百合草を奉る風習があったらしい。

 特殊神饌として三輪山に自生する忍冬(すいかずら)と笹百合の根が供えられたという。(奈良大和路~悠~遊~ 様)

 忍冬と聞くとわたしの場合はイランの影響もあり、唐草文様のひとつの唐草忍冬文を思い浮かべる。

 奈良の古い瓦の淵にも度々見られる忍冬文は薬でもあったようだ。



 四月十七日、狹井神社では「薬まつり」があるという。



 


































 

      狹井神社

      桜井市三輪字狭井







 おつきあい下さいましてありがとうございました。









コメント (2)
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大神神社(三輪神社)『春の大神祭』 「若宮還御(わかみやかんぎょ)祭」 2011年(7景)

2011-04-11 | 神社仏閣・祭り


  大神神社(三輪神社)『春の大神祭』 「若宮還御(わかみやかんぎょ)祭」  2011年






「若宮還御(わかみやかんぎょ)祭」にまいりました。

 若宮様がお通りになられますと、お参りのみなさんは深々と頭を下げておられました。

 桜咲くご神体の三輪山に見守られ、有意義な一日を過ごさせていただいたと、感謝致しております。







 4月8日(水)~10日(金)
 大神神社 春の大神祭

   古来、大神祭は「卯の日の神事」と呼ばれ、起源は崇神天皇8年まで遡ると言われており、2千年来の伝統を誇る祭典です。
   前日の8日、大直禰子(おおたたねこ)を神主として祀る大直禰子神社が例祭を行い、午後から宵宮祭が始まります。


   8日 10:00~ 大直禰子神社(若宮)例祭/17:00~ 春の大神祭 宵宮祭
   9日 10:00~ 春の大神祭 例祭/13:00~ 若宮神幸祭
   10日 10:00~ 春の大神祭 後宴祭/引き続き 狭井神社 例祭/正午より 後宴能







                2010年4月10日土曜日

                〒633-8538 奈良県桜井市三輪 大神神社

                去年の2010年 『春の大神祭』 「若宮還御祭」です。




































 おつきあいいただきまして、ありがとうございました。

 また、関係者のみなさまには心より感謝申しあげます。

 ありがとうございました。







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