乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

7月16日  今日は、盆送り火 / 作曲家・フルート奏者、ジャック・オトテール 没 / 祇園祭

2011-07-16 | 乱鳥徒然 Rancho's room.


  


 7月16日

 今日は、盆送り火で、盆の最終日とされる。

 7月13日に迎えた祖先の霊を送り出す。

 焚いた送り火の煙に乗って帰るとされている。

 8月の大文字の送り火(京都、他)もあるし、頭がごちゃごちゃする


  




 今日は板垣退助の亡くなった日。

 くわしくはこちら

 歌舞伎『板垣君遭難実記』の「板垣死すとも自由は死せず」は世に広まったという。

 もとは板垣が襲われた後、起き上がり、出血しながら
「吾死スルトモ自由ハ死セン」
と言ったとのこと。

 歌舞伎名台詞の表現で広く伝わることになったらしい。


  


    



                  

 今日は大好きなバロックの作曲家・フルート奏者、ジャック・オトテール(1674-1763)がお亡くなりになった日。

 以前からリュート音楽とリコーダーの曲は好きだと書いていますが、ジャック・オトテールの曲は外せません。

 美しい調べのジャック・オトテールのレコードは我が家には少なくとも十枚程度はあるかもしれない。

 わたくしが若い頃方度々聴いているジャック・オトテールの曲を効いていただければ嬉しいです☆


  

  

                  



 でもね!

 今日と明日は なんと言っても 祇園祭 でしょう・・・





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77; 『韓国言語風景』―揺らぐ文化・変わる社会  岩波新書 1996年 渡辺 吉鎔 (ワタナベ キルヨン)著

2011-07-16 | 読書全般(古典など以外の一般書)








記録のみ




 2011年度 77冊目     『韓国言語風景』―揺らぐ文化・変わる社会 (岩波新書) [新書]



 


 渡辺 吉鎔 (ワタナベ キルヨン)  著

 岩波書店

 岩波新書  新赤版 1267

 1996年 

 224ページ  880円+税




 第一章から三章は韓国文化や民俗や風習を日本と比較しながら説明されている。

 本書題名は『韓国言語風景』だが、言語部分は第四章から五章。

 第四章から五章の部分は、韓国語をほとんど聞いたことが無いわたしにとっては、正直何がなんだかわからない。

 だが第一章から三章はは面白かった。

 色の説明や植物。他多くの韓国的風習が、比較民俗学の書物のように知ることができる。

 韓国の青白に対しての、日本の紅白。青も持つ意味は、日本では余り想像できない。

 中国は赤に対しての思い入れがあるが、白は忌み嫌われているので、これもまた当てはまらない。


 植物で印象的なのは桃。

 韓国では邪鬼を祓うとされ、消して庭には植えないという。祖先霊まで間違って追い払うといけないかららしい。

 日本の桃の節句(ひな祭)に桃が添えられているのを韓国の方が見ると、異国だと感じるという。


 韓国の女性に対する考え方は興味深かった。

 ここは男尊女卑的発想で、(昔の)日本に通じる部分もある。

 女性は家族以外に男性と話してはいけないという。そのため飲食業店で女ひとり客一人であっても、間接的会話がなされるという。

 イランなどの比較的厳格なイスラム教では家族以外の男性の前でへジャブをとってはいけないという習わしがあるが、宗教がらみではなく、国そのもののこう行った決まりごとがあるのだと知った。

 わたしは韓国のドラマはそれほど見てないので何ともいえないが、韓国はもっと開放的な国だと勘違いをしていた。

 韓国も民俗学も調べると面白そうだな^^

 

 
   
 




【はじめに】

私はこれまで、『朝鮮語のすすめ』(講談社現代新書)をはじめ、言葉を通して、韓国文化や韓国人の考え方を紹介してきたが、こんどの本は、またちがった方面に焦点をあてて、いまの韓国を多角的にとらえようとしたものである。刻々と変化しているお隣の韓国、そこには伝統と変容のせめぎあいから聞こえてくる時代の声がある。






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