乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『伽羅先代萩~御殿・床下』藤十郎 時蔵 扇雀 秀太郎 梅玉 幸四郎 吉右衛門『京人形』菊五郎 菊之助

2013年11月28日 | TVで 歌舞伎・能楽


  『伽羅先代萩~御殿・床下』藤十郎 時蔵 扇雀 秀太郎 梅玉 幸四郎 吉右衛門『銘作左小刀~京人形』菊五郎 菊之助




  『伽羅先代萩~御殿・床下』

2013年
72分
カラー
【出演】<御殿>坂田藤十郎、中村時蔵、中村扇雀、片岡秀太郎、中村梅玉<床下>松本幸四郎、中村吉右衛門 仙台伊達藩のお家騒動をもとにした時代物の大作を、歌舞伎座杮葺落公演から。 お家横領を企む仁木弾正らは幼君鶴千代の命を狙おうとするが、乳人政岡が我が子千松とともに若君の守護に努めている。ある日、管領の奥方栄御前が来訪し、鶴千代に毒菓子を勧めるが、毒見役の千松が走り出て菓子を頬張った。弾正の妹八汐になぶり殺しされる千松、それを見ても母親の政岡は顔色ひとつ変えない。栄御前は政岡が味方と思い込み、お家転覆の連判状を渡す。ところが一匹の鼠が現れて連判状奪い去る。荒獅子男之助が鼠を捕えようとすると、鼠に化けた仁木弾正が正体を現し悠々と姿を消すのだった…。藤十郎の乳人政岡に、秀太郎の栄御前、梅玉の八汐、幸四郎の仁木弾正、吉右衛門の荒獅子男之助という豪華配役で。(2013年/平成25年5月・歌舞伎座)



 またまた本日、平成25年5月・歌舞伎座の『伽羅先代萩~御殿・床下』を見入ってしまいました。
 今日も書斎に閉じこもる夫を半ば強引に連れ出して、一緒に観る事ができました。

 この舞台、好きな役者さんオンパレードです^^
 こんな舞台を観られた方はお幸せでしょうと痛感致しました。

 秀太郎丈、言い回しと形を決めてくださいます。
 表情に迫力あります^^見事です。

 藤十郎丈の形でキャー☆うっとり、そして涙を流しながら見ていました。
 藤十郎丈の、なぶり殺された子を前にしての七五調のリズムは今回聴いても芸術でした。

 そして、仁木弾正登場の床下の場の幸四郎丈と吉右衛門丈で、キャーキャーカッコイイ~~!と楽しんでおりました阿呆のわたくしです。
 おそらく、一緒に楽しんでいた家族にひんしゅくをかい、毎度の事ではありますが、あきらめられていたと感じまする。

                    おわりん
 
           


  『銘作左小刀~京人形』

出演:尾上菊五郎 尾上菊之助 片岡亀蔵 尾上松也 坂東正之助(現・河原崎権十郎) 澤村田之助
2002年
34分

菊五郎の左甚五郎に、菊之助の京人形の精で、歌舞伎舞踊の魅力あふれる作品を。 彫物の名人左甚五郎は、廓で見初めた傾城の等身大の京人形を彫り、差し向かいで酒盛りを始めた。すると人形が箱から出てきて動き出す。美しい遊女姿であるにも拘わらず、甚五郎が彫ったため、動きが男のように硬い。笑いを誘う人形の無骨な動きが見どころ。甚五郎が鏡を人形の懐へ入れると、途端に人形は傾城の心になり、やさしく優雅な動きに変わる。ここから甚五郎のクドキになり太夫を見初めた日の様子を描く。後半は、大勢の大工を相手にしての立廻りとなり大工道具を用いたタテも見せ場となっている。(2002年/平成14年5月・歌舞伎座)


 このお舞台も何度見ていましょうか?
『銘作左小刀~京人形』、見入ってしまいます。
 菊五郎さんと菊之助さんの『京人形』は数年前に夫と一緒に南座か松竹座で拝見させて頂きました。
 その時も菊之助さんはたいへん美しいお姿でした。

 話は飛びますが、菊之助さんって素顔もかわいらしく、男前で好青年でしたの。
 菊之助さんは海老蔵さんと一緒におられる場面に偶然遭遇したのでした。
 海老蔵さんは女性のマネージャーさん?とご一緒でしたようすでした。そして菊之助さんはお一人(或は付き人さんは姿を隠しておられたのかな?)で、たいへんまじめそうな好感のもてる役者さんに思えました。

                    おわりん



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堤清二氏がお亡くなりになった。

2013年11月28日 | 乱鳥徒然 Rancho's room.



 十一月二十五日、セゾングループ創業、堤清二氏がお亡くなりになった。

 この方が西武百貨店の社長を務めておられなければ、当時十代の学生だったわたくしは安部公房スタジオや T・Ma○○○○展を観る事ができなかっただろうと感じる。


 ありがとうございました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。


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91; 『『養生訓』病気にならない98の習慣』日経プレミアシリーズ  周東寛 2013年

2013年11月28日 | 読書全般(古典など以外の一般書)



  91;  『『養生訓』病気にならない98の習慣』日経プレミアシリーズ


周東寛
造事務所
2013年08月発売

 

『『養生訓』病気にならない98の習慣』日経プレミアシリーズ を読了。

 健康に過ごす事ができる平均年齢が記され、だから不要な物を捨て去るように…といった部分は心にとどめておこうと感じた。
 将来、退職後の家族を楽しませてあげたい。

 今回は短文にて失礼申し上げます。

 

 日経クラブ・ビデオクラブ データーベースより ▼


ただ長生きできれば良いのではなく、いかに人生を健康に楽しく生きるかを説いた『養生訓』は、時代を超えて学ぶべきことの多い東洋医学の叡智といえます。


「命の長短は、すべてその人の養生しだい」 超高齢化社会を迎える今、300年も前に書かれた健康指南書『養生訓』に注目が集まっている。読んだその日から実践できる、「心と体を整える98の知恵」を紹介する。

はじめに
 現代にも通じる「養生」の力
『養生訓』目からウロコの五つの教え

パート1 病気を寄せつけない「養生」という生き方

医者いらずの健康長寿をめざす
病気を遠ざける“江戸の健康バイブル”/深い人生観が日本人を引きつける
益軒の願望は現代人と同じ/『養生訓』のルーツは中国の儒教にあり
西洋医学から見ても正しい「養生」/日本人のくらしに合った健康法
「PPK」を合言葉に長寿日本一を達成/健康な高齢者が多い長野県
かくしゃくたる老後をめざす/“養生の心得”を学んで実践する
ロングライフ最前線� 地中海式食事法は“古くて新しい”バランス食

パート2 『養生訓』に学ぶ飲食の心得49

飯は温かいうちに食べ、冷酒は夏でも禁止
体調によって米の炊き方を変える/肉は1食で2品以上食べてはいけない
めずらしいものや、おいしいものでも控える/ひとつの味を食べ過ぎない
害のあるものは、味がよくても食べない/ごはんの食べ過ぎは禁物
深夜は食も酒もよくない/食は制限し過ぎくらいでちょうどいい
食事は感謝して食べる/夕食は朝食・昼食より少ないほうがいい
旬のもの以外は食べてはいけない/酒はほろ酔い加減でやめる
持病を起こすものはメモをして食べない/胃がもたれるときは食を抜く
煮過ぎ・半煮えのものはよくない/老人ほど食べ過ぎに注意する
「5つ」のものを食べるとよい/病人には魚や肉を少しずつ食べさせる
野菜は薄く切って煮る/脂の多い魚は薄く切って煮る
老人や病人に寿司はダメ/味噌は胃腸を補ってくれる
宴席でも気に入らないものは食べない
脾胃の好き嫌いを知っておく/湯や茶を飲み過ぎてはダメ
食後はからだを動かす/「もち・団子・饅頭」は夕食後に食べない
水はきれいで甘いものを選ぶ/熱湯と半沸きの湯を飲んではならない
ドカ食い・ガブ飲みをしてはダメ/老人と子どもは年中温かいものを
からだを冷やすものを食べてはダメ/食後は湯茶でうがいをする
旅行先ではまず豆腐を食べる/朝にお粥を食べるととてもよい
食後にはげしい運動をしてはいけない/朝夕の副食は1品でよい
大根の葉の部分も味噌汁にして食べる/服薬時に多く食べると薬が効かない
酒気が残っていたら、淡水化物や甘いものは控える
空腹時に生の果物や菓子を食べない/ひどく疲れている時は食を抜く
食べ合わせの悪いものは避ける
酒をたくさん飲んで飯を食わぬ者は命が短い/酒は空腹時を避けて飲む
酒を飲んだあとに辛いものはダメ/お茶をガブ飲みしてはいけない
たばこには手を出すな
ロングライフ最前線 1日40分~1時間の運動が健康を守る

パート3 『養生訓』に学ぶ生活の心得49

心はからだの主人。ストレスをあたえてはダメ
座るときは姿勢を正しくする/寝るときは灯りを消す
長時間の座りっぱなしはよくない/朝にからだを上から下までさする
ふくらはぎマッサージを習慣にする/髪をとかしたり頭をなでたりする
寝る前は「足湯」と「塩うがい」をする/足の親指を曲げ伸ばしする
頭を温めてはいけない/毎朝「歯」と「目」をよく洗う
細かい字をたくさん書くと目と歯が悪くなる
つま楊枝で歯を深くせせってはダメ/睡眠中に風に当たるのはよくない
寝るときは「足・腹・腰」を温める/便通は規則的にあるのがよい
小便と大便をがまんしてはいけない/入浴は何度もしないほうがよい
気持ちがよくても熱い湯はダメ/空腹時に入浴してはいけない
下痢や腹痛のときはお風呂で温まる/病気のないときこそ予防に徹する
病気は「治りかけ」がいちばん大事/病気のことをくよくよしない
ジメジメ「湿気」は病の大敵/春先の風には当たらない
夏場は涼風に長く当たらない/冬にからだを温め過ぎてはダメ
医者はよく選ばないといけない/有名でも良医とはかぎらない
自己判断で薬を飲まない/医者が出しても、合わない薬は飲んではダメ
薬の副作用をよく知る/薬に合わない飲食に気をつける
食中毒では水を飲ませて吐かせる/アロマテラピーを楽しむ
子供は親を養わなくてはいけない/老後の1日は千金に値する
晩年こそ節操を保って寛容でいる/夏はいちばん用心して保養する
老親を寂しがらせてはいけない/花木を愛して鑑賞するとよい
世や人をねたんだり恨んだりしない/年をとったら「省くこと」に力を注ぐ
若いころのように、たくさん食べない/病気になったら食事を見直す
間食や夜食は控える/横になりたがってはいけない
「少し空腹・少し寒い」くらがちょうどいい




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