乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム~シーズン3  6〜10話  (トルコ カッパドギアの陶器で有名な隣町 写真あり)

2021-10-15 | ドラマ

写真(下)はトルコ 陶器で有名らしいカッパドギアの隣町

 

 

 

 

オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム~シーズン3  6〜10話

 

 

第6話 見染められた娘

第7話 運命の導き

第8話 魔法の手

第9話 スルタン・イブラヒム 

第10話 陰謀には陰謀を

 

 

 オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム~シーズン3  6〜10話を一気に見た。

 

 第7話 運命の導き では、イランやトルコの詩人が五人出てくる。

 王と新しい運命的な側女との愛の語らいで、イランやトルコの詩を語り合い、見つめあい頃場で綴り合う。

 詩の抑揚は、歌いようにまた、刻み付けて深く語り込むように麗しく、その美しさは一言では語ることができない。

 

 詩を歌うように語るといった行為を私はイランのハフェズ廟の前で経験したことがある。

 ハフェズ廟に刻まれたハフェズの詩の断片(?)をイラン人女性が次々に読み聞かせてくださったことがある。

 歌うようで、その美しさに意味もわからない私は、深く感動したことを覚えている。

 

 トルコの詩人といっても、元はペルシアの詩人で、トルコに移った者もいる。

 オスマントルコ シーズンでもスレイマン王が皇子に次のように語る場面があった。

「ペルシャ語も学んでおくがよい。東洋(ママ)の詩には、深く感動するものが多い(要約)」

 ペルシャの詩の文化は、遠いオスマンの時代にも認められ、広く読まれ、語り継がれていたことがうかがえる。

 

 第9話 スルタン・イブラヒム では、トルコのセマーが出てくる。

 私はトルコを訪れた際、このセマーを見るのが第一希望であった。

 トルコではこのセマーを二箇所、三晩(三回)見たことになる。

 そのうち二晩は完全なる儀式から始まり、日本の儀式(例えば奈良の信貴山の火渡り前の神事)と極似した所作が多くあった。

 そのあとセマー(回線舞)に移るのは、信貴山の火渡りに移るのと似ている。

 ただしドラマではトルコのコンヤで本格的なセマーといってよいであろう儀式舞の一部は画面に映し出される。

 私はセマーは夫と子供の三人で三度見たが、夫の仕事の関係でコンヤに足を伸ばせず、コンヤのセマーを見ることができなかったのが残念である。

 コンヤのセマーはツアーに盛り込まれていることがあるので、みなさんの中で言った方もあるのではないかと、羨ましく思う。

 

 今回の6〜10話でも アゼルバイジャンというイランの地名が多用され話される。

 以前にも書いたが、アゼルバイジャンは訪れたことがあるので、懐かしく思う。

 また当時のオスマン帝国の勢いを重く受け止める。

 このドラマは面白い。

 ドラマはまだまだ続く^^

 

 こんかいも簡単な、まとを得ない見たという記録だけで失礼いたします^^

  

 

監督

ヤウムル・タイラン、デゥルル・タイラン

脚本

ユルマズ・シャーヒン

製作

ティムル・サウジュ

製作年

2012年

製作国

 トルコ 

 

ハリット・エルゲンチュ
メルイェム・ウゼルリ
オカン・ヤラブク
セルマ・エルゲチュ
ナール・アイサン
ネバハット・チェフレ
メーメット・グンスール
アルダ・アラナト
セチュキン・オズデミル
ガーヴィ・イレリ

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『坐敷芸忠臣蔵』33 ///『仮名手本忠臣蔵』十一段目(はんもと いがや勘右衛門  かなてほん)///山東京傳 戯作   歌川豊国 戯画

2021-10-15 | 山東京傳

『坐敷芸忠臣蔵』33 ///『仮名手本忠臣蔵』十一段目(はんもと いがや勘右衛門  かなてほん)///山東京傳 戯作   歌川豊国 戯画 

 

写真は、『坐敷芸忠臣蔵』十段目

 

『仮名手本忠臣蔵』十一段目(はんもと いがや勘右衛門  かなてほん)

 

『坐敷芸忠臣蔵』(『坐敷藝忠臣蔵』)

 山東京傳 戯作 

 歌川豊国 戯画

 山東京傳 1761-1816

 歌川豊国 1769-1825

 小舟町(江戸) : 文亀堂, 文化7[1810]

 19cm

 和装
 印記:只誠蔵,斎藤文庫,洒竹文庫
 関根只誠,斎藤雀志,大野洒竹旧蔵

 早稲田大学図書館 (Waseda University Library)

『坐敷芸忠臣蔵』ヘ13 02377

『坐敷忠臣蔵』  1 山東京傳 戯作  歌川豊国 戯画 小舟町(江戸) : 文亀堂, 文化7[1810] 早稲田大学図書館

『坐敷忠臣蔵』  2 『坐敷藝忠臣蔵』と『仮名手本胸之鏡』は同じか否か。それともよく似ていると言うだけか。部分的に一緒ではあるが、違う本なのだろう。

『坐敷忠臣蔵』 3 表紙   山東京傳 戯作   歌川豊国 戯画 小舟町(江戸) : 文亀堂, 文化7[1810] 早稲田大学図書館

『坐敷忠臣蔵』  4 裏表紙 及び 「坐敷忠臣蔵序」1、2、3  山東京傳 戯作   歌川豊国 戯画 小舟町(江戸) : 文亀堂, 文化7[1810] 早稲田大学図書館 (2枚)

『坐敷忠臣蔵』  5 出演者全員顔見世的一枚(一部、日本語漢文で記されている)山東京傳 戯作   歌川豊国 戯画 小舟町(江戸) : 文亀堂, 文化7[1810] 早稲田大学図書館

『坐敷忠臣蔵』  6 大序(各出演者の簡単な芸などの説明)山東京傳 戯作   歌川豊国 戯画 小舟町(江戸) : 文亀堂, 文化7[1810] 早稲田大学図書館

『坐敷忠臣蔵』 7(大序 かほよの兜「蘭奢待の香るこの兜こそ義貞着用のものに間違いない」)山東京傳 戯作   歌川豊国 戯画 小舟町(江戸) : 文亀堂, 文化7[1810] 早稲田大学図書館

坐敷忠臣蔵』8(序切 とんび役のものはほ(師直)がからす役のもゝの井(桃井若狭之助安近)に向かい小馬鹿にした事ばかりを並べ立てる)山東京傳 戯作   歌川豊国 戯画

『坐敷忠臣蔵』 9( 二段 もゝの井「此しゃくしを耳となしかうもり(蝙蝠)の身振りにてつらはぢをかゝせるつもり」)山東京傳 戯作   歌川豊国 戯画

『坐敷忠臣蔵』 10(二段 『仮名手本忠臣蔵 二段目・諫言の寝刃』と、『坐敷藝忠臣蔵』二段目)山東京傳 戯作   歌川豊国 戯画

『坐敷芸忠臣蔵』 11(『坐敷藝忠臣蔵』 三段  「三段目口」「三段目」 三段目1/3、2/3)(2枚)(2枚)山東京傳 戯作   歌川豊国 戯画

『坐敷忠臣蔵』 12(『坐敷藝忠臣蔵』 「三段目切」(もろなほがもゝの井に悪態をつきまくる)三段目3/3)(1枚)山東京傳 戯作   歌川豊国 戯画

『坐敷忠臣蔵』 13(『坐敷藝忠臣蔵』三段目( 歌舞伎:『仮名手本忠臣蔵 三段目』 ) 山東京傳 戯作   歌川豊国 戯画

『坐敷芸忠臣蔵』 14(『坐敷芸忠臣蔵』四段目(へどのついたる にざかなを うちまもり/\ むねんのしな) 山東京傳 戯作   歌川豊国 戯画

『坐敷芸忠臣蔵』15 四段目切(はつと いちどに立いでしが、思へば無念、と、立かへる)山東京傳 戯作   歌川豊国 戯画

『坐敷芸忠臣蔵』16 ///『仮名手本忠臣蔵』四段目(判官は力弥に尋ねた「力弥、力弥、由良助は」「いまだ参上仕りませぬ」「エエ存命に対面せで残念」)///山東京傳  歌川豊国

『坐敷芸忠臣蔵』17 五段目(定九郎登場^^「五十両〜」に変わって、「はマグ理ならば、四、五升のかさ(量、傘)」)山東京傳   歌川豊国

『坐敷芸忠臣蔵』18 五段目(定九郎、かん平、お軽の親父登場「ぼたん もみぢ てつぽう 吸物 いろ/\」)山東京傳 戯作   歌川豊国 戯画

『坐敷芸忠臣蔵』19 ///『仮名手本忠臣蔵』五段目(金なら四五十両のかさ、縞の財布に有るのを、とっくりと見付けて来たのじゃ。)///山東京傳戯作 歌川豊国戯画

『坐敷芸忠臣蔵』20 六段目(寛平、切腹するのではなく、『坐敷芸忠臣蔵』ではフグの腹を切る。)山東京傳 戯作   歌川豊国 戯画

『坐敷芸忠臣蔵』21 ///『仮名手本忠臣蔵』六段目(身売りの段)(勘平切腹の段 「色にふけったばっかりにぃ〜〜」)///山東京傳 戯作   歌川豊国 戯画 

『坐敷芸忠臣蔵』22 七段目(由良助、酒浸った振りをして、お女中の「手のなる方へ」で千鳥足)山東京傳 戯作   歌川豊国 戯画

『坐敷芸忠臣蔵』23 七段目 2/4(ゆらの助、  手をだしてあしを見せたるたこ身ぶり、「きみよう/\と、ほめにけり」)山東京傳 戯作   歌川豊国 戯画

『坐敷芸忠臣蔵』24 七段目 3/4(おかるハ うへより 見おろせど   字ハあハゆきの とうふもおぼろ)山東京傳 戯作   歌川豊国 戯画 

『坐敷芸忠臣蔵』25 七段目 4/4(おかるてふ/\の身ぶり、平ゑもん柿の木の身ぶり)山東京傳 戯作   歌川豊国 戯画 

『坐敷芸忠臣蔵』26 ///『仮名手本忠臣蔵』七段目(祇園一力茶屋の段)///山東京傳 戯作   歌川豊国 戯画 

『坐敷芸忠臣蔵』27 九段目(「さぞ みやこ、めづらしからう ぼさつ」「まさむねの刀 源のひかのさしそへ」)山東京傳 戯作   歌川豊国 戯画 

『坐敷芸忠臣蔵』28 九段目(ゆらの助、おいしにいひつけおくにハのしやうじをいちまいとりよせてそのかげにはいりしが)山東京傳 戯作   歌川豊国 戯画 

『坐敷芸忠臣蔵』29 九段目、十段目(九団目 まへのつゞき / 十段目 おその へりふんだりの身ふり)山東京傳 戯作   歌川豊国 戯画

『坐敷芸忠臣蔵』30 ///『仮名手本忠臣蔵』九段目(山科の雪転し 山科閑居の段)///山東京傳 戯作   歌川豊国 戯画

『坐敷芸忠臣蔵』31 十段目(天川やかにの身ふり とりての両人)山東京傳 戯作   歌川豊国 戯画

『坐敷芸忠臣蔵』32 ///『仮名手本忠臣蔵』十段目(人形まわしの段 天河屋の段)///山東京傳 戯作   歌川豊国 戯画

『坐敷芸忠臣蔵』33 ///『仮名手本忠臣蔵』十一段目(はんもと いがや勘右衛門  かなてほん)///山東京傳 戯作   歌川豊国 戯画

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする