『枕草子』65 二巻(百四段(2/2) (2枚+5枚) 九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]
『枕草子』二巻(百四段(1/2) (2枚+5枚)
一部写す
、、、、、、、、、、宮づかさめして「く
だもの。さかなめさる。人々ゑはせ(酔はせ)」などおほせらる。
まことに皆ゑいて(酔いて)。女ぼうどものいひかはわすほど。
かたみにおかしと思いたり。、、、、、、、、、、
、、、、、、、、、、、、、、、、殿
の御さるがう(猿楽)ことに。いみじくわらひて。ほど/\
うちはしよりも、おちぬべし。
一部写す (百四段 全て 7枚)
、、、、、、、、、、
しげいしや(淑景舎)
、、、、、、、、、、
、、、、、「きみせ」とのたまはすれば。うれ
しく、床しさまさりて。一しかと思ふ。、、、、
、、、、、しげいしやの絵にかきたるや
に。うつくしげにてゐさせ給へるに。宮いとやすら
かに。いますこしおとなびさせたまへる御けしきの
くれないの御ぞ(御衣)ににほひあはせ給ひて、、、、
、、、、、、、、、殿のはしのかたより御らんじ
出して「たそや、かすみのまより見ゆるぞ。」と。とがめ
させ給ふに。、、、、、、、、、、、、、、、
、、、、、、、、、、、、、、、
殿いつしかと。いたきとり給ひて。ひざにすへたまへる、
いとうつくし。せばきえんに所せき。ひの御さうぞ
く(装束)のしたがさねなど。引ちらされたり。大納言殿は
もの/\しうきよげに。中納言はいとらう/\し
く(物々しくの意味)、、、、、、、、、、、
、、、、、、、、、、宮づかさめして「く
だもの。さかなめさる。人々ゑはせ(酔はせ)」などおほせらる。
まことに皆ゑいて(酔いて)。女ぼうどものいひかはわすほど。
かたみにおかしと思いたり。、、、、、、、、、、
、、、、、、、、、、、、、、、、殿
の御さるがう(猿楽)ことに。いみじくわらひて。ほど/\
うちはしよりも、おちぬべし。
清少納言 [著]
早稲田大学蔵書
二条通(京都) : 沢田庄左衛門,
慶安2[1649]
4冊 ; 25.6×18.5cm
早稲田大学図書館
参考
『枕草子』九曜文庫 慶安2年
日本古典文学大系
新日本古典文学大系
『枕草子 一』
(一から三十六 総合)『枕草子』25 『枕草子』一巻読了(1〜36段 まとめ) 九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]
(三十七から五十総合)『枕草子 二』51 『枕草子』二巻(26〜50段 まとめ) 九曜文庫 二条通(京都) : 沢田庄左衛門 慶安2[1649]
『枕草子』関係総合 (日本古典文学大系)