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乱鳥の書きなぐり

古典講座『 土佐日記 』を楽しむ。





    『 土佐日記 』


 男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり。

 それの年(承平四年)のしはすの二十日あまり一日の戌の時に門出す。そのよしいさゝかものにかきつく。ある人縣の四年五年はてゝ例のことゞも皆しをへて、解由など取りて住むたちより出でゝ船に乘るべき所へわたる。かれこれ知る知らぬおくりす。年ごろよ具しつる人々なむわかれ難く思ひてその日頻にとかくしつゝのゝしるうちに夜更けぬ

 

 土佐日記の門出はあまりにも有名だ。

 午前中、 古典講座『 土佐日記 』を受けたが、1時間半は余りにも短い。

 あっという間に楽しい時間は過ぎた。


『 土佐日記 』は女性の立場をとられて日記文学であるが、当時の日記のあり方にそう部分が多々見られ、男性の習慣がみえかけれする部分は興味深い。


 忘れていたが、在原業平がここ『 土佐日記 』にも登場する。

 いつの世も女性に好まれる業平だが、紀貫之を考えると業平は男性にもすかれていたらしい。

 業平は心のイケメンでもあったのだと、変なところに感心するわたし。


 いずれにせよ、古典の講義を受けるのは楽しいものだ。

コメント一覧

てくっぺ様 ★^^★
こんばんは 屋台歌舞伎は素晴らしいですね。
てくっぺさま

土佐日記、久しぶりで面白かったです~~。
古典は楽しいですね。

てくっぺさま
いつもありがとうございますーー★☆★

てくっぺ様のページのお祭ってすごいですね!
屋台歌舞伎なんていう素晴らしいものがあるのですね。
テレビではみたことがあったのですが実際にお写真を拝見して心が高鳴っています。
屋台でみる義経千本桜ってどんなのでしょう・・・。

五穀豊穣を祈願しての歌舞伎というのも魅力的です。
屋台歌舞伎も伝統芸能本来の姿なのでしょうね。
日本には素晴らしいお祭が沢山あるのですね。
屋台歌舞伎を考えると、うれしくて寝付けそうにありません。



てくっぺ
こんばんはです。^±^ノ
http://blog.goo.ne.jp/tekuhee
土佐日記は懐かしい。^±^
高校でやりましたです。^±^ノ
このあとは女性日記が多かったのですよね。
和泉式部日記、1003年。
紫式部日記、1010年ごろ。
などですね。^±^
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