(水辺で洗濯する女性1~4の文章は同じです)
水辺で洗濯する女性
黄姚古鎮には近くには透き通ったきれいな川が流れ、敷地内に泉がある。
私が訪れた日も 黄姚古鎮のあちらこちらの水辺で、女性たちが洗濯をしていた。
彼女たちは笑い、世間話でもしながら選択をしているのだろうか・・・
ゆっくりな水の流れのような、のどかな時間の連続。
彼女たちの近くには洗濯板やカラフルなバケツやカナダライのようなものが無造作に置かれている。
しかし中腰になった彼女たちから、機能よくそれらを手に取ることができるらしく、その優雅な動きは見ていて飽きない。
治水池(?)が規律正しく区切られた箇所もあり、そこで洗濯する人も集まっているらしく、人数も一番多い。
真四角を敷き詰めたような治水池(?)はうまく考えられ、規律が守られているということをガイド嬢が説明。
水が
『飲み水用→野菜洗い用の池→洗濯用の池』
と流れるようになっていて、飲み水を汚さないようになっている。
治水池(?)前には水観音と竜の尻尾。
この竜の尻尾の頭はかなり距離のある道を隔てて、崖?側に竜らしき頭が出ているといい、石でできた立札までがおかれている。
見れば 本当に目まで睨みつけた凛々しい竜が、岩の間から頭だけをぐぎっと出している。
胴体は地下(土の下)に忍ばして、治水池(?)前に尻尾を出しているというのだから、中国人の想像力の豊かさには頭が下がる思いだ。
観光客の中のカメラマンは、今回これをメインに写真を撮りに来られたという方もあった。
私は写真は下手なので、いつもうまく撮れない。
洗濯をする彼女たちの輝いた笑顔を、もっとうまく表現したかった・・・