(写真は家族だけで行ったレストラン。
お気に入りだったひとつで、おこわ料理。
猪(中国では豚)の細切れが入っていて、おこわの底は特別な甘いたれ。
日本で売られている竹でくるんだ、中国粽のようなものです。)
桂林で食べた和食では、汁物三椀
桂林の夜一日目は驚くこと無かれ、なんと和食でした。
中国にまで来て、和食か・・・
私たち親子三人は、当然のように、
「ほとんど食べないように!」
と、耳打ち。
しかし中国で和食という経験を持つことも、今後はまず無いだろう・・・
私たちは、中国で出される和食メニューには興味深々で見入っていました。
全ての皿を一口づつ、味見してみました。
???・・・・・・
美味しかったとだけ申しておくことにいたしましょうか・・・
一番変わっていたのは汁物。
まず初めにダシの効いていない味噌汁。
お食事も中ほどになって、今度はダシの効いていない茶碗蒸し。
ほとんどコースも終わりに近づいて、ダシの効いていないほうれん草の吸い物が出てきました。
三度も汁物が出された和食。
日本人の私たちにとって、とても得した気分です・・・?
ここで付け加えておきたいのですが、中国の料理はけしてダシの効いていない訳ではありません。
家族だけで時間が許される限り、食べ歩きもしました。
ホテルの朝食以外に、朝の飲茶や米粉麺(ビーフン)。
これはコクがあってうま味が引き出された店が多かった。
夕食のレストランも変わったお料理が楽しめましたが、隠し味が効いて、とてもうまい。
夜食で食べた 小さな店の串焼きは、塩コショウ、香辛料が効いている。中国版キャバーブといった感じで美味しい。
同じく夜食で・・・屋台のおでん屋さんおだしは中華味と昆布だしがとても効いていて、ある意味に本のおでんより美味しい。
さすが本場・・・
ホテルであてがわれた昼食や夕食も とても美味しい品が多く、辛いだけでなく、ダシが効いてうまい。
ちんぴやしょうがや肉の脂や骨などの隠し味が、野菜や豆などの材料と絡み合って、本当に深い。
中国のポトフといった具合で、美味しいし体も温まる。
『郷に入れば郷に従え』とはよく言ったもので、中国ではやはり中国のお料理が好きな私たち家族でした。