(写真は郡山城の桜)
柳澤文庫 奈良・郡山城内
先日、夫と柳本文庫に行った時のこと。
私にとっては二つの大きな収穫があった。
一つは 春日大社のおん祭の絵図があった。
多分 『春日大宮若宮御祭礼図』だったような気がする。
1)庭の部分に、少しみすぼらしい身なりの人々。演じるような腰掛けているような絵。
2)入り口には、竹笹の鳥居。写真(上 ↑)のような形式とは少し異なる。
3)見ていり貴族は屋敷の高台から。
4)屋敷と庭の境には、やはり竹笹の鳥居。但し入り口の鳥居よりは、高く、庭を見やすく考えられている。
5)貴族は鳥居の間から、庭(人々)を見る。鳥居が境界線となり、布や扇子で顔を描くしいないこととして人々を見る必要が無くなるのではないかと、勝手に解釈。
二つ目は、『南都大仏修復勧進帳』
これには萌える。
少し、ハイになり、心は高揚。
いつもながらの乱鳥である(笑み)
柳澤文庫は展示数は多くはないが、面白いものが多く結構時間はかかる。
また屋敷内は木でたてられ趣深く重厚な居心地の良い空間。
図書館も設けられ、使用可能。
この空間もレトロで品が良くまた行きたくなる。
長時間ゆっくりと過ごしたい空間。
柳澤文庫には、他にも『大和名所図会』など興味深いものが多い。
可能な方は、是非一度 行かれることをおすすめする。