細かい事に口を挟む社長は小物か？

　今日は今月決算を迎える別会社の3月試算表を点検。
　後は細かい調整をするだけだけどね。

　小規模事業者の財務諸表は、手を打てば直ぐに改善しますから。
　身の丈でやってますから、小規模が合ってるんですね。
　赤カブ不動産屋にはね。

　でも大企業と言えば大変だよね。
　東芝なんか、ＷＨ（ウェスチイングハウス）買収なんか、社長は内容知ってたのかしらね。
　それが今倒産の危機を迎えてるんですからね。
　担当役員に丸投げだったんでしょうかね。

　こんな記事がありました。
　シャープは本当に復活できるのか
　

　シャープ戴社長の記者会見を大西氏が纏めたもの。
　戴社長は鴻海精密工業テリー会長の懐刀のようです。

　戴社長は300万円以上の2000件を超える決裁自らしてるようですね。
　シャープは担当役員が単独で150億もの決裁をしてた例もあったと。
　（社内決裁権限はあったのでしょうが）
　社長と副社長が単独に投資して、いかにも効率の悪い状態だったり。
　そんな結果が偶発債務の発生だったりしてたと。

　ガバナンスの問題だと。

　この7か月2000件を超える決裁をして。
　そんな細かい事まで社長がやるのかと言われる。
　しかし、鴻海ではそれが当たり前だと。

　大西氏の〈解説〉日本ではよく「いちいち細かいことに口を挟む社長は小物だ」と言われる。
　しかし本当に優れた経営者は自分の会社のことを隅から隅まで知り尽くしているものだ。
　

　日本の大企業では職務権限で全て任せるのが現状でしょうし。
　それが東芝のような危機を生んだかもしれませんね。

　ましてや中小・小規模事業者でも任せてしまい。
　自分の会社を知らない社長もいますからね。
　
　赤カブ不動産屋の尊敬する前職の創業者なんて。
　移動時間の車の中でも決裁してましたよ。
　1000億の売上になってもね。

　まあ、不効率ではあったが、数字や稟議を通してね。
　会社の隅々まで、誰よりも知り尽くしてましたね。

　バナナ屋から今や2000億企業を作った創業者は小物だったのでしょうか…
　ましてや社員に任せて、文句ばっかり言ってる中小企業の社長は大物なのでしょうか…

　まあ、赤カブ不動産屋はね、小さい「身の丈」で気持ち良くやれれば良いんで。
　でも会社を大きく成長させようと意気込む社長にはね。
　参考になると思いますけどね。
　
　でも「会社経営へ熱意」から始めないとね。

　熱意も、意欲もない赤カブ不動産屋には参考になりませんがね。
　何せ、元気で楽しく、「365日遊びで仕事」が目標ですから…

　本日も面白かったよ。
　応援いただきありがとうございました。
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