赤カブ不動産屋の独り言

 赤かぶを作り、漬けて30余年。今年は焼畑は止めて漬けるだけ。
 不動産や広告で起業して10年になります。助けられて。

大阪から帰りました

2011-07-14 16:21:18 | 日記
 伊丹から羽田へ、11時着。
 昨日のセミナーの内容、忘れる前に書いてみます。

 経産省出身の岸 博幸さん。
 元官僚で小泉内閣の時、竹中大臣の秘書官など歴任。
 そんな背景がある事を分かった上で読んでみてください。

 氏は震災対応に三つの問題が現れていると。

 1.復興、復旧支援の遅れ
  復興基本法の成立は阪神淡路大震災の時は震災後、約30日で。
  今回は100日。
  政治主導と言いながら、実態は官僚依存になっている。
  例えばがれき処理。
  産業廃棄物法は基準は国が作るが、処理するのは市町村、しかし、被害を受けた市町村  ががれき処理をスピードを持って出来るわけがない。
  やっと今月に国が処理できる法律が改正、成立すると。出先の国の機関や公務員総動員  でやるべきをやっていない。

 2.原発事故の対応
  資源エネルギー庁と東電の癒着、経産省の原発推進との癒着がある。
  原発再稼働の問題。
  3/30原子力保安院は全国の原発の安全対策を指示
    その後安全宣言
  5/6浜岡原発を突然停止へ

    保安院が2度目の安全対策を指示、実態は書面で僅かの期間のようですが。
    またまた安全宣言
    海江経産大臣と経産省官僚の安全宣言に突然の管首相のストレステスト導入の話

  これは無政府状態だと。
  
 3.経済、財政運営
  震災対応に消費税導入の話が出てきた。
  震災が無くても消費税率アップの動きはあり、財務省が政治家をまるめこんでいる。
  財務省は日本の経済等眼中に無い。

  日本は1997年に消費税率を上げ、その時の税収は53兆円。
  以来、一度もこの53兆円を超えていない。
  日本は震災が無くても、15年間デフレが継続している。

  このような時の増税は更にデフレになる。
  今は積極財政出動の時であり、第3次補正で検討されている10兆円は国債を発行し、日  銀が市場で買い戻せばいいんだと。

  外国や財務省に言われるような日本国債の暴落は無い。

 さらに、氏はこのような時に分かった事が有ると。

 日本は現場の力が有ると。
 被災された工場も震災の翌日には社員総出で、復旧に動き、政府の力も借りず1か月で工 場が動き出したり、
 岩手ではがれきの山で生命線の道路が使えないところ、5日で使えるようになったとか。

 危機に瀕しては自称エリートは使い物にならず、現場の力が日本にはあるんだと。

 菅首相の代わりに野田財務大臣や自民党の谷垣さんになっても、増税論者。
 10兆円の補正も政策が変わらなければ1年でデフレに戻り、産業の空洞化が更に進み、
 2013年は大変な年になるだろうと。

 最後に氏は震災後どのようになるか分からない変化がある。所謂パラダイムシフトが有る が誰にも分からない。
 ですから被災地に関わり続ける事が大切だと。皮膚感覚でその変化を見つけてほしいと。

 赤カブ不動産屋も納得できるところは多く、震災後すぐ、被災地に入り今でも南相馬市や 他の被災地とも関係しているようです。
 経産省出身ですが解体しないとこの東電の改革は出来ないとも言っていました。他の省に 分散すれば十分可能のようです。

 通産省と言えば保安院のテレビに出ていたヅラで不倫の人は先輩で、インサイダーで告発 されている人、今話題の方は直接の上司のようです。

 仙石さんから恫喝された経産省の話題の古賀さんは今、経産省から退職を迫られているよ うですが、まだ辞めないようですね。

 
 メインはNPOの関係なので一言。
 赤カブ不動産屋のNPOは今年も良いセミナーを継続し、中小企業に役立つ取り組みをする旨、話しました。

 
 冷ややっこですね

 
 豆腐シュウマイ

 
 湯葉の田楽

 昨夜は豆腐づくしでした。
 
 今日もありがとうございました
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