ご無沙汰してますm_m
低気圧ごおごお、欠航が続いている御蔵島です。
・・・晴れてるんだけどね〜海荒れてんのよ〜。
肌寒くなり、半袖はむろんムリ☆長袖セーター着てます。
古壺がやったらひっついてくる季節です ←Love♪
つわぶき綺麗♡
さて。
あちこちでふきんご(←御蔵ことば=つわぶき)が咲くこの季節はかつどりの巣立つ季節。
毎晩のように夜の里にはかつどりの落っこちてくる音が響きます。
どんっ☆
慣れてるとは思えど、たまに脳しんとう起こしてる子もいるから心配しちゃうよ〜;;;
そして先日夜、事件は起こったのだす;;;
*ちょっと前のことなのね、書こう書こうと思っててなかなか書けんかったんよ〜
夜、床下でゴソゴソと音がしていました。
???
・・・古壺・・・は、
ウチに居る・・・
はて?
チューの音は知っている(涙w
もっと大きな、ばさばさとした・・・コレは・・・
かっちゃん;;;;
どこから侵入したのか?
床下をゴソゴソして回っている音がする!
古壺が気配で起きだして、くんくんすんすん匂いを嗅ぎ回っている!
そんなんしなくても☆ 臭う!カツドリ臭ハンパ無い!
ごそごそごそごそ。。。ばさんばさ。。。
中から壁にぶちあたり、もがく音が聞こえてくる;;;@@
げげげ〜〜☆
なんとか出て行ってくれ〜〜〜☆
と、懇願するも、入って来た裏手に行く気配はなく堂々巡りな音がする☆
しばらくすると、玄関のあたりで音が止まった;;@@
そぉ〜っと羽目板を外す・・・と、
果してそこにはかっちゃんの丸い頭が覗いてた!
背後から恐る恐る覗いていた古壺、フーーーーッッッッ☆と一声吹いて?私の後ろに隠れ(おい;;;)
革手袋とカメラ、速攻取りに行ってる間にかっちゃんは奥へ行ってしまい;;;
古壺は開いた羽目板から床下へ;;;
・・・コレは・・・;;;@@
か・・・狩り・・・?
狩りをしてしまうのか?!古壺ーーー???!!!
と、ちょと考えたけど、その可能性は限りなく低いだろうと考え直し、
そして出来れば、古壺に追われて入った場所からかっちゃん出てくれることを祈りつつ、
その晩は寝た。←世の中には出来ないことはたんとある
さて次の朝、起きると古壺は股間で寝てたw
古壺はカツドリ臭くはなかったので、昨晩床下のかっちゃんとの接触は無さげ。
・・・っツーコトは・・・どうやらナニゴトも無く・・・?
じゃぁ、出られたのかな?
と、昼を越え、すんなり事件のことは忘れ去り。
そして、夜。
ごっそごっそごっそごっそ。。。。
まだ居る〜〜〜〜〜☆☆☆
これで古壺は手を出してないことが判明し、そして自力で出て行くこともナイ;;;ことが判明し、
なので、かっちゃん大救出開始!
居るらしき場所の狙いを定め、そこの床板を外し・・・居た;;;
暗かったのでよくわからないけど小さめかっちゃん
かつどりはツツガムシ保持疑惑があるので注意☆革手袋装着!
とりあえず何でもいいから捕獲。
革手袋の上からガジガジ齧る☆
嘴の先はかなり尖っているので素手だったら流血の大惨事必須☆
と、いうことで、
齧られながら夜の闇を歩いて「たりぼう」(地名:港から上がってきた最初の大きなカーブ)まで逃がしに行った。
途中会った人からは「あらカワイイ」とか「今夜は焼き鳥だ!」とか言われつつ、
ブンっと西風に乗って海に消えて行きました。
床板を外すのは初めてとしても、この季節、いったい何羽のかつどりが里に落ちて来るのやら?
オオミズナギドリは飛んでる時に、明かりに惑わされて空から落ちて来るらしいんだけど、
東京都が数年前、里に設置した街路灯、めっちゃ眩しいんだよね。
確かに、内地に比べれば街路灯は少ないし道は暗め。
でもだからってびカ!っとして、人間だって目に痛いような照度にする必要は無かろうと思う。
村の人は夜、必要がなければ出歩かないし、
保護鳥であるオオミズナギドリ=かつどりが居るの判ってんなら、あのルクスは命取り。
某観光協会が以前その旨、申し入れしたらしいけど、なんだかんだ言って交換してくれないらしい。
ナニがエコツーなんだかさ〜、都心にいる都のヒト、もー少し現地を考えてケロ!
今期、救出したオオミズナギドリは既に4羽。
皆!無事に飛んで行け〜〜!