私のご飯は古壷の後。
なのに古壷はぶにゃぶにゃと欲しがります。
阻止しても阻止しても、あきらめず果敢にトライする古壷。。。
むむむ~~~☆
イタダキモノの缶詰を開けたので、「よし!コレで釣ろう」計画。
例によって味付きなので、缶をさっと洗い横に置いたら、
あら?古壷ちゃん♪
まんまと、缶に首を突っ込んでいます。
よしよし♪久々にゆっくり食事じゃ♪
。。。
食後、お詫び(?)に、古壷を膝に乗せ毛を梳かしていました。
・・・?
ナンか・・・魚、臭い・・・・・・『!』
頭を突っ込んでいた古壷の頭がイワシ臭くなってしまいました;;;;TyT;;;;;
今日は雨。
明日も雨。
ヤツを洗えるのは、いつ???
「こつぼ」は、今では私にとって「古壷」ですが、
鎌倉逗子周辺に住む人々にとっては「小坪」になります。
「こつぼ」と聞いてもなかなか「小坪」が頭から離れない。
または「子壷」だとか「小壷」だとか、
読む方により、いろんな漢字が当てはまっているようです。
そもそも、なぜ古壷か???
座ってる後ろ姿は、確かに「壷」型をしている。。。;;
先日、帰郷した際に、何人かで話している時、変な顔している「ち」が、いました。
どしたの?と、聞いたら、
「私、前の職場で『こつぼちゃん』って呼ばれていたのよねー」。。。
彼女は小坪に住んでいます。
「低気圧の接近に伴い荒天が予想されるため、本日出向予定のカメリア丸は欠航となりました」
ふ~ん。。。
最初の頃には「役場はそんな放送までするのかぁ。」と、興味津々だった気もしますが、
今となっては・・・;;
風が吹き過ぎると、家から出られないし、
雨は、風に煽られ上下左右360度から降り攻められるので、
なおさら外に出たくありません。
なので、
こんな日にはブログの更新が滞りがち。。。
いやいや、
言い訳ですな・・・;;^^
本来ならば、島の西にあるエビネ公園にて青空の下、
黄楊の植樹なども行われるはずだったのですが、
雨だったので小中学校の体育館で。でした。
当然植樹は、ナシ。。。
んー、ちょっと残念。
それでも、かなりの数の村民が集い、
焼き鳥や飲み物などの屋台も出て、
なかなかの盛況ぶりでした♪
いくつかのレクリエーションの後、
いよいよ塗り絵の時間です。
小中学生は塗り絵ではなく、スケッチ。
エビネを描いてもいいし、ほかの物を描いてもいい、らしい。
こちらは私は関係、ナシ。
机の上にいくつかのエビネ蘭が置かれました。
ほぼ全てが白い花。
紫が濃い花。
葉が大きい株。
ニオイエビネもありました。
おばあちゃんたちは、クレパスが配られた時点で、もうコーフン。
「懐かしーなー、オラたちが子どもの頃は、東京の土産と言えば塗り絵だったんだぁ」
「はれ!同じ色がないだんきゃ!」
「重ねればいいだんきゃ!」
「これはどこだ?」
「オラには難しくてできねぇ!」
「しまった、眼鏡を忘れた!見えねぇよぉ!」
まー、賑やかなこと☆
しかし、口ばかり動かしているワケではありません。
ある方は柔らかく、ある方はみっちりと、
それぞれが見る、それぞれのエビネの花。
子どもの時からずっと、見慣れて居たであろうエビネの花。
ほんの30分ほどの間に、美しい14枚の塗り絵ができあがりました♪
「やー、できたなー」
「眼鏡がねぇからわからなかった」
「コレでいいんきゃ?」
いいもなにも、楽しんで頂けたでしょうか?
この塗り絵、しばらくの間、中里で展示するそうです。
ステキですよー♪
見にいらっしゃいませんか?
。。。
後日、「ああいう時はよ、クレパスがどういう色になるか想像つかないから
ほかの紙にチョチョッと試し書きするんだよな。オラは昔、そうしてたぞー」
!はいっっ!!!
利用者の方々が、月に数回、絵を描く際に、
何が使い易いか、その方法は?等々を、
介護サービスを行っている方と相談して決め、当日も付き添うというもの。
私が絵描きだということで、白羽の矢を立てて下さった模様。
・・・なにをして、さしあげられるんだろう・・・?
御蔵の高齢者の方々は、とてもお元気です。
晴れてさえいれば、朝早くから畑に行き、作業。
20kgの堆肥袋も、ヘタすりゃ担いで持っていってしまいそうな程、
元気がミナギっていらっしゃいます。
身体を動かすばかりでなく、島の流行や話題にも敏感。
畑を手伝う私の手元が危ないと、鮮やかなお手並みを見せてくださる。
島での料理方法を尋ねると、あれこれ教えてくださった後で、
「アンタがた若い人たちには、もちっと固くってもイイかもしれねぇな」
と、そんなことまで気を配ってくださる。
まだ越して間もない頃、道ばたでスケッチしている私を見つけ、
「アンタ絵描きだな。オレは大地主だ。描け!」
と、発破をかけてくださった方もいらっしゃいましたっけ。。。;^^
確かに、お若い頃の水汲みや、黄楊背負いの重労働により、
今は身体が思うように動かせない方も、いらっしゃることは確か。。。
しかし、中身は超 !!!!!!!! お元気です。
その方たちに、してさしあげられることはなにか・・・?
丁度、東京から黄楊で葉書を作るワークショップがあるということで、
その葉書に、この季節に咲くエビネ蘭を描いたらどうか?
ということになりました。
「あ~、でもお年寄りたちは『描けねぇ!オメェ描け!』って言われると思いますよー」
「塗り絵にしましょう」
。。。「塗り絵」。。。;;-_- デスかぁ。。。
うむむむ~~~~~☆
実は、私が昔から、どうも苦手としているのが、この分野。
幼い頃には塗り絵ができず・・・いや、できずというよりは、やりたくなく、
線のとおりに塗ったり、同じことを繰り返したり、
何よりも、見本通りに描けというのが、耐えられませんでした☆
だから、先頃から巷に反乱する「大人の塗り絵」などという分野も、
#っなんて個性を無視したオーボーな商品!大人をナメちゃイカン☆☆☆
と、本屋でひとり、勝手にムカついたり。。。
それを、私がするのかぁ? どーする?私!?
。。。
数日、迷っていましたが、
島のお年寄りたちは、
もしかして絵の具さえ触ったこともないかもしれないこと、
好奇心は旺盛ながら、実は恥ずかしがり屋なこと、
等々を伺い、決心。
♪ナメた塗り絵じゃなきゃイイんだ♪
簡単に紙すきのできるキットで作った黄楊の紙ができました。
塗り絵をするのは「エビネ祭り」で、です。
エビネ祭りの日までの二日間、作業日を頂き、
以前、私がスケッチしたエビネ蘭をアレンジし、葉書大に作画。
エビネは花が小さいのですが、花茎や蕾にとても綺麗な諧調があります。
12色セットのクレパスは柔らかく、混色が容易なので、
その諧調をできるだけ再現するように、見本用も用意しました。
利用者の数、14人、紙の数も14枚。
黄楊紙は脆く厚みが一定でないため、コピーができません。
オソロシイことに、失敗も許されません☆
一枚一枚手描きでしたが、一本一本の線を大切に描きました。
・・・ん?ロハですロハ。
事前に出来上がった見本と線書きの塗り絵台を、何人かに見て頂きました。
「はれ~綺麗だな~」
「はれ~こげなもん、もったいねぇ」
「オレは7枚欲しいなっ」←いや、コレは無理;;
誰よりも御蔵を愛しているのもこの方々です。
「御蔵の黄楊の紙に、御蔵のエビネ蘭を描くだんキャ♪」
「もちっとエビネが長けりゃ立派だったなぁ」←葉書だもん、無理!!
今日はエビネ祭りの日。
どんな塗り絵ができるでしょう?
もちろん私もそばで付き添いますが、手は出しませんよ~♪
ああ、どんな塗り絵ができるのか?
ものすごく楽しみです!!!
・・・いやいや、こういう言い方をすると、
「いままで電気すらなかったんきゃー☆」などと誤解を招きます。
電気はついてました。
・・・ついていたというか、引いてあったというか、通電していたというか。
電気はあったのですが、もともとの電気器具は、
暗い円形蛍光灯20W
少し明るい蛍光灯40W ・・・ダケ。
はっきり言って、水洗トイレの方が光っていたもんね ← しつこい;;
セルフリノベーション(←こんな言い方あるんですか?)で、やろうとしても、
さすがに家全部の電気系統はちっとコワい。
今まで、ちょっとしたコンセントとか、電気器具とかの修理は経験済みながら、
3回ほど、感電とかしていますし。。。☆
日本の電圧では、そんなにショックは強くありませんが、
銀紙噛んだ時~~☆みたいな感触が手先に残るのは、できれば避けたい。
「た」さんにお願いしました。
やって頂く際に、よくよく拝見してはいるのですが、
なんかよくわかりません。
スイッチは片線でイイ、とか云々・・・はて?
もともとこの家の電圧は、ほぼ最低レベルの15Aしかありません。
去年末にベッドルーム、居間、トイレ、お風呂場,台所など、
ほとんどの電気は、支障がないくらいに、つけて頂いていたのでしたが、
アトリエの電気が40Wしかなかったのでした。
注:こう言うと、なにやら部屋がいっぱいあるように思われるでしょうが、
ウチはワンルーム、ベッドルームは中二階(屋根裏)。
トイレ、バスのみ別っス。
節電と、むーでぃーな演出のため、←ウソ
居る部屋は、そんなに明るくなくても構いません。
しかし!アトリエは明るくしたい!
暗い場所で描いた作品は、どことなくパワーが足りません。
雰囲気があって、とか、サラッとした感じで、とか、
そういうことではなく、薄い感じがしてしまう。
搬入の際に自分の作品を開けて、そのあまりの薄さにギョッとしたこともあります。
暗いアトリエは禁物なのですにゃ。
そして今日、アトリエに今までの2.3倍の電気がついたのでした♪
ま、それでもまだまだ電気工事が終わった訳ではない。。。
物資がないので、今度内地で部品を調達してこなくっちゃー☆
やって来た時には、ボロボロガリガリだった古壷。
特に手足が・・・もとい・・・足が、
なんだか細いなぁ、とは思っていたんです。
そのうち栄養がちゃんと回ったら、
虎みたいにのっしりするかなぁ。。。
。。。
私は虎が大好き♪です。
今年が寅年だからとかではなく、
もちろん動物園でしか、見たことはありませんが、
あのダイナミックな大柄の模様♪
獲物を狙う目つき(テレビでしか見たことはナイ)
前から見た体の細さの割に、のっしりしたアノ足♪♪♪
よし!古壷「虎さん」計画だ!!!
などと、のほほんとご飯をあげ続けていたら、
「これ、メタボだよー」
え”っ???
・・だって、欲しいというだけ与えていいと;;
およ?
確かにこれは・・・下っ腹がタル・・・;;
・・・やばっ☆
古壷!キミはこれから減量開始じゃ!
「ぶにゃ~~~っっっっ☆」
構想第一次段階として、まずはハーネスに慣れてもらわねばなりません。
「使わないから古壷ちゃんに~」と、ハーネスを頂いたので、
古壷に着けてみました。
・ん”~~・・
あ?ちょっと嫌?
すぐに脱走。 ←大丈夫、家の中だから
ふうん、体が抜けるということは?
・・ハーネスが大きいのだな。。。
どする?
ぶにゃーーー。
ふんじゃぁまぁ、もちっと大きくなるまでに、
せめてベストだけでも慣れて頂くことにしましょうか♪
再度着せ・・あれ?嫌がらない?
ぉ?
なんだかそのまま遊んでいるではありませんか?!
よしよし♪
この調子で、たまに着せ、
慣れた頃にはもう少し大きくなっているでしょうし、
そしたら、外にも連れ出してみようかしら?
そしたら一緒に、スケッチにも行かれるかニャ~♪
出島、スケッチ、あれやこれやと、
ひとりぼっちでお留守番の多い古壷。
ごめんよー。
ぶにゃ。
私が家にいる時には膝の上から離れません。
一人で置き去りは淋しいよね。。。
そこで!
古壷を連れ回せるように仕込むことにしました。
名付けて『古壷スケッチ猫構想』策定。
にゃんこは家につく、とか、にゃんこによる、とか、
小さいうちから慣らせばイイ、とか、イロイロ聞きますが、
肝心なのは古壷がどうか?だす。
♪ふっふっふっ。。。