「シマにあるから」と、名前に「シマ」がつく動植物は多いです。
これもそのひとつ「シマホタルブクロ」。
内地・・・というか、湘南近辺のモノに比べ、
花が小さく、花の枝分かれも頻繁です。
花の色も、ほぼ白。
今、里や山のあちらこちらに鈴なりに咲いています。
昔から、本当に蛍を入れて光らせてみたいと思いながら、
微妙にシーズンがずれるせいか、一度も試せていません。
島でやってみられるかな?
・・・そういえば、シマに蛍はいるのでしょうか?
サクユリが咲き始めました。
サクユリはカサブランカの原種といわれていますが、
どこに咲いていても、その強烈な芳香でわかります。
これからしばらく、島の中のどこに居ても見ることが出来ます。
あでやかです。
サクユリはカサブランカの原種といわれていますが、
どこに咲いていても、その強烈な芳香でわかります。
これからしばらく、島の中のどこに居ても見ることが出来ます。
あでやかです。
和名「定家葛」
御蔵名「ふうとうかずら」
ガクから伸びた筒状が、途中からくっきりと折れて、
四方に分かれた花弁のふちが、プロペラのように少しカールした、
白い可憐な花を六月頃につけます。
藤原定家の名が付けられたこのつる植物。
能の演目の「定家」では、
神に仕える身の式子内親王と藤原定家が、禁じられた恋に落ち、
定家が、都を追われた後、それでも彼女を忘れられず、
葛に生まれ変わって内親王のお墓に絡み付く。
内親王の霊が旅の僧に、成仏させてほしいと願い、
法力により、墓にまとわりつく葛はほどけ、内親王は自由の身になるが、
なぜか内親王は、僧に感謝した後、再び墓に戻り、
もとどおり定家葛が墓を埋め尽くし、墓も跡形も無くなる。
、という伝説が伝えられています。
鎌倉の家のすぐ側に、能舞台があったので、
ちょくちょく観に行きました。
謡が気持ち良くて、つい寝てしまうことも多かったけど、
寝ては覚め、現と幻を行き来するような能の世界に浸っているのが好きでした。
御蔵で初めて定家葛を見て、あまりに可憐な花なので驚きました。
いま、足下の赤い葉を見ながら、
花と紅葉が一緒に集うかのような、この葛。
定家の切なさを、そのまま謳っているような気がします。
・・・御蔵では、なぜ「ふうとう」か???
ソレはまたの機会に。。。;;
御蔵名「ふうとうかずら」
ガクから伸びた筒状が、途中からくっきりと折れて、
四方に分かれた花弁のふちが、プロペラのように少しカールした、
白い可憐な花を六月頃につけます。
藤原定家の名が付けられたこのつる植物。
能の演目の「定家」では、
神に仕える身の式子内親王と藤原定家が、禁じられた恋に落ち、
定家が、都を追われた後、それでも彼女を忘れられず、
葛に生まれ変わって内親王のお墓に絡み付く。
内親王の霊が旅の僧に、成仏させてほしいと願い、
法力により、墓にまとわりつく葛はほどけ、内親王は自由の身になるが、
なぜか内親王は、僧に感謝した後、再び墓に戻り、
もとどおり定家葛が墓を埋め尽くし、墓も跡形も無くなる。
、という伝説が伝えられています。
鎌倉の家のすぐ側に、能舞台があったので、
ちょくちょく観に行きました。
謡が気持ち良くて、つい寝てしまうことも多かったけど、
寝ては覚め、現と幻を行き来するような能の世界に浸っているのが好きでした。
御蔵で初めて定家葛を見て、あまりに可憐な花なので驚きました。
いま、足下の赤い葉を見ながら、
花と紅葉が一緒に集うかのような、この葛。
定家の切なさを、そのまま謳っているような気がします。
・・・御蔵では、なぜ「ふうとう」か???
ソレはまたの機会に。。。;;
カツドリの巣穴の入り口に、卵の姿が見えました。
・・・そんな見えるところに置いといて、良いのか?
と、思いましたら、
カツドリ君、卵は二個生んでも一個しか孵化させないそうです。
最初に生んだ卵を残すのか?
後からのにするのか?
健康そうなほうを残すのか?
可愛いほうを選ぶのか?
・・・ナンでしょうね?
カツドリは一生涯、同じ相手と添い遂げるそうですが、
子どもの顔とかも、忘れないのでしょうか?
巣立ちしてからも、たまに海で会ったりすると、
「ピギャ~久しぶり、母さん」
「あら、元気でやってる?」
なんて、会話するんでしょうか?
御蔵には、様々な木いちごがありますが、
コレもそのひとつ。
割と大きな木で、枝にびっしりと小さな実を付けます。
最初見た時には、このオレンジ色が、実なのか花なのか?わかりませんでした。
色形的には、ちょっと毒々しい・・・かな?
食べられると聞き、手に取ると、
他の木いちごと同じように、実が粒ツブに分かれます。
甘くはありませんが、ほんのり酸っぱく、木いちごっぽい味がしました。
御蔵では食べるの? たべない。
お酒には? 漬けない。
ジャムには? 煮ない。
なんだかちょっと、かわいそう。。。
エビ網にかかった「テングダイ」、やっとこさ完成しました♪
魚のスケッチは数日かかるため、
トロ箱に氷を詰めてその上に置き、描きます。
ウチにある冷凍冷蔵庫は小さく、とても魚用の氷など賄えないため、
漁協の魚保存用の氷をリユース、使わせて頂いています。
ありがたいことです;;;TvT;;;
「テングダイ」は秋から冬にかけてが旬だそうで、
刺身、塩焼き、煮つけ、フライ、ムニエル、唐揚げもgoodとある。
御蔵では例によって食べない魚に分類されますが、
実は美味しい魚らしいです。
甲冑をつけた武士みたいな魚の正面顔が、またコレもタイヘン面白く♪
それをもう一度描きたいので、再トライ予定です。
ちなみに次に掛かったら、ちゃんと〆てから描こうと思います♪
この、エビ網にかかる魚シリーズ。
昨年から着手しているのですが、まだ4枚ほどしか出来ていません。
描くのに時間がかかるせいもありますが、
時化れば網を置きに行かれないし、網を掛けても捕れるとは限らないし、
六月から八月いっぱいは、エビ網禁漁期☆なので、再び不可になります。
枚数が、ある程度揃って展覧出来るまでには、まだまだかかりそう。
そこでお願いです♪
釣りや漁で、もし、要らない魚が捕れた際には、
是非とも!お譲りいただきたくm( _ _ )m
よろしくお願いします!!♪
梶苺(カジイチゴ)の見事な枝がありました。
御蔵名前は「アビ」
冬芽から伸びた枝先に、波のような白い可憐な花をつけ、黄色く甘い実をつけます。
全長3mはゆうにありそうな、大きな枝。
ほぼ全ての枝に、たわわに実っています。
スバラシい♪
食べるにも描くにも、もう少し実が大きくなるまで待ちましょう♪
。。。数日後。
ワクワクしながらスケッチブックを持っていくと、
・・・あれ?なんだか感じが違います。
???
やっぱり違う・・・。
所々の実が無くなっています。
ふうん、きっと鳥に食べられたのね。
烏もメジロもたくさんいるものね。
まったく色付いた実から食べるんだから。。。
。。。?
ふと、下を見ると、実のとれたガクが累々と。
んーーーっ?
鳥が食べるか?こんな風に???
もしや。
ヒト。。。?
最初はただの「海綿」にしか、見えませんでした。
あまりの「海綿さ」がとても可愛い、カニ!
エビ網に、よくかかります。
海綿を取ったら、どうなるんだろう?どうするんだろう?
描き終わったら、ちょっと剥かせてもらおうと思っていました。
しかし、、、描いている途中でお亡くなり;;TmT;;
ごめんなさい。
せっかくだから、剥くか、と、思いました。が、
あまりの臭さに、海へお帰り願いました☆
「モクズショイ」です。