「暗い!コワいよ!」
随分前からアトリエに通う子ども等に言われていたことです。
ウチは村の外れにあるため、家の入り口が森。
夜になれば、ぬばたまのような暗闇が、みっしりと広がっている、
その脇の、これまた暗い階段を上って来なければなりません。
夜、出掛ける時にはヘッドランプ必須なんです;;;;==
実は私もコワいんです;;;;;==
すぐ下には作業員さんたちの宿舎があります。
仕事がある時には夜でも明るく灯がともりますが、冬場は休業期なため、連日真っ暗☆
作業している時はまた、階段下で水浴びとかされていたりするので油断は禁物なのですが、
・・・ま、それは置いておいて・・・
で、
住居に関する、数ある懸案事項のひとつだった『外に電灯欲しい』。
どうすればイイか?と、「た」さんに聞きに行ったのが先週のこと。
島の方々は皆さんいろんな免許をお持ち、いろんなアイデアもお持ちです。
とりあえず聞いて、それから方法を考えようと思っていたら、
「ボランティアでやってやるよ!」
@@?!なぬ?!@@?!
普段は、友だちにならねぇとか仲間にならねぇとか頑張ってやって下さい!とか、
憎まれ口ばかりたたいている「た」さんの、意外な(←失礼)発言!!!
逃すか!コレを!!!
そのうちなんか言って来て下さるだろうと思っていた月曜日午後、「た」さんが現れ、
「なんだ東京行ったんじゃなかったのか!居ないと思って作業しに来たのに!」
と、突然作業が始まりました;;;;
「ここにスイッチ付ければいいか?」
「ぃや、そっちにして!」
「まったく!居ないうちなら勝手に出来たのにな~」
ぃやぃや、居て良かったよ・・・;;;==
「電線、空に引っぱればいいな」
「木に引っ掛ける?風が吹くと揺れるから鉄柱立てないと危ないよ」
「地面の中か?!」
「気休めだけどホースの中通せば丈夫じゃない?」
「じゃぁ掘れ」
・・・
いきなり土木工事が始まる;;;;==
地面に敷いた石、ひとつ外してホースを埋めるのですが、元通りに嵌ってくれません;;;
脇で作業していた「た」さんは、それを見ながら「何でも屋だな~」と、おっしゃる。
「た」さんにはまだまだ敵いませんがな;;;;;
「階段は地面に転がして置けばいいか?」
「手すりに付けられない?」
「いくつ欲しいんだ?」
「最低三つ」
のったらもったら掘っている間に、階段部が出来てます ↓
「手すりを子どもが触っても、これなら安心だな」
年期が入った配電盤用のスイッチ、電線やテープ、真新しいホース等など・・・
「た」さんの玉手箱、スゴい!
途中にはナゾのジャンクション。
「電球がまだ来ないから最後まで出来ないのよ!」
イロンナコトガデキテ、イロンナコトニヤクダテラレル
ソンナヒトニワタシハナリタイガンバルマス!
「た」さんは時々、オネェ言葉になるんです~ ♪
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