♪ 卯月の非日常 ♪

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イタリア・ミラノ旅 三日目 ~其の一 トリノへ~

2011年03月26日 10時07分55秒 | @トリノ

 

 

 朝4時半頃起床。

これはもう時差ボケの範疇か?

 

とにかく今日は特に大事な一日!
早起きして、ネットして、準備して・・・ホテルを脱出!

 

 

早朝のアーケードは無人。

こういう景色って昼から想像付かないね。

 

朝の広場は静まりかえっていた。
透明な空気が清々しい。
ドウォーモは荘厳なまま沈黙。

 

向かった駅はミラノ中央駅である「Centrale駅」(:M3)。
ここから多数の列車、特急列車が発車します。

 

 


格好いい駅です。
外観はさらに格好いいんだけど、今回は撮影していません。
すんません、せっかくの修復後なのに・・。

 

 

でもこの大理石の加減がその美しさを醸し出しているでしょう?

朝早くに、たくさんの移動客で賑わっていました。

チケット売り場(自動販売機アリ)で、トリノ行き二枚購入。
一人32ユーロでユーロスターでGO!
一等席に乗りたかったのに・・・あっさり二等席・・・汗。
言うの忘れてた・・・・。

 

 

 

こちらが発着場。
たくさんの列車が一同に観ることが出来ます。
ちょっと興奮しますね。

 

私たちが乗る「ユーロスター(FRECCIA ROSSA)」は2009年に取り入れられた新しい列車。
名前の意味は「赤い矢」という。

最高時速300km。
とても速い。

トリノまで・・・なんとー!1時間03分なのです。
(一時間・・・大阪→名古屋間 by 新幹線)

 

中も広々快適な座席。
テーブルもドーンと中央に配備。
広げることもできるので、モノを乗せるのも問題なし。
二等車でも充分だ!
ご飯を気軽に食べることもできる。

ちなみにこの列車には「食堂車」があります。
一等席と二等席の間にあるんですけど、今回はちょっと遠いので利用しませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同じ時刻に、発車した列車にはこれでもかというほどの落書き。


FRECCIA ROSSAはまさに赤い矢
弾丸のように速く、その快適さはかなりのものです。

30分ほど走ると・・・遠くに山々が見えてきました。

 

なんとなく懐かしい気分にさせてくれる、雪山の連なり。

 

結構 標高高いんだろうな。

ピエモンテ州=山・・・というイメージの私には納得の風景。
トリノも三方を山に囲まれているしね。

同じ形のかわいい建物が山々に映える。

 

Porta Susa 駅」で一旦停車、その後最終駅である「Porta nuova 駅」へと向かう。

 

 

おお!すっごく晴れてきた!
トリノで雨はイヤだと思ってたが、これは期待できる天気。

 
駅をでて、街をみて・・・・トリノって大きいんだ~とびっくりした。

「当たり前・・」と主人にあきれ顔で言われたが、
それもそのはず・・・「イタリア統一」後の1861年から1865年までは首都だったのだから。

もちろん歴史上、サルデーニャ王国(Regno di Sardegna)時代の首都でもあったが。

 

 


駅舎も立派すぎて、ちょっとおののく。

 





バスはこの駅前からドンドン出ています。
広い街だから、バスじゃなきゃ大変。
さて、駅前の「インフォメーション」で「チケット」について聞いてみた。

 


 





今回、トリノに来た目的のほとんどが「チョコレート」だからだ。
「チョコパスと呼ばれる冊子(チケット)を購入せねばならない。

「駅の構内の中にあるのよ~!」と言われて、とぼとぼ駅構内へ。
確かに、駅の発着場の端っこにありました・・・・。

そして観光客たちの列に並ぶこと30分ほど・・・<よく我慢した>、なんとかゲット!



これがチョコパス」でございます!

お店の場所MAP!12ユーロなり。

歴史あるカフェとパスティッチェリア(お菓子屋さん)で試食&お得な特典が受けられるツーリストのためのカード。
2日間有効です(過去の記事には日間有効と書いてありましたが・・・)

 

 


これらのお店、近いようで遠い・・・。
徒歩で渡り歩くのは苦戦するのだけどそれは次の記事で!


 

 


 

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イタリア・ミラノ旅 二日目 ~其の四 「FIORE」でディナー~

2011年03月26日 08時44分34秒 | @ミラノ

 

 

 

 


 

 

話は反れますが・・・

 

さて、↑ こちらは「トラム」「バス」「メトロ」「国鉄」に使えるチケット一日券24h=3ユーロ)です。
これは旅行者には必須アイテム。

 

まずは打刻します<これが大事

一回券=1ユーロ(75分:メトロだけは1回のみ)
二日券(48h)=5.5ユーロ
10枚綴り=9.2ユーロ


後は自分の予定次第でチケットを選びます。

 


 

「FIORE」
Via Savona 59 ,Milano

 

 

疲れ果てた身体に、美味しい料理と麦酒。

このお店は特にカツレツが美味しいです。
分厚い骨付き肉はじっくり揚げられていて、中までジューシー。

主人もナンバーワンカツレツ!と喜んでいました。

リゾットもプリッとした海老が美味しくって!ちょっとお粥っぽいリゾットも胃に優しい~。

 

リガトーニ

 


スタッフに日本女性が居たことにびっくり。
帰りはどういう方法がいいですか?と聞いたところ、トラムをオススメされました。

美味しくて安い(二人で58.5ユーロ)お店ですが
ミラノの中心部からは少し離れています。

 

 

 

 

14番トラム。

 

歩き疲れた身体にはトラムが優しい・・・。
このままホテルまでのんびり乗っているだけです。

 

 

部屋からの風景。

 

この日は特別に疲れました。
すぐにバタンとベッドへ・・・・・。

 

 


 

 

 

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イタリア・ミラノ旅 二日目 ~其の三~

2011年03月26日 07時54分22秒 | @ミラノ

 

 

 

お腹も満足したところで、まだまだ目的を果たすべく、駅へと向かいます。
ミラノは建物がすごくおしゃれ。
↑ のも、木と石の組み合わせがすごく目を惹きました。

 

 

イタリア統一150周年を迎えた今年三月十七日。

至る所に、それらしい飾り付けが。

 

 

 

 

 

 

さて、「Moscova駅」(:M2)へとたどりついた私たちがさらに地下鉄で向かったのが
Porta Venezia駅」(:M1)です。

 

地下から地上に出たのはいいが・・・目的地の方向がさっぱり・・・。
ここはそのへんの「おじさま」に聞くのが最善!と
ひなたぼっこ?していたシニョーラに聞いてみました。

英語で・・・・(^_^;)


しかしおじさまは「only イタリア語」だったのです。
でもじっくりゆっくりとイタリア語でお店の方向を指さし、教えて下さいました。
おかげで無事「スーパーメルカート ESSELUNGA(エッセルンガ)」に到着!
http://www.esselunga.it/

 

Viale Piave, 38/B
  20129 Milano (MI), Italy
  +39 02 2047871

スーパー大好きな夫婦なので、とにかくお肉・生ハムコーナーへ。

 

 

 

さすが!「エッセルンガ」!
品揃えもバッチリですね。
片っ端から買いたかったけど、やはり胃袋に限界があるので、そこそこ控えめに。

この他に精肉(総菜と生ハムなどを量り売りしている)コーナーに向かいました。

 

 これ!「ラルド(=ラード 豚の背脂の塩漬け)」が欲しかったのだ。

100g購入!

 

指先の熱でとける脂、口に入れるとよい塩加減。
とろける感覚は絶品です。

 

ここでは、ジュースやヨーグルトなどを買い込み重い荷物を一生懸命持ちながら一度ホテルへ帰りました。


 


 

しばしの休憩の後・・・・Naviglio Grande へと向かいます。
    (ナヴィリオ運河地区)

「Porta Genova駅」(:M2)下車、徒歩10分ほど。

 

この辺りは運河を挟んで、「アペリティーヴォ」の美味しいお店や骨董品、本屋、雑貨屋が並んでいて
とても趣のある地区となっています。

 

以前は「トラム」が走っていたのですが、現在は駐車場のように車が並んでいますね。

 

 

 

 




 

可愛い橋もこの地区にはぴったりです。
露店もゆっくりとした時間が流れているように感じます。

 

 

こちらのお店では夫婦共々気に入ったデミタスカップ&ソーサーをセットで。
15ユーロでした。

 

 

 

 

 

 

こちらでもいろんな雑貨があったのですが、割れ物は極力避けて「スリッパ」。
足の疲労からか、こういうモノに目が向きますね(笑)。

 

 

店員さんかと思った・・・・・ショーウィンドウ。

 

 

夕暮れ時にもなると、少しずつ人が増えてきて、夜には活気が出てくる町です。

 

 

そろそろ私たちも、本日のディナー場所へと移動。

 


これが苦戦した~!!

トラム+徒歩で40分ほどかかったかな。
近くて遠いレストランに疲労困憊。
途中公園で一休み。

思わず愚痴すら出ました。


普段なら「タクシー」を呼ぶのですが、ミラノは「タクシー停車場」以外では乗降を勧めていません。
おかげで、流れているタクシーを拾うこともあまり出来なくなっているのです。

とにかく疲れた・・・・・足が。

 


 

次の記事へ・・・・・

 

 

 

 

 


イタリア・ミラノ旅 二日目 ~其の二~RIGOLO でランチ~

2011年03月26日 07時15分57秒 | @ミラノ

 

 

 

 

次に向かったのは「Turati 駅」(:M3)。car

 


ここに「ヴィンコット」を扱っているお店があると本で知り訪れました。

 

友人のお土産に・・・と探したのですが・・どうもあやふやな記憶から、なかなかお店を見つけることが出来ませんでした。
朝から動きっぱなしなので疲れ果て・・・仕方なくランチ候補のお店へ。

 

 

「RIGOLO」    Via Solfelino 11, Milano
12:00~14:30、19:30~23:00
02-86463220

 

 

おおっと!なんともクラシカルなお店。
でも愛想のよい店主が出迎えてくれました。
ランチにはちょっと早い12時(イタリアでは1時からが当たり前)でしたが、
いそいそとテーブルにつき、空腹と疲れを癒します。

 

まずは命の水とパン。

 

一息ついてようやくメニューを拝見。
ふむふむ・・・まずまずのお値段。(11~25ユーロくらいかな)

※ランチやディナー・・のお店選びはほとんど「ガンベロ ロッソ(イタリアのグルメ本)」からチョイスしています。
今回も主人に一任しています!

色々考えた結果、「ボッタルガ(カラスミ)」に目がない私はそれをチョイス。

 

 

登場したのは・・・・・絶句するほどボリューミーな「ボッタルガ」。
まるでお肉ですね。

からーい玉葱と豆が敷き詰められたお皿の上にこれでもか!と珍味「ボッタルガ」がひらひらと乗っています。

そしてこれが超絶な旨さ!
ガツンとくる塩辛さとペッパーの刺激。
その上、玉葱が辛くてこれまた旨い!

さすがにこんなの食べたことない・・・・。贅沢な気分にさせてくれます。

 

ナイスチョイスと言われた「アスパラガス ビスマルク風」は柔らかいアスパラで久々に野菜の旨さを感じました。
半熟卵にたっぷり絡めて チーズがほんのり良い香り。

 

 

このイカスミリゾット・・・・旨すぎて唖然。

食べたことないわ・・・・・。(^o^;)>

厚なイカスミとイカ本体の食感。
口の中で広がる磯の香り。
でも塩っ気は控えめで、旨味だけが口に残ります。

 

 

「ラビオリ」は食感の残るお肉が旨い、ミートソース系。
これも主人が絶賛していた。

 

 

あとは店主のお薦めデザートを頂き、濃厚な珈琲で〆!

二人で75ユーロとちょいとリッチなランチを堪能できました。


てか、ボッタルガの旨さとボリュームは一生忘れないだろうな。