朝4時半頃起床。
これはもう時差ボケの範疇か?
とにかく今日は特に大事な一日!
早起きして、ネットして、準備して・・・ホテルを脱出!
早朝のアーケードは無人。
こういう景色って昼から想像付かないね。
朝の広場は静まりかえっていた。
透明な空気が清々しい。
ドウォーモは荘厳なまま沈黙。
向かった駅はミラノ中央駅である「Centrale駅」(黄:M3)。
ここから多数の列車、特急列車が発車します。
格好いい駅です。
外観はさらに格好いいんだけど、今回は撮影していません。
すんません、せっかくの修復後なのに・・。
でもこの大理石の加減がその美しさを醸し出しているでしょう?
朝早くに、たくさんの移動客で賑わっていました。
チケット売り場(自動販売機アリ)で、トリノ行き二枚購入。
一人32ユーロでユーロスターでGO!
一等席に乗りたかったのに・・・あっさり二等席・・・汗。
言うの忘れてた・・・・。
こちらが発着場。
たくさんの列車が一同に観ることが出来ます。
ちょっと興奮しますね。
↓
私たちが乗る「ユーロスター(FRECCIA ROSSA)」は2009年に取り入れられた新しい列車。
名前の意味は「赤い矢」という。
最高時速300km。
とても速い。
トリノまで・・・なんとー!1時間03分なのです。
(一時間・・・大阪→名古屋間 by 新幹線)
中も広々快適な座席。
テーブルもドーンと中央に配備。
広げることもできるので、モノを乗せるのも問題なし。
二等車でも充分だ!
ご飯を気軽に食べることもできる。
ちなみにこの列車には「食堂車」があります。
一等席と二等席の間にあるんですけど、今回はちょっと遠いので利用しませんでした。
同じ時刻に、発車した列車にはこれでもかというほどの落書き。
FRECCIA ROSSAはまさに赤い矢。
弾丸のように速く、その快適さはかなりのものです。
30分ほど走ると・・・遠くに山々が見えてきました。
なんとなく懐かしい気分にさせてくれる、雪山の連なり。
結構 標高高いんだろうな。
ピエモンテ州=山・・・というイメージの私には納得の風景。
トリノも三方を山に囲まれているしね。
同じ形のかわいい建物が山々に映える。
「Porta Susa 駅」で一旦停車、その後最終駅である「Porta nuova 駅」へと向かう。
おお!すっごく晴れてきた!
トリノで雨はイヤだと思ってたが、これは期待できる天気。
駅をでて、街をみて・・・・トリノって大きいんだ~とびっくりした。
「当たり前・・」と主人にあきれ顔で言われたが、
それもそのはず・・・「イタリア統一」後の1861年から1865年までは首都だったのだから。
もちろん歴史上、サルデーニャ王国(Regno di Sardegna)時代の首都でもあったが。
駅舎も立派すぎて、ちょっとおののく。
バスはこの駅前からドンドン出ています。
広い街だから、バスじゃなきゃ大変。
さて、駅前の「インフォメーション」で「チケット」について聞いてみた。
今回、トリノに来た目的のほとんどが「チョコレート」だからだ。
「チョコパス」と呼ばれる冊子(チケット)を購入せねばならない。
「駅の構内の中にあるのよ~!」と言われて、とぼとぼ駅構内へ。
確かに、駅の発着場の端っこにありました・・・・。
そして観光客たちの列に並ぶこと30分ほど・・・<よく我慢した>、なんとかゲット!
これが「チョコパス」でございます!
お店の場所MAP!12ユーロなり。
歴史あるカフェとパスティッチェリア(お菓子屋さん)で試食&お得な特典が受けられるツーリストのためのカード。
2日間有効です(過去の記事には3日間有効と書いてありましたが・・・)
これらのお店、近いようで遠い・・・。
徒歩で渡り歩くのは苦戦するのだけどそれは次の記事で!