庵野総監督の「シン・ゴジラ」、何10年ぶりかで映画館で見てみる気が起きました。
ネタバレはなしです。
年々上昇するチケット代にうんざりしていたのですが、これは観る価値がありそうだし、年齢でチケット代が安くなるとのことで、出かけてみました。
鑑賞前に、ポップコーンとコーヒーを仕入れました。上の画に歴代のジブリ映画の主人公たちがいます。
上映会場が11番!!と全体が巨大でビックリです。
さてここからは映画そのものについてとこれからの映画について考えを述べさせていただきます。
「シン・ゴジラ」は、エンターテイメントとしては十分に楽しめました。最初の総理大臣の存在に少し吹き出してしまいました。
風刺が効いています。
日本映画にしては構成がアメリカ映画っぽくてテンポが適度に良く、飽きさせない構成になっています。
出演者が多い事もあるのですが、個々の俳優に関してえ〜って感じの人もいることはいます。
でも総じて地味な人で構成されているので、変に目立ちません。
日本人は最後のテロップが終わるまでしっかり観ていますので、黒背景に白抜き文字だけで、延々と見せられたのには少し興醒めしました。
工夫が欲しいところです。
内容は、最後までポンプ車をどう使うのか謎でしたが、そんな疑問も吹き飛ばすように一気にケリをつけました。(技術的は??でしたが、そういう細かいことはどうでもいいんだという制作者側の意図が見えます)
立川基地や横田基地なども出てきたのですが、ミリオタには少し残念な内容かも知れません。
まあ、全体的に飽きさせない良い出来だったと思います。
さて映画の環境ですが、そもそも今時24fpsで作るのはやめてもらいたい。大画面でカクついて見えて目が疲れます。正直、この理由のためだけに映画館で見るのが嫌なのです。
今時、ゲームに慣れた若者に観てもらいたいなら60fpsで上映して欲しい。パンとかされると酔ったように気分が悪くなります。
あと4kもしくは8kで撮影しているのであればもっと解像度が良くてもいいはずだが、ドットが見えるあたり何とかならないの?そもそも何で16:9なの?最近の映画ってそうなのかな?TV放映用に合わせている?だとしたら映画館で観る理由も無いな。4K対応テレビでアップコンバードしてみた方が綺麗かも。
音響は昔は大きけりゃいいいだろうという感じでしたが、最近は部屋も小さめな事もあってか、普通の人には適正かもしれません。私にはまだ大きかったので耳保護のため少しティッシュを耳に詰めました。
大きい部屋ではレターボックスとかで高解像度で観れるのかもしれませんが、そうすると同じチケット代というのが合点がいきません。
以上が、久しぶりに映画館で見た感想です。