1年ほど前に購入した、chorale 845シングルアンプ、この度手放すことにしました。
理由はいろいろあるけど、
(1)低音はすごいが、中高音がくすんでいて立体的で無い。低音も若干ブーミー。
(2)消費電力が大きく、夏はクーラーを付けながら聞くことになる。エコじゃない。
(3)2階が重いせいか、直下のドアの締まりが悪くなってきたので、25kg減量する。
くらいかな。
最も大きいのがもちろん音質で、700~800Vのプレート電圧を使用している内部に手を入れて改造するのも怖いし、
FU-50アンプも床に転がっていて邪魔だし、どいてもらうことにしました。
すぐに同じchorale製の300Bシングルアンプに切り替えて聞き比べましたが、明らかに300Bシングルアンプの方が
中高音が透き通っていて解像感もあります。
低音も締まっていて気持ちが良いです。
FU-50アンプ(実際にはロシア製のGU-50を挿してある)の、このブログで紹介した改造で、すごく聞きやすい音になっていることに
あらためて気が付き、床に転がしておいて申し訳ないことをした。
まだ、出力管とのカップリングコンデンサを交換していないので、まだ良くなる可能性があります。
球は全て中国製から交換をしてあります。
GU-50自体は、戦時中ドイツ軍が戦車で使用していたものらしく、お鍋の蓋は熱くてもここを持てば交換できるようにしてあるらしい。
それを戦後、ロシア、中国が互換球を出してきたもので、作りは明らかにロシア製の方がしっかりしている。
さて、これでアンプ用の自作ラック(200kgに耐えられるように製作したつもり)の1段目がこんな感じになりました。
VAIO VGN-U50はNASと無線でつながっていて、下のONKYOのSU-77 USBオーディオプロセッサにデータを渡しているだけです。
最近、曲の始まった後の無音時に、「シー」という音が入ることに気が付き、SU-77の電解コンデンサ等をリフレッシュするかと考えてます。
VAIOの方も度重なるMicrosoftのバージョンアップ攻撃で、256MBのメモリがキュウキュウ言ってます。
XPもそろそろ潮時か!?
2段目には、DENONのスピーカーと、chorale製の300Bシングルアンプが乗っています。
このスピーカーは、それほど効率の良い物では無いので、もっと高効率のスピーカーがあれば交換したいと思ってます。
アンプの切り替えは、ラックを前にずらして裏から手で差し替えてます。
そのため、キャスターには1個50kgに耐えられる物を、8mmのボルトで留めてあるのです。
便利なのですが、地震が来たらこのアンプが襲ってくることになり、どうなることやら。