ショップ ダンケ

ドイツ雑貨「ショップ ダンケ」のオフィシャル・ブログ

週末に

2004-01-25 00:00:00 | インポート
どこへも出かけられない。学期末が近づき、試験作成をしなくちゃいけないしなあ。進級手続きも近づいてきて注意信号が灯っている学生に、こちらもシビレを切らしつつある。今年のホテル学科の学生には、エントリーシートを含め文章を書かせる課題を多くやらせたので、学生の考えていることが多少わかって面白かった。学生は、ヒーコラ言ってたけど。

今週、私が長年愛を捧げている歌手、アート・ガーファンクルがマリファナ所持で逮捕のニュースに、びっくりこきました。折りしも職場のいつものメンバーでの飲み会で、アトランタに冬休み一人旅でS&G公演も制覇されたちまき先生から、お土産にパンフレットとTシャツをもらって超ごきげんだった翌日の出来事だったんで。パンフの写真を1枚1枚見とれて、うっとりしてたのに、スポーツ新聞に「ガーファンクル逮捕」の字が躍ったのには、ショックでしたわ。これで、S&Gアメリカツアーについでの日本公演も期待されたけど、幻になる公算は高いわね。

こんなことで、私の彼に対する愛は、もちろん変わりませんよ。ただ麻薬に関しては、日本では、ミュージシャンが使用して逮捕され、みじめな姿を追いまわされて謝罪を求められる例が多いでしょ。やったことに比して、スターにとって何より大事な名声が傷つけられるので気の毒だと思うだけ。槙原くんのときも、かわいそうだった。アメリカでは、ゴシップ程度ですかね。でもあの知的で清潔なアートがという衝撃度ゆえに反響があったのは、皮肉だよね。

麻薬に関しての刑罰の重さは、国により様々で、シンガポールのような死刑になる可能性まで引き上げているのは問題であれ、旅行者として、その国を訪れるなら、
その国の取り決めを心得るべきでしょう。だからポールマッカートニー氏が、昔、日本への入国審査で、麻薬所持が見つかり、日本に来ていながら公演中止になったことがあったけど、あれはポールが軽率だったと思う。

アートは、世界放浪する旅人としても有名だけど、今度のことが原因で、今後他の国での入国審査で不愉快な思いをするかもと思うのは深読みでしょうか?現在、アメリカへ入国する外人は、何かと入国審査でで入念なチェックを受けてうんざりしている。反対のことは起こりうるのだ。プライベートな旅行であっても、アートが日本の入管で、ひっかかることはありうるかも。アーティ、愛は変わらないよ。