が続いている。日本のマンションは、鉄筋コンクリートなのだが、何となく窓から、すきま風が部屋にすべりこんでくるような気がする。カッチイは、かなり厚い遮光カーテンをしているのだが、、これがけっこう効果がある。しかし日中、うちにいるとき、カーテンを閉め切っていると、部屋が暗いんだよね。
暖房を入れるより、キッチンで煮炊きをすると、けっこう部屋が暖まる。お料理ができあがるにおいが部屋に充満するのも、ほこっとした気分になる。
寒い日は、暖かいものが一番。鍋物やシチューのような汁物がいいが、今日は、グラタンにしてみた。といっても、ホワイトソースを作らないで、チーズをたっぷり入れるだけでできるカンタングラタン。
トリ肉、ホールトマト、ほうれんそう、茹で上がったパスタ(今日はペンネ)という順に、オリーブオイルで炒めていくだけ。スライスしたにんにく、オレガノやバジルを入れて、イタリアン風味に味付けして、ワインも入れトリ肉のジューシーなうまみが全体になじむようにする。
トマトの赤と、ほうれんそうの緑の組みあわせは、彩りをひきたてあってキレイ。そして炒めた材料を、グラタン皿に移すだけなのだが、チーズは具材の間にサンドイッチするように入れて、上にもたっぷりのせるのがコツ。こんがり焦げ目をつくまでオーブンへ。熱々を食べる。なかから、チーズの糸がひくのが美味しいんだよね。
阪神大震災から10年経ち、さまざまな特集番組があったが、10年という年月が経ってしまったことに、改めて感慨がある。
最近、いよいよドイツのことが遠くになる気がする。ドイツ旅行情報より、日本の吉岡くん情報のほうが優先してしまうもん。
旅行業界の人間として現場を離れたという事実にも、後ろめたさを感じている。ここらで、なんとか自分のなかで、ゆり戻しをかけたいという気がしている。
暖かい部屋で、満腹になったおなかをなでながら、テレビの旅行番組を見ているだけではつまらない。しかし、旅をすることじたいより、旅を語ることに魅力を実は感じているのかもしれないと思う。
今のところ、個人的な旅行記をアップすることより、このサイトが日本にいる人がドイツに旅行するためのポータルサイトになるように努めたい。ドイツ旅行のデータベース作りは、必要だと思うから。
おっくうがっていては、前に進まないね。