太刀魚は旬ではないので、同じく血液や体液を補う、いか・牡蛎・あわび・豚肉・鴨肉・合鴨などでも('-^*)ok
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年12月13日 - 13:11
熱エネルギー不足が気になる場合は、鶏肉・鹿肉・えびなどでどうぞ。
日照時間が短くなると、ホルモンや自律神経のバランスが崩れて心身にいろいろな症状が出ることがあります。中医学的では、腎の熱エネルギー不足が大きな原因のひとつと考えることができます。
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年12月12日 - 16:54
#冬季うつ #腎陽虚
腎には受精時に両親からもらい受けた有限の生命エネルギーが貯えられています。これを腎精(じんせい)といい、この腎精から、生命活動のおおもとになる体液とエネルギーが作られます。体液は全身を潤して養って乾燥を防ぎ、エネルギーは温めて体温を維持し、代謝や血行を促進します。
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年12月12日 - 17:00
腎精から作られる体液を腎陰(じんいん)または真陰(しんいん)あるいは元陰(げんいん)といい、エネルギーを腎陽(じんよう)または真陽(しんいん)あるいは元陽(げんよう)といいます。この腎陰が不足すると心身の活動が低下し、うつ症状が起こります。
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年12月12日 - 17:02
寒さは対局にある熱エネルギーを襲いやすく、容易く消耗させます。今年のように颱風から一転、急に気温が下がると体の防御機能が追いつかず、寒さを受けて腎陽を消耗しやすくなります。11月以降例年より寒い日が続いているため、ちゃんとケアしていなと更に腎陽を損なってしまいます(T_T)
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年12月12日 - 17:04
実は。腎陽は体表のバリアの原料でもありますが、腎陽不足では体表のバリアも虚弱で、より寒さを受けやすく、寒さが容易に体の奥に侵入して、腎陽を消耗刺せます。
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年12月12日 - 17:05
体表のバリアが虚弱になると、寒暖差についてゆけない、低体温、ちょっと動くと汗が出て退きにくい、発汗後の倦怠感、かぜをひきやすい、疲れやすい、人混みで疲れる、人酔いする、色や音がうるさい、肌あ体毛のハリやツヤがなくなるなどの症状が現れます。抑鬱感も伴うようなら腎陽不足かも?!
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年12月12日 - 18:24
この他、腎陽不足では、下半身中心の冷え、冷えて体が縮こまって動けない、下半身中心あるいは下半身から全身に広がるむくみ、頻尿、排尿障害、水っぽいあるいは未消化の下痢、早朝の腹痛や下痢、お腹の脹り、食欲不振、精神疲労、疲労倦怠感、食欲不振、喘息、動悸、月経異常、不妊なども現れます。
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年12月12日 - 18:28
更に。寒い日や寒い場所、冷たいものや生ものの摂取で悪化するようなら、腎陽不足がうつの原因。
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年12月12日 - 20:06
抗うつ剤を服用するよりも、お部屋の暖房、防寒対策、食餌の改善などが先決です(`_´)b
痩せ我慢していると、知らず×2のうちに腎陽を損なって、気づくと動きたくない…いや動けない、起きられない、気力がない、なんてことにΣ( ̄д ̄;)
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年12月12日 - 20:13
屋内で厚着しているから大丈夫。と思っていても、厚着で温める熱源は自分の体温なので腎陽不… twitter.com/i/web/status/9…
特に今週は寒波の影響で冷えやすいので、寒くなる前にお部屋を暖めておくことが大事デス。もちろん加湿も忘れずに。
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年12月12日 - 20:16
また。陽虚では自分を保温する力も弱いので、カイロなど物理的に温めるものの力を借りるのもオススメです。
暖まった部屋でキンキンに冷えたビール、お風呂上がりにアイス、炬燵でみかんなど冷たいものや生ものは、体を内部から冷やします。うまり。中から熱エネルギー=陽気を損なってしまうので、冬季うつの原因になります。
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年12月12日 - 20:18
特に。果物はビタミン補給にいいと思われがちですが、今が旬のみかんやりんごは涼性でそれ自体が体を冷やします。でもって。生食は体温より温度が低いので、人体に取っては冷たく、これも熱エネルギー消耗の原因になります。焼いたり、コンポートにするか、生姜やシナモンを一緒に摂るようにしませう。
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年12月12日 - 20:20
お寿司やお刺身などの生魚、生野菜サラダ、冷や奴など冷蔵庫から出してすぐのものも同様です。少しでもうつっぽい精神症状や腎陽不足の症状があれば控えましょう。
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年12月12日 - 20:22
反対に。陽気を補うものをしっかり取りましょう。
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年12月12日 - 20:31
鶏肉・牛筋・えび・どぜう・羊乳や羊乳製品・山羊乳や山羊乳製品・シナモン・コーリャン・なた豆などオススメ。
この他、腎のエネルギーを補うものもグー。
鹿肉・豚腎臓・烏骨鶏・鶏卵・うずら… twitter.com/i/web/status/9…
スパイスは体を温めますが、シナモン以外は、外界から受けた寒さを発散してトロ除いたり、温めて消化・代謝・血行をよくするものがほとんど。摂り過ぎると必要なものも発散して消耗したり、巡るものが不足しているのに巡らせ過ぎて空元気状態になるので、補うものと一緒に《少量》摂りましょう。
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年12月12日 - 20:34
にんにく・しょうが・ねぎなどの薬味も同様です。特に。にんにくは中医学では熱性に分類され、温めるはたらきが最大にして、消化や代謝を促進するはたらきも強いので、不足がある場合はオススメできません。脾の不足や機能失調があると、いつまででももたれたり、摂った後倦怠感や眠気が出ることも。
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年12月12日 - 20:37
入浴も大事デス!動くのも億劫なので、入浴なんてもっと億劫( ̄o ̄;)というのは百も承知。ですが。頑張って入浴した方が、体が温まって気血が巡り、心身の緊張もほぐれるため、精神症状が和らぎ、体も軽くなります。その日に受けた外界からの寒… twitter.com/i/web/status/9…
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年12月12日 - 20:39
うつうつ…。身もココロもテンション低…。とか思ったら。まずはお部屋と体をあっためて、熱エネルギーを補う食餌をしっかり摂って様子をみて下さい。それでも回復しなければ専門家に相談しましょう。
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年12月12日 - 20:44
あと。中医学では、精神も血液によって養われ、正常に機能すると考えます。そのため。血液不足は不安感、焦燥感、イライラ、精神抑鬱、不眠などの症状が出やすくなります。血液そのものを消費する月経前後や、出産や授乳で血液を損なう産後のうつなどは、血液不足が原因のことがよくあります。
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年12月12日 - 20:47
寒くなって心身に不調が出て、なおかつ月経、授乳中などで症状が悪化する場合は血液不足によって助長されている可能性が。男性でもスマホやPCによる目の酷使で血液不足の方が増えています。血液不足だと不安が募り、実際より症状をひどく感じてし… twitter.com/i/web/status/9…
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年12月12日 - 20:51
北海道や日本海側の各地では大雪となっていますが、昨日から更に気温も湿度も下がり、晴れて乾燥したお天気が続いています。屋内でも加湿してない場所では湿度20%。かぜやインフルエンザ、肌や粘膜の乾燥、血行不良、身体痛などに気を付けましょう。
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年12月13日 - 12:43
という訳で。体液や血液を補うレシピをご紹介♥
【太刀魚とオリーブのパスタ】
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年12月13日 - 12:54
太刀魚の干物をオリーブオイルで焼く。フライパンにオリーブオイル・葱の青い部分・椎茸を入れて炒め、白ワイン・オリーブペースト・塩・胡椒で調味。茹でたオリーブの葉入パスタと茹で汁少々を入れ炒め、最後に太刀… twitter.com/i/web/status/9…
珍しい太刀魚の干物は小豆島の知人の手作り。もちろん。オリーブオイルも、オリーブペーストも、オリーブの葉入パスタも小豆島産です♬オリーブ製品各種は通販でも購入できます。東京なら新橋のアンテナショップでも入手可能デス。
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年12月13日 - 12:56
【太刀魚】
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年12月13日 - 13:01
平~温性。甘・鹹味。帰肝・脾・胃経。
五臓を補う。消化器系を整える。脾を補い気を益す。肝を養い血液を補う。皮膚を潤す。乳汁分泌を促進する。
《注意》太刀魚アレルギー・皮膚炎・かゆみがある場合は禁忌。
【オリーブ】
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年12月13日 - 13:02
平性。甘・渋・酸味。帰肺・脾・胃経。
肺を清め、のどを潤して調え、体液成分を生む。解毒。魚の骨がのどに刺さったのを除く。
【レモン】
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年12月13日 - 13:03
平性。酸味。帰肺・胃経。
体液を生み渇きを止める。暑気払い。胃を整えて消化を助ける。胎児を安定させる。
【椎茸】
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年12月13日 - 13:04
偏凉~平性。甘味。帰脾・胃・肺経。
脾を補ってエネルギーを益す。胃のはたらきを調えて食欲増進する。ある種のできものを抑制する。できらない発疹や蕁麻疹を出して治す。脂質代謝を促進する。カルシウムの吸収を促進する。
【葱の青い部分】
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年12月13日 - 13:05
温性。辛味。帰肺・胃経。
寒さを散らして熱エネルギーの巡りをよくする。温めて血行を促進する。
【白ワイン】
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年12月13日 - 13:06
温性。甘・苦・辛味。帰心・肝・肺・胃経。
温めて経絡の通りをよくし、血液やエネルギーの巡りを促進する。寒さを散らし、筋肉の緊張をほぐして、痛みを抑える。生薬を必要な所に作用させて効果を高める。
太刀魚・オリーブ・レモンで乾燥で傷つきやすい体液や血液を補い、ねぎや白ワインで温めて血行を促進し、補ったものをよく巡らせます。あーんど。太刀魚・椎茸でエネルギーを益し、体表から寒さや乾燥が侵入したり、必要なものが漏れ出るのを防ぎます。カンペキw
— 泰生堂薬局 (@ookawa_taiseido) 2017年12月13日 - 13:09