●方法俳句390・材質発見2・依田明倫1・2018-8-2(木)
○「舟となるはずの木が夏小屋となる」(依田明倫1)
○季語(夏小屋・三夏)(「俳句界201303別冊・平成名句大鑑」より引用)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「材質発見」第2弾。ほんとうは舟になりたかったのに、どうしてぼくは夏小屋などになってしまったのだろう。17文字に楽しいメルヘンを閉じ込めました。
●依田明倫(よだめいりん)(1928~2017)
○好きな一句「白蚊帳の祖父にはいとまごひをして」(『農場』2013)2
○季語(蚊帳・三夏)(「俳句201406」より引用)
【Profile】:北海道出身。1948年→高浜虚子来道を機会に「ホトトギス」入会。「ホトトギス」同人。巻頭多数。1992年「夏至」創刊主宰。
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■Pickup前回の「材質発見」俳句20180315
「→木と生まれ俎板となる地獄かな」(山田耕司)(無季)(『大風呂敷』2010)
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