●色彩俳句0186・青019・夏目雅子01・2014-08-05(火)
○「青蚊帳にいつしかとなく落日」(夏目雅子01)
季語(青蚊帳・夏)
青い蚊帳が夕日に染まります。「いつしかとなく落日」という字足らずの言葉に、気付かなかった時間の経過がしのばれます。夭折の女優、夏目雅子の俳句です。
○夏目雅子(なつめまさこ)(1957~1985)
代表句「間断の音なき空に星花火」02
季語(花火・夏)
東京都港区六本木生まれ。白血病のため、27歳の若さで夭逝した女優。代表句は死の40日前に詠まれた辞世の句。慶應病院の病室の窓から、神宮の花火の輝きを見て作ったといわれる。(「レポート・夏目雅子さんの俳句 」より抜粋引用http://washimo-web.jp/Report/Mag-NatsumeMasako.htm)→俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)
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