VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

ミサワホーム、ゼロCO2・ゼロエネルギー住宅

2009年04月08日 | 住宅業界
今年はグリーンディール政策やら、日本の政策でも環境対策の投資や助成が大きくなっている。
住宅業界もその政策に合わせた環境対策商品で消費者の需要喚起を狙う。
今日は、ミサワホームから太陽光発電システムを搭載した商品3モデルの新商品発表があった。 
「ゼロCO2・ゼロエネルギー住宅、SMART STYLE-ZERO」@ウェスティンホテル東京
竹中社長から
「1992年に業界初で太陽光発電による売電契約した住宅を建てるなど、環境住宅への取り組みは早かった」と

近年‘エコ住宅’の取り組みで他社に遅れを取っていた事も反省し、この新商品で巻き返しを図る。

コストパフォーマンスの高いSMART STYLEシリーズに、太陽光発電パネルを効果的に搭載できるフォルム‘急勾配・大屋根’。
白い外壁も高い日射反射率を考慮した選択。(この角度はムジの家っぽい・・・)右、子供用に絵本も用意。
 
建物表面積を少なくすることなどで、Q値(熱損失係数)を1.66~1.77K/㎡Kに低減。室内に土間を採用し蓄熱・蓄冷効果も。
  
今回はエコ効果を段階別で3モデル提案。ゼロCO2・ゼロエネルギー・ゼロコストという「トリプルゼロ」を達成するモデルから
年間の光熱費の収支コストゼロのモデル、光熱費半額を目指すモデルまで初期コストにも考慮して選べる。
左は、光熱費半額レベル「ECOモデル」のコスト収支。 モデルハウスには風力発電の家庭用が登場。(外灯は賄える)
 
他にも雨水タンクやパーゴラを使った自然なエコ機能のエクステリアで工夫。
 
価格はトリプルゼロのモデル(43坪タイプ)で約坪63.6万年円~ECOモデル(32坪タイプ)で約坪59.8万円。
現在キャンペーン中の企画商品では、約7年で初期コストが回収できる太陽光発電オール電化モデルもあるという事。
国・地方自治体などの補助金が充実してきたので、今後、売電価格が上がってくると相当勢いがつく太陽光発電モデルである。