VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

広尾のイタリアンでイタリア帰りのイタリア・キッチン話

2009年04月27日 | Friend
銀座の吉井画廊を出て、広尾のイタリアン「リストランテ アクアパッツア」へ食事に向った。
ディナーコースをスプマンテでスタート。大好きな野菜のバーニャカウダにワラビなど山菜が!
  カラスミ添え
右、白魚揚げのせパスタは日本人らしいクリエイティブな美味しさ!ここまでが前菜。
  
お魚料理は勿論‘アクアパッツア’で。お肉がチーズフォンデュー風!これも楽しみながら味わう面白さ。
 
今日は元、同僚で今はクライス&カンパニー社の丸山社長のお招き。
寄っているのは後ろの席に注目・・・平沢勝栄議員など与野党交え4人の議員達。「TVタックル」メンバーの集い?
 「麻生が~」と。 
こちらがクライス&カンパニー社で●千万円の伊製キッチン(ミノティ・クッチーネ)を売る女!高原女史。
その高級キッチンが「今年は好調な売れ行き」と、驚かされる。金持ちに不況は好機という事か。
ワイン好きの二人に付き合って、白から赤から次々と・・・日高シェフがご挨拶に。
   
高原女史は週末ミラノ・サローネ出張から戻ったところで、その現地情報を共有してもらった。
今度は新しいブランドの家具も販売契約したようで、この時期、珍しく元気な話が聞けた。

さて、デザートもしっかり満喫したにも関わらず・・・日高シェフの案内で向ったのは
  
レストランを出た1階に4月オープンしたジェラテリア(ジェラート屋さん)アクアパッツア
  
日高シェフの「試食して下さい」というお言葉に甘え!
天然素材を使った100種類もあるらしいフレーバー。今日は無かったバジリコが人気という事だったが
私達はトマトのジェラートの美味しかった事に感激しながら、夜の広尾を後にした。





岸田夏子展@銀座:吉井画廊

2009年04月27日 | Friend
銀座の吉井画廊さんから「刻 観桜麗日」岸田夏子 作品展のご案内を頂き伺った。
                   ※作品展:2009年4月27日(月)〜5月23日(土)
「観桜麗日」と作品展のタイトルが付いた絵(右)をはじめ桜を描いた絵でギャラリー内が華やか・・・
 
少し遅れの、お花見気分でギャラリーを回る。 金箔・銀箔が地に使われ豪華! 
 
こちらが岸田夏子さん。かの岸田劉生のお孫さん=麗子像の娘さん!?という御血筋。
江田五月参議院議長など沢山のファンに囲まれていらしゃった。

豪快な全景の桜であるが、近くに寄ると無数の点で表現された花びらが繊細である。
 
 
お招き頂いた吉井篤志社長(左)と吉井長三会長もご一緒に。
「吉井社長、次はテニスでヨロシクお願いしマス!」

「三菱一号館」と「丸の内パークビルディング」 

2009年04月27日 | 社会・文化
三菱地所が取り組む‘丸の内再構築’、1998年~2007年を第一ステージとして丸ビルはじめ東京駅周辺で6棟のビルを完成。
2008年~の第二ステージは、大手町ー有楽町まで広げたエリアを再構築する。その第一弾となるプロジェクトが
「丸の内パークビルディング」・「三菱一号館」であり、30日の竣工を前に内覧会が開催された。
              (5月8日に地下1階の4店舗が先行オープン、商業ゾーンは9月3日にグランドオープン予定)
地上34階建ての「丸の内パークビルディング」と地上3階建て1894年竣工のジョサイア・コンドル作を忠実に復元した「三菱一号館」。 
 丸の内最初のオフィスビル、向こうに丸ビル
内覧を前に、新オフィスビルの5階で三菱地所・清沢広報部長と合場ビルアセット開発部長が概要を説明。
 広報部の石川副長が進行。
750億円のBigプロジェクトは、オフィスも新日本製鐵や三菱商事などグループ企業などで満室稼働でスタート。

まずはオフィス棟を内覧、1000坪あるフロアー面積は丸の内界隈では最大規模。環境対策が強化されたオフィスビルになっている。
 照明も省エネ型
窓は二重で、内窓は引戸型でエアフローウインドウという空気ファンが窓際の空間も快適にする。
 窓の外、線路の向こうにリクルートのグラントウキョウサウスタワーが見えた
ビル屋上には約60kwの太陽光発電パネルが搭載されている。

次に、明治27年竣工の建物を復元した「三菱一号館」に入る。タモ材・ワニス仕上の内装は格式の高い格天井。
  空調設備を巧く格納 
1階にあった銀行の窓口も復元、今回はカフェバーとしてオープンする。銀行当時の写真。窓口も復元された!
  
この「三菱一号館」全体は2010年4月に「三菱一号館美術館」として開館予定。それに先立ち9月には[竣工記念展]も開催。
  ガラス張りで構造を見せる。
大理石のマントルピースはオリジナル、フロアーは松の無垢材。石や鉄の階段にもコンドル・デザインの魅力が。
   
さてクラッシックな美術館棟から、「丸の内パークビルディング」と「三菱一号館」に囲まれた中庭広場に出た。
左は緑化された巨大な柱、そこからドライミストが吹き出るノズル。
  
保水性の舗装などヒートアイランド緩和の工夫が施され、夏にはサラリーマンの憩いの場となりそう。
  
また明治期のガス灯10基を復元、炎のゆらぎで都会のビル空間をレトロに彩る。

ところで、コンドルの設計図を忠実に復元した「三菱一号館」はビクトリア様式のクイーンアン・スタイルという事だが・・・
   
      (赤煉瓦230万個も当時の製法で中国にて製造したという)

実は私の家も、ビクトリア様式の中でクイーンアン時代のデザインを取り入れて設計してもらったもの。
赤煉瓦では無くサイディングだが、尖塔の雰囲気など共通点があって興味深かった。
今はジャスミンが盛り、WコーギーのBeth黄色はモッコウバラ

三菱の中庭にはコンドルが愛した、オールド・ローズなど40種のバラが見れるそう。楽しみなスポットになりそうだ。