VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

慶應丸の内シティキャンパス 

2007年11月30日 | 社会・文化
慶應丸の内シティキャンパス(三菱ビル10階)では社会人向けのカリキュラムが運営されている。
交友のある慶応SFCの渡邊朗子先生が運営する産学コンソーシアム[ESL(Eco Smart Life の略)プロジェクト]の流れで続くG-ESL研究会で
お話をさせて頂くことになって初めてシティキャンパスに伺った。
 慶応MCCの茂木社長と渡邊朗子先生。

「住宅の未来:住宅市場の消費者動向 ~団塊ジュニアが牽引するマーケットとは~」として、引き続き団塊ジュニアが牽引する住宅マーケットの状況と、それに対する各住宅会社のアプローチや住宅政策、今後のマーケット予測をお話した。
 多業種のメンバーで活動されている。

私が今後期待されるターゲットや住宅ニーズを書き連ねたので、参加者から「もっと住宅マーケットは厳しいのでは?」と疑問が出た。
前提として新築住宅着工戸数の減少を割愛して話をしてしまったから、ニーズが沢山有るように見えてしまった…

事実世帯数減少前のここ5年位であれば、持家のニーズも住み替えニーズも変わらず潜在しているのだが
今年のように規制強化など内外周辺環境の影響で簡単に足留めされる脆弱なマーケットである。

結果閉めてみると、サブプライムローン問題の震源地アメリカより日本は大きく凹んでしまうのかも…
マーケット的には何か起爆剤として概念が変わるような住宅の提案を、このような研究会から期待したいとも思う。




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